独立開業から根底にあるのは「友情」と「信頼関係」。ベンチャー企業における副社長の役割について
- 小学生の時の親友たちとの起業。
- 適材適所をする事、不得意な事を隠すことより得意な事を伸ばす。
- 互いの信頼関係があるからこそお互いに頼る。

ウェイビーマンです!よろしくお願いします!同級生で起業されたとのことですが、どういう背景があったのですか?
小学校からの同級生4人で起業しました。ただ単に家が近いだけですよね。僕と伊藤なんかは同じ道沿いで徒歩2分くらいの場所に住んでいて、他のメンバーも5~10分のところにそれぞれ住んでいました。
小学校時代から仲が良くて。4人に限らず、他の友達も含めたみんなでサッカーやゲームをしていました。普通の小学生です。中高では、4人全員がバラバラになりました。2人が私立に行き、2人は公立で。ただ学区が違ったので、全員が違う学校に行きました。
大学では、僕と伊藤がたまたま一緒になりました。伊藤は高校から慶応に行っていて、僕は大学受験で慶応に入ったので。そこでまた仲良くなり、残りの2人も含めて「4人でちょっと飲もうよ」という感じで、毎月飲むようになったのです。
ずっと一緒だったわけではないのですね!
そうです。一時はみんなバラバラでした。そして大学3年生になると当然就活の話が出てきます。「どういう仕事する?」みたいな話もするようになり、それぞれやりたい仕事の方向があったので、「お互い頑張ろう」という話をしていました。ただそのときから、「みんなで力を合わせて何かやれたらいいね」とは言っていて。
それが30歳なのか40歳なのか、それとも50歳なのかは分からなかったのですが。未来の話として、それぞれが勤めたところで専門的なスキルを身に付け、みんなで事業ができたらいいよね、と。冗談半分、本気半分で話していて。
そのタイミングが、たまたま23~24歳で訪れました。僕はそもそも高校生くらいから起業したいと考えていたので、何の抵抗もなく一緒にやることを決意しました。
結構早い段階で、夢が実現となりましたね!
はい。ただ、起業して最初の半年くらいは売上ゼロで。全くお金が入らない。事業も4つくらいうまくいかなくて、5つ目ぐらいで回りはじめた感じでしょうか。4人でスタートして、4人が飯を食うのは大変です。いわゆるカップラーメン生活をしている時期もありましたね。
その後、売り上げが伸びてきて、人も雇えるようになりました。そうなってきたときに、創業メンバーの1人が辞めてしまって。それからも、会社的には成長を続け、今に至ります。
ちなみに、創業メンバーの一人が辞めてしまった理由は何だったのですか?
一般論的でお話すると、いわゆる音楽バンドの「方向性の違い」みたいなものだと思います。今も友達としては仲良くしていますし、ケンカ別れではありません。もちろん、意見の相違はありましたけど。
結局、4人でスタートしているので、それぞれ目指すものや方向性は異なる部分がありました。最初は食べていくために必死でしたが、稼げるようになると、方向性の違いが気になるようになる。
それで「僕たちが本当にやりたかったことってなんだったっけ?」という話をしていたとき、みんなが本気で「起業支援」をやろうと考えていましたが、一人だけ方向性が異なっていたのです。今後のことも考えて、辞める決断をしたのだと思います。
経営者間で想いやビジョンに違いがあると、ずっと一緒に働いていくというのはなかなか難しいのではないでしょうか。だからこそ友人同士で起業する場合には、「何がやりたいのか」という話し合いを重ねていくことが大事だと思います。
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