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サロン開業取扱説明書【第5回】お客様に選ばれるために

ポイント
  1. オープン直後の行動指針
  2. お客様のターゲットは決めているか
  3. お客様の声の重要性

目次 [非表示]

オープン直後の行動指針


ようやく念願の自分のサロンをオープンさせたものの、オープン直後から予約殺到で店 内が賑やかというケースはレアだと理解していることだろう。 ではこの時間のある時にサロンでどのようなことを行えばいいのだろうか?
ここでは、ホームページの記事更新やチラシ作成などのサロンにいなくても可能な内部作業ではなく、潜在的なお客様候補の人々にあなたのサロンをアピールできる方法を行っ てみることにしよう。

朝は笑顔できれい好き

朝だけに限定するわけではないが、時間があって手が空いているのであれば店舗の前の掃除は欠かさないように行ってほしい。 私のサロンは1階にないから意味がないのでは?と思っているようではあなたには危険信号が点灯していると言っておこう。店舗前の掃除は別に暇を持て余すために最適だから提案しているわけではない。 あなたが露出を増加させることで、よりあなたのサロンに対するお客様への不安感が取り除かれ、親近感が増していくことになる。

ホームページやチラシなどの媒体にあなたのサロンのスタッフの顔写真は掲載している こととは思うが、実際にお客様となる可能性のある方が、あなたが店舗前を掃除している 姿を見ることで、より一層効果があることを覚えておくといいだろう。

ただ注意してもらいたいのは、面倒くさいという気持ちから不満を感じさせるような表 情で行うと逆効果になってしまうということだ。露出を行ってお客様にサロンをアピールすることを考えて掃除をする場合には笑顔で掃 除を行って周囲に挨拶をしていくことで、あなた自身と顔見知りになりサロンに足を運ん でくださる方も現れてくるだろう。

あなたのやる気も上がる

店舗前の掃除を行うと、周囲の環境を冷静に見ることができるようになる。

冷静になることで、今までは気が付かなかったサロンの欠点が発見できることもあるので、 店舗前を掃除することで得られる効果は多数であると言えるだろう。自宅でも同じだろうが、汚れた状態よりも掃除を行って部屋が片付いてスッキリしたほうが気分も上がっていくものだ。 特にエステサロンのように美容を求めて足を運ぶ肩をターゲットにしている場合にはきれいな環境を整えることは非常に大切な要素と言えるのではないだろうか。
 

些細なことかもしれないが、最終的には繁盛するサロンと普通のサロン、撤退するサロ ンの差は些細なことでも真剣にお客様のためにと向き合えるかどうかがポイントになって くると思われる。 毎日1ポイントの差が加わっていくとしても、毎日継続すれば他の店との差は遥かに大き なものになることは自明の理だろう。

お客様のターゲットは決めているか

みんなに来店してほしいとは思わないこと

エステサロンを運営する場合には、男性専用エステや女性専用エステというように性別 でお客様を絞っていくとは当然だと思われる。 男性か女性というようなお客様の絞り方はどこのサロンでも行うだろうが、ここから先の ターゲットの絞り込みをあなたのサロンでは行っているだろうか。

例えば女性をターゲットとしてサロンを作り上げたと仮定して、美容を追求して悩んで いる、すべての女性にサロンに来ていただきたいと考えていないだろうか。 少しでもたくさんのお客様に来店していただきたいという想いから女性全てをターゲットにしたい気持ちは本当に理解できるのであるが、それではあなたのサロンはその他大勢と 同じように、そう遠くない未来に埋没してしまうことだろう警告しておこう。

人間にそれぞれ感情と個性がある以上はすべての人が好きになるというものはどのよう な老舗や高級ブランドであっても絶対に存在しないということを、はっきりと頭で認識し ていないといけないだろう。その事実から目を背けてすべての人が喜んでくださるようにといつまでもありもしない 虚像を追いかけているのは、あなたの時間が無駄になるだけだと理解してほしい。 あなたのサロンにはあなたを好きになってくれる方がお客様であればいいのだ。

あなたの理想のお客様は誰だ?

すべての方がお客様になるわけではないと理解したところで、あなたのサロンの理想となるお客様像を作り上げていこう。 理想のお客様像が描けなかったり、ケースバイケースで変化していくと、一貫したサロン のアピールを行うことが厳しくなり、結局あなたのサロンが何をやりたいのかがターゲッ トとなる方へ伝わらなくなってしまうので注意が必要だ。

どんな人でも来てくだされば問題ないではなく、私はこんな人にサロンに来ていただい て喜んでいただきたいと1人の人物を作るつもりで考えるようにしよう。 ターゲットとなるお客様はこんな人と決めることにより、ホームページに限らず、チラシ を配るときにもターゲット関係なく渡す場合と比較すれば圧倒的にコストは削減できるこ とになり、ターゲットとなる方にお渡ししていることで、お客様になる可能性は辺りかま わず絨毯爆撃のようにチラシを配っている時よりも上がってくるはずである。

何よりもターゲットとなるお客様像を決めることで、あなたが次にどのようなサービス をサロンで行うべきかという戦略が立てやすくなる利点があるのは見逃せない。 不安定なターゲットではこれがいいかな?と不安感が残っていたものが、お客様像が決定 することで、このお客様にはこのサービスがふさわしいと自信を持って提供することがで きるようになるはずである。

コストを削減しつつ効率的にお客様にアプローチしていこう。

お客様の声の重要性

お客様の声

 多くの方にお客様として来店していただくためには、根本的にあなたのサロンの認知度 が上がらないとだめである。 そのためには、ホームページ、ブログ、SNS、雑誌広告、チラシ、看板などあらゆる手 段を用いることでサロンのアピールをすることになるだろう。

オープン前の準備の段階からインターネット関連であれリアル活動であれアピールの準備はそれなりの期間をかけていると予想されるので、それはそのままオープンしてからも 継続していってほしいと思う。特にホームページやブログなどは効果がでるまでに一定期間は待たなければいけないの で効果がないと判断して放置することなく、継続する力があることが最終的な勝者となる ことは最初の段階で述べた通りである。 サロンをアピールする手段としてサロンをオープンしてからでないと揃えられないパーツが存在している。

それはお客様の声である。

客観的な評価を人は参考にする

あなたは商品の購入やサービスを受けようとしてお金を支払うかどうかを判断する場合 にどのようなものを参考にするだろうか? 当然メーカーやお店が発表しているコピーにも参考になるものはあるだろう。製造元や販売元なのだから、根源的な性能や効能の部分の説明ではサービス提供者より も多くの情報を持つことは消費者では不可能であろう。

だが、実際に使用してみての感想はサービス提供者よりも消費者の方がより生活に密着したリアルな感想を発することができることは間違いない。 あなたのサロンはオープンしたばかりで認知度が浅く、発信されている情報が先行する同業種と比較して絶対的に不足している。

ホームページやチラシなどにサロンの特徴や効果をどれだけ謳ったとしても消費者にと ってはお店側が集客するためのコピーと思われて完全に信用されない可能性もあるものだ。 そこで、客観的にあなたのサロンを評価したお客様の声が強さを発揮するわけである。

お客様の声は客観的な意見であるが、潜在的なお客様候補の方には自分が来店した場合 を想定してお客様の声に真剣に読むことだろう。 そこでのコメントにあなたのサロンに対するサービスに満足したことや、安心して施術を 受けることができた、プライバシーに最大限に配慮していたなどポジティブな感想が書か れていれば安心してサロンに来店してくださる可能性が高くなる。

お客様の声は一気に集まるものではないので、地道に来店されたお客様にお願いして声を集めていくといいだろう。 お客様の声はもらえば貰うほど多数の見方が提供されるので、より集客の効果も高くなっ ていくことになる。

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