行政書士は食えない=幻想!あなたの保有資格が最強であることを理解しよう

ポイント
  1. 行政書士は資格を取得しても食えないというのは幻想
  2. 行政書士は主要国家資格で最強の資格である
  3. 負け惜しみや知らない人の妄言で騙されるな

目次 [非表示]

あなたの行政書士資格は使い方次第で最強の資格となる

国家資格は法律系(弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士)・会計系(公認会計士、税理士)・不動産系(不動産鑑定士、宅建士)・その他(中小企業診断士・公認心理師)など様々な種類が存在しています。

その中でも、ここでは法律系資格の1つである「行政書士」にフォーカスして考えてみましょう。

行政書士資格を大学在学中に取得した方もいるでしょうし、就職したのちに自分のスキルアップや将来の独立開業のためと考えて取得した方もおられることでしょう。

ですが、多くの方が資格は所有しているものの、行政書士資格を上手に使いこなせていないのが現状といえます。そのため、「行政書士資格 」=「食えない」なんていう評判もネット上で散見されます。

ここでは行政書士資格を既に所有している方や、資格取得を考えているものの、どの資格を取得しようかと迷っている方に行政書士を所有することで大きなメリットがあることを解説していきましょう。

なぜ行政書士が最高の資格といえるのか?

資格を既に取得している方はご存じでしょうが、資格取得を考えている方は最初にインターネットで「行政書士」のワードで検索をしてみてください。

「食えない」「収入が低い」「仕事がない」「生活できない」といったネガティブなワードが予測変換として登場したのではないでしょうか。行政書士は、いまだに常に食える、食えない資格としてノミネートされてしまうという、実際に行政書士として仕事をしている人達たちからするとちょっと残念な資格です。

ただし、ネット空間の多くの行政書士についての、記事、書き込み、ページというのは、信憑性がないことは当然として、どのような根拠から「行政書士は食えない資格」といわれているのかが不明ですので、そもそも情報として最重要である客観性が担保されていないのです。

行政書士に限らず全ての業界・業種に当てはまることですが、基本的に自分の仕事がものすごく順調な人は、依頼者への電話対応や依頼を遂行するための書類作成などで忙しく業務をおこなっています。

例えば、5chやブログ、掲示板などで行政書士についてのネガティブ記事などを更新することなど意味がないことなのでやりませんし、もし書かれていたとしても気にもしません。ですから、ネット空間上にあげられている多くの記事は、行政書士資格を取得したものの失敗またはうまくいかなくて苦戦中の人か、行政書士の仕事について多くを知らないのに、さも知っているように書いている人だと予想できてしまいます。

※ちなみに、筆者は起業家支援業務を展開しており、著書にも書いていますが、士業、行政書士で起業する人も応援させていただいています。そのため、このような行政書士になろうとしている人や、なっている人にとって役に立つメディアをつくっています。

行政書士が、弁護士や公認会計士などよりも最強だと思う理由は3つあり、行政書士は弁護士・司法書士などの法律系の資格の中で最高だと思う理由もあります。

法律系の資格としては、「弁護士」「公認会計士」「税理士」「司法書士」「社会保険労務士」「行政書士」の6つの国家資格を前提にして考えています。

では、以下で行政書士が最強の資格であるという3つの理由を説明していきましょう。3つの理由を理解した後なら、行政書士は食えない資格だという、あなたにこれまで刷り込まれてきた認知バイアスを吹き飛ばすこともできるはずです。

法律系資格の登録者数を見て食えない資格かどうかを考えてみよう

行政書士は法律系資格の中では日常生活の中で最もお客様視点に近い存在にいる専門家であるといえるでしょう。社会的な資格の認知度、お客様からみた場合の接しやすさということも上記の理由となっています。

まず、「司法書士」「社会保険労務士」という資格は、社会的にそれほどの認知度や、親しみというのはなかなかないのではないでしょうか。理由は日常生活で司法書士や社会保険労務士を頼る場面が少ないからということがあるでしょう。

上記の事実は個人的な感情論ではなく単純に各資格別の登録者数を比較するとよくわかります。以下で紹介している登録者数は実際に公表されているデータとなりますので、気になる場合には確認してみてください。

各資格別の登録者数の比較

それでは、いくつかの資格を取り出して各資格の登録者数を比較してみましたので、以下をご覧ください。

・「司法書士」   22,283人(2018年4月1日時点)
・「社会保険労務士」40,807人(2017年9月30日時点)
・「行政書士」   47,901人(2018年4月1日時点)

お客様の認知度というのは、どのビジネスをおこなうに場合も非常に重要となります。あなたがいくら素晴らしい技術やサービスを持っているとしても潜在的なお客様が知らなければ事業の成功には全く意味がないということは十分に理解できるのではないでしょうか。

人間はどうしても知らないことや初めてのことには、モノやサービスがどれだけ素晴らしくても一抹の不安や恐怖を覚えてしまうものです。その意味ではお客様からの資格に対しての認知度が高いということは、あなたに対して相談や依頼をする前から、信頼度が高く安心感が強いということにも繋がるのではないでしょうか。

上記のデータを見るとわかりますが、行政書士の登録者数は司法書士や社会保険労務士よりも多く存在しています。ネットで言われているように「行政書士は取得しても食えない資格」であるならば登録者は少ないはずです。

しかし、実際には主要な国家資格の中では登録者数は多い方ですので、決して食えないわけではないという事実を理解して資格取得の判断をおこないましょう。

行政書士の認知度や親しみやすさが他の資格よりも高い理由

ではなぜ行政書士資格が他の国家資格よりも認知度が高いのでしょうか?いくつか考えられることを箇条書きにして挙げてみましたので確認してみてください。

1.法律系の国家資格の中で一番簡単といえる資格で受験者が多く、人気の資格であること。
2.行政書士を主役にしたドラマが多数放送されたこと。
3.行政書士会の広報活動などによるところ。
4.行政書士業務の性質によるところ。

行政書士は、「街の法律家」として、法律家の中で、最初の相談窓口になることを目指しています。実際に各地の行政書士会は身近な相談相手となることを目指して活動していると感じられます。

しかし、認知度だけに焦点を当てるのであれば、弁護士や税理士などには負けてしまいます。

ただ、弁護士や公認会計士などの難関資格というのは、お客様からみた場合に、認知度は高いものの、その代償として、コストが高く、付き合うことが難しいのでは?という親しみやすさという点で行政書士と比較すると少々劣る部分が出てきます。

このような点で、行政書士というのは、認知度や親しみやすさという点からも、行政書士業務を実際におこなってみると実感するでしょうが、ビジネスがとてもやりやすい士業であるといえるのです。決して食えない資格ではないということです。

ビジネスには、信用や信頼というものが絶対に必要です。そして法律を扱う士業では他の業界・業種以上に信用や信頼が重要視されることとなります。このような信用や信頼というものは本来のビジネスの場合には、一朝一夕では構築することは不可能です。法律家のなかでも、行政書士は特に、このような恩恵を大きく受けているといえるでしょう。

国家資格ではあるが、競争環境があること

国家資格というのは、一般的な規制などの存在しないビジネスに比べて競争がありませんが登録者数というのが、弁護士、税理士、行政書士でも何万人もいます。登録者というのは、あなたの業務の直接的な競合相手となります。

しかし、通常のビジネスと比較すると、競争環境というのも、参入の障壁が高いため(資格を取得しなければそもそも行政書士業務をすることができない)圧倒的に弱いといえます。

これが、まず、士業一般論の話です。士業の中での競争環境をみてみると、行政書士は競争が一番激しいといえます。これは、法律系の資格の中では、資格取得が容易であるためです。(簡単ということは、専門性も低いということになります。)

医師・歯科医師などの医療系国家資格の専門性の高さは、絶対的なものです。それは、法律系資格の最高峰といわれる弁護士も同じです。弁護士という圧倒的な難関資格であるからこそ、弁護士にしかできない業務というのは、圧倒的にたくさんあります。これは、資格の難易度(合格率など)をみるとわかりやすいでしょう。

簡単な資格は、やはり、できる業務も簡単というのが原則的な考えです。そのため、できる業務が簡単というのは、参入障壁が低く競争が起きやすい環境ともいえます。競争のない産業は、どの業種であってもいずれ廃れていきます。しかし、行政書士は、登録者数や試験の合格率から鑑みて競争環境が比較的、法律系資格の中ではあるといえるでしょう。

そのため、行政書士は法律系資格の中では、上下の格差が非常に大きな資格です。格差が大きいというのは、悪いことではありません。業界内を活性化できるだけの競争があり、しっかりと競争に勝てることができると大きく飛躍することができるチャンスがあるということになるのです。

競争があるのは健全な業種であることの証です。ですから行政書士は食えない資格であるということは、実際の内情を知らない人が言っている戯言レベルのことだとスルーして、あなたの考える道を進んで欲しいと思います。

※最近では、弁護士も公認心理士も数が増えてきて、各資格で相当な競争環境が出来てきています。今後は人間だけでなくAI(人工知能)も競争相手となってくる可能性が高いので、より競争は激化していくことでしょう。現在は実用化されていませんが既にAI弁護士というものが存在していたりします。医師の世界でもIBMのWatsonが人間でも発見できない病気を発見するなど人間とAIで生存競争が起こる可能性もあるでしょう。

法律系資格の中で優しい資格であるために競争がある

これまで説明してきたとおり、難易度が低い資格=参入障壁が低い資格です。その分、競争が生まれ、競争があるため強くなれる資格ということです。その代表格が行政書士なのです。

また、資格取得にあたって、勉強する時間が短いことも大切です。今の世界は、ビジネス力がないと、国家資格を所有しているだけでは競争環境の激化にともなってやっていくことはできません。一時、新聞を騒がせた、せっかく司法試験に合格して弁護士になっても年収100万円以下が、2割いるという衝撃的データがビジネス力は必要であるという事実の証左でしょう。

このビジネス力というのは、これまでであれば、「センセイ」と呼ばれることの多い士業には大して求められていなかったものなのかもしれないですが、現在は間違いなく必要な能力です。ビジネス力は、当たり前ですが、ビジネス経験に大きく比例します。資格取得には時間がかかり、資格の難易度が高ければ高いほど、比例して合格までの時間もかかるものです。弁護士などは、ビジネス経験を経ることなく、学生の時点で弁護士を目指している人の場合がほとんどです。

それも、何年も仕事は勉強という状態になります。このような学生が弁護士になったとしても、ビジネス力にはまず期待はできないでしょう。ビジネス力を法律事務所就職後に身に付けるというのは、大手の事務所であればあるほど、仕事は一応あるのでより難しいかもしれないのです。

行政書士は、働きながら資格取得をする人も多いので、資格の難易度が低いかわりに、専門性も低いですが、ビジネス力は高い方が多くなります。これからは、士業であっても一層ビジネス力が求めらますから、その意味では行政書士は非常に強力な国家資格であると断言できるのです。

せっかく取得した行政書士資格を外部のネガティブな情報で埋もれさせることなく、最強の資格であるというように認知バイアスを変えて行動することで、成功を掴む道へと進んでいくことができるはずです。

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