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「士業事務所でSNS活用ができていないなんてもったいない」 ―無限の可能性を秘める、士業のためのSNS活用術- 若手NO1のSNSの使い手 行政書士 坂本翔さん × 伊藤健太の特別対談

対談 START >> さっそくですが坂本君は、何で行政書士になろうと思ったの? 資格ならいろいろあると思うのですが。。。

対談 START >> 20歳になる直前、プロを目指して活動していたバンドが解散することになり、当時はすごく勉強欲があったので、まずはなにか勉強を始めようと思いました。 大学や専門学校(僕の最終学歴は高卒です)、資格などいろいろ検討した結果、受験資格がなく、すぐに勉強を始められそうな「行政書士」を選び、独学で2年8ヶ月、フリーターをしながら3回目の平成24年度の試験で合格しました。 特に行政書士という資格にこだわりがなかったことが、今の活動にも影響しているんだと思います。

対談 START >> ではその行政書士合格後、すぐに行政書士登録はしたの?

対談 START >> 行政書士試験合格後、すぐに登録・開業はせず、合格後の約1年間を「貯金と人脈作りの期間」と決め、開業資金作りのためにアルバイトを増やしたり、人脈作りのために同業者の先輩方が集まる士業向けセミナーに「行政書士事務所開業準備中」と書いた名刺を持って参加したりしていました。 当時22〜23歳だったので、若いというだけで目立つことができ、たくさんの先輩方に声をかけていただくことができました。そのときの人脈に今でも助けられることがあります。

対談 START >> 22歳の行政書士は、なかなかいないもんね。 その後登録することになると思うけどその時は、食べていけると思った?

対談 START >> 今のSNS集客のノウハウが最初からあったわけではないので、何もない状態でしたが、「何でもやり方次第だ」と考えていたので、根拠のない自信はありました。

対談 START >> さすが若いパワーだね。笑 ではその士業業界は、どのように思ってた?

対談 START >> 開業前から「士業には2種類いる」と思っていました。 一つは、純粋な士業業務だけでビジネスをしている士業。もう一つは、士業業務に加えて、自分の強みを生かした士業業務以外のビジネスを展開している士業(士業業務のバックエンドやフロントエンドになる士業業務以外のビジネス)。 開業前から後者の士業になるつもりで、日々自分の強みを探していましたが、「士業×音楽=LIVE」の集客実績がきっかけで、SNSを強みにしようと決めました。

対談 START >> 何でSNSをやろうと思ったの?

対談 START >> 現在、SNSコンサルタントと名乗ってビジネスをしていますが、そのルーツはバンドマン時代にあります。 バンドを始めた当時、ブログが全盛の頃でした(2005年頃)。毎回のライブハウスに数十人集客しないといけなかったのですが、当時は高校生でチラシなども作るお金がなく、使えるツールがブログしかなかったので、ブログで日常や作曲過程、練習風景を見せることでファンを増やして集客をしていました。 開業前の2013年10月に開催した「士業×音楽=LIVE VOL.1」でも、ブログとFacebookを使って120名以上を集客しました。 その士業ライブも、当時は広告にかけるお金がなかったので、主にFacebookを集客に使っていましたが、結果的に広告費をかけずに120名以上を集客したことが今の仕事につながっています。 高校生の頃から、そのようなウェブツールが身近にある環境で育ち、バンド活動の影響で人よりも早い段階から「集客」というものを意識して生きてきたので、開業当時に最も勢いのあった(現在もですが)Facebookを集客ツールとして選んだのは、僕にとっては自然な流れでした。 自然な流れでFacebookを使い始めたものの、個人事業で自分自身が商品になる士業には、個人の人間的な部分(日常や日々の仕事、自分の考え方など)を気軽に見せることができるFacebookをはじめとしたSNSは集客ツールとして向いていると感じ、試験合格直後から積極的に活用し始めました。

対談 START >> 士業のSNSの可能性ってぶっちゃけどう?

対談 START >> 最近いろいろなSNSがありますが、士業のSNS活用のメインはFacebookです(この先もFacebookを基本にお話しします)。 とりあえず登録している人は多いものの、戦略的かつ継続的に活用している人は、現在の士業の業界ではほとんどいません。なので、まだまだ数が少ない分、積極的に活用を始めるだけで効果が見えてくる可能性が高いのが現状です。

対談 START >> 士業ってSNSと相性いいの?

対談 START >> FacebookなどのSNSユーザーの目的は、交流や情報収集であって、ものを買うことが目的ではありません。 そんな性質を持つSNS上で宣伝をしても売れるわけがないのです。 「宣伝」という形ではなく、趣味などの日常や仕事のことなど、「自分自身」を定期的に公開して知ってもらうことで交流が深まり、仕事を紹介してくれる他士業や直接のお客様の記憶に残り続け、自分の仕事のニーズが発生したときに思い出してもらうことで集客につなげていくという手法を取るのが「SNS集客」です。 まずはとにかく自分の存在を知ってもらわないと何も始まりません。 そういう意味では、交流会やセミナーに参加して名刺交換をするのも効果はあると思いますが、SNSなら場所を問わず、動かなくても一度に数百人数千人に営業活動ができますし、自分の伝えたいことを自分のペースで伝えることができます。 士業は自分自身が商品になるので、上記のように自分のことを気軽に公開することができるFacebookをはじめとしたSNSは、士業の営業ツールとして適していると言えます。

対談 START >> SNSでの成果事例をできるかぎりたくさん教えてください。

対談 START >> 僕自身の例を出すと、「士業×音楽=LIVE」という主催イベントに、過去3回で600名以上を集客しました(一番最近開催したVOL.3では、スポンサー企業も10社ついていただきました)。この集客に広告費はかけておらず、ほぼFacebookだけで集客をしています。 現在、独立開業してから1年半程ですが、これまでの士業業務の受任数は100件を超えています(ここ数ヶ月は士業業務まで手が回らず、受任はするものの士業団の仲間を紹介したり、手伝っていただいたりすることも増えてきました…)。 このような実績から、商工会をはじめ全国の各種団体から講演依頼をいただいたり、新聞やラジオ出演のオファー、全国規模で事業を展開する有名企業様からのコンサル依頼、最近では出版も決まりました。 まさに、このようにインタビューをしていただいているのもSNS活用の効果です。僕がFacebookに登録しているだけで何の発信もしていなければ、今のこの状況はなかったと思います。 主宰するコミュニティ「士業団」のメンバーの中にも、業務特化をFacebook上でうまく表現し、自身のポジションを明確にすることで、Facebookで繋がっている他士業から仕事の紹介が舞い込んでくる仕組みを作っている方もいます(Facebookを使った他士業からの紹介獲得が士業団の提唱する顧客獲得法の一つです)。

対談 START >> その他は?士業の成功事例はありますか?

対談 START >> 士業団に所属していただいているKさん(行政書士)は、プロフィール写真で業務特化(建設業)を表現していて、「オタク」というキャラ付けをFacebook上で行っています。 士業のFacebook集客は、同業者や他士業へのアプローチ(行政書士の場合は特に税理士)が基本なので、そのブランディング活動の影響で、Facebook経由で紹介案件をいただくことも増えているそうです。 他の士業団メンバーでは、Facebookページを外国人向けに立ち上げて、適切な広告運用を行いながら、日本に来る(または日本に住んでいる)外国人を対象に情報発信を英語で行い、直接メッセージから仕事を受注している例もあります(Facebookユーザーは、日本人が2400万人に対して外国人は10億人以上います)。 また、直接のSNS集客実績ではないですが、僕のSNS集客のノウハウをそのまま利用して、SNSコンサルティング契約を受任した士業団メンバーもいます(士業団のカリキュラムの中で、コンサルティング商品の設計をしていただくのですが、「コンテンツが見つからない方は、僕のSNSコンサルを真似てやってみてください」と伝えています)。

対談 START >> 坂本君以外でFBがうまい士業は?

対談 START >> 上から選ばせていただく形で恐縮ですが、僕がつながっている士業の先生でFacebookを上手く使っていると思うのは、行政書士法人GOALの石下貴大さんです。 石下さんとは、TERACOYAでご一緒したり、士業団で講師をしていただいていますが、そのような関係を除いても、投稿内容のバランスや文章の言い回し、文章量、投稿回数など総合的に考えて、石下さんが上手だと思いました。 このようにインタビューをしていただいていますが、僕自身も当然まだまだだと思っています。適切にFacebookなどのSNSを使いこなしている士業の方は、本当に少数なので、まずは使い始めるだけでも周りの同業者とは大きな差別化になると思います。

対談 START >> 士業界での活用はまだまだなんですね。 では、この企業はSNSがうまいというエピソードを教えてください

対談 START >> 参考になるページを挙げ始めるとキリがないので、2つの企業に絞ってご紹介します。 まずは、不動産業界の大手「センチュリー21」のFacebookページです。不動産は、職業自体の"かたさ"が士業と通ずる部分があるので参考になると思います。 センチュリー21のページでは、キャラクターを活用し、親近感を持ってもらうことを第一目的にして、不動産賃貸や売買のニーズが発生したときに自社を思い出してもらうことで集客につなげていく戦略をとっています。 もうひとつは、「スターバックス」です。 比較的短い文章に商品の写真を付けた投稿が、このページの基本形です(ファンの反応が得やすい)。商品の具体的な宣伝(値段など)をせずに、写真で商品をアピールしているところがうまいと思います。 実際にその商品を利用している風景を写真としてアップすることで、購入への期待感が高まり、購入の心理的ハードルを下げる効果もあります。 僕の個人アカウントでは、しっかり毎回の記事に目的を設定して戦略的に運用していますので、ぜひ参考にしていただければと思います(https://www.facebook.com/sho.sakamoto.323)。

対談 START >> 士業のSNS運用のポイントは何?

対談 START >> まずは積極性を持っていただきたいと思います。とにかく「行動する」ということです。Facebook上で「行動」というと、いいね!をしたり、コメントをしたり、投稿をするということになります。 SNSという世界は、ただ繋がっているだけで行動を起こさないと存在すら忘れられてしまう世界なのです。存在が忘れられてしまうと、集客どころの話ではありませんので、まずは行動を起こして、そこから抜け出しましょう。 SNSから仕事につなげようと思うと、相手の記憶に残って、ニーズが発生したときに他の同業者ではなく、自分を思い出してもらえるように、日々SNS上で行動(いいね!やコメント、投稿など)を続けることが必要になってきます。 士業の場合、この「相手」というのは、主に仕事を紹介してくれる同業者や他士業になります。SNSでは、同業者や他士業と繋がることが多いと思いますので、「直接のお客様を狙わない」というのも大きなポイントです。

対談 START >> ではどうしたらいいの?

対談 START >> 前述のように、SNSでの士業業務の獲得は、直接のお客様ではなく同業者や他士業へのアプローチにフォーカスしているところが最大のポイントです。そのため、「普通の士業」と思われたら終わりだと思っています(普通の士業=印象がない=紹介されない)。 このような考えから、僕の場合は、「県内最年少行政書士」や「バンドマン行政書士」という形で、最初は自分を売り出しました。それを表現するためにプロフィール写真もエレキベースを持った写真にしています。 「士業団」というコミュニティを主宰したり、「士業×音楽=LIVE」を開催したり、「SNSコンサルタント」という肩書きで仕事をしているのも上記のような考えがあるからです(もちろん、紹介されるために印象付けるという理由に加えて、それがお客様にとって付加価値になるという理由もあります)。

対談 START >> 今後のSNSと士業の関係についてはどうでうすか?

対談 START >> 自分自身が商品になる士業の世界では、SNSの活用は必須です。 これからは「価格」ではなく「価値」で仕事を獲得していかないと、自分自身も苦しくなってくると思います。その自分の価値を表現するためにはSNSは最適なツールだと言えます。

対談 START >> 士業の方へ一言メッセージをお願いします。

現在、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどたくさんのSNSが存在しますが、士業はFacebookの活用だけでも十分効果が期待できますので、まずはFacebookに力を入れてみてください。 こちらのセミナー(http://shigyodan.com/seminar/jisedaishigyo/)で、士業のFacebook活用について解説していますので、これから本格的にFacebookを使っていこうという方は、ぜひご参加いただければと思います。

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