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士業が新しい領域に!?コワーキングスペースを運営!

税理士という資格を持ち多忙な中でなぜ、ここの経営をやろうと思ったのですか。

まず第一に税理士の仕事をする中で、さまざまな起業家の方々との接点が生まれ、そういった方々に魅力を感じ、何らかのかたちで役に立ちたいという思いがあります。起業を考えている方や起業した方などにこの場を利用してもらうことで、仕事の能率を上げていただく一方で、起業家同士の交流や情報交換の場として需要が高まることを一つ目指しているんです。

なるほど。起業家の方はどこかに必ず普通の人にはない魅力を持っていますよね。

そうですね。特に行動力なんて、ほんとすごいじゃないですか。仕事に対して常に本気で必死に生きている姿がかっこいいと思っていますし、そういった方々に私も近づきたいと思っています。そういう方々を増やすとともに支援や手伝いをしたいという思いは強いのです。

それから第二に、税務のお客様にも経営者の方々がいらっしゃって、そういう方々と同じ立場に近づくために経営に挑戦しようという気持ちがありました。つまり起業した経営者は誰でも同じようにリスクを負いながら、会社を立ち上げ日々奮闘しているわけで、自分自身もお客様と同じような立場に立ち、さまざな知識やノウハウを身につけていくことがお客様のためにつながると考えています。そこそこの現状維持の感じで税務の仕事をしていてはお客様に失礼だと思うんです。

そもそもなぜここの物件にしたんですか?

いろいろ条件を考えながら探していたんですけれど、なかなか物件が見つからなくてどうしようかすごく困っていたんです。そんな中でたまたまここを前の経営者からお譲り頂くことができまして。でも当初は60坪とかなり規模が大きいこともあって少し躊躇しましたが、ずっと2、3か月くらい物件を探してくる中で、ここを逃したらもう一生やらないだろうと思ったんです。だから決断は早かったですよ。

まったく新しいこと、まして経営という仕事です。不安はあったと思いますがいかがですか?

めちゃめちゃこわいですよ。ぜったいこれはいける、なんていう事業はないわけで、リスクを負いながら想定する売上にいかに近づけていくかが勝負です。実際に運営することは難しいことだと思いますが、だからこそ今までの仕事ではしてこなかった積極的な営業を心掛けているんです。税務の仕事ではお客様を紹介して頂くことが多かったのですが、今は自らの行動によって顧客を開拓していくということにやりがいを感じているわけです。リスクをとるからこそ成長できるんだと思います。

なるほど。リスクと引き換えに今までにはない新たなやりがいを感じているんですね。この空間を提供、運営することでどんなことを期待していますか?
 
そうですね。まず起業を考えている方、迷っている方の後押しにつながるといいと思っています。イベントも含め、起業家や起業を考えている方々が出会って新たな交流が生まれ発展につながることはひいては国の活性化につながると思っていますから。もちろん起業家の方だけでなくイベントや会合、個人で来られるさまざまな方々に、さまざまなかたちで使って頂くことで、そこにも出会いや人とのつながりができますし、そのつながりから生まれる可能性というのは大きいものだと思っています。そして士業の方々とはこういった事業を協力しながら展開して士業同士、横のつながりを拡張していきたと考えていますし、そのためのきっかけにできればと思っています。

税理士をやられながら、新たに施設を経営するというのは大きな決断だったと思いますがどうですか?

3年ほど前に税理士として開業をして、最初はまったくお客様もいない状況でした。そんな中でも、若造のわたしに仕事を任せて下さるお客様が少しづつ増えてきました。サービスの質や自分のレベルを上げていかないと失礼だと思っているんです。そういう気持ちも決断につながっていると思います。

税理士事務所と経営の面でちがいや大変さはありますか?

Aコワーキングでは必要となる現金管理・シフト管理・オペレーションの管理などは、税理士事務所ではそこまで必要ではありません。小売店や飲食店では当たり前にやっていることですが。税理士として、お客様の店舗オープン時からお手伝いさせていただく場合、現金管理の方法などをアドバイスさせていただきます。
これまでに様々なお客様のお手伝いをさせていただいて理論上は分かっているためアドバイスをさせていただくのですが、いざ自分がコワーキング事業で現場で動いてみると、なかなかうまくできないというのが現状です。
サードラウンジをより魅力的なスペースにできるよう試行錯誤中です。口で言うことと、実際に現場でやることの違いを感じています。

それとは反対にラウンジでの経営での手ごたえや感じられていることはありますか?

先日、個人的に仲良くしていただいている経営者や士業の方と少人数の飲み会をサードラウンジでやりました。(オープンしたのでとりあえず存在だけでも知っていただこうと思って)
すると、みんなでサードラウンジで飲んでるうちに、「このスペースを使って何かやろうよ!」という話になり、その場で若手士業交流会を企画することが決まりました。
これは「長野だけじゃイベント企画なんてできないだろうから」って感じの皆さんの優しさによるところは大きいと思いますが、サードラウンジに集まったことで、新たな企画が生まれたというところに可能性を感じています。
普段のように居酒屋で飲んでいたらこの企画はなかったかなと思いますので。
またそのイベントからさらに新しい人間関係やビジネスが生まれると最高だと思います。

では、税理士事務所にとって大きなメリットになっていることなどはありますか?

先ほども言ったように、理論上分かって話していることと現実の違いを肌で感じることができていることは、税理士業務においてプラスになると思います。
先日も、マッサージ店を新規オープンしたお客様の新店舗にお伺いして打ち合わせをさせていただきましたが、サードラウンジを始める前と今では、私自身の見方や話す内容が変わっていることは実感しています。
まだ全然足りないですが、サードラウンジで実際に経験している部分も多いので、以前より少しはお客様と同じ目線に近づけたかな?と思います。できる限りお客様と同じ目線で、同じくらい本気になって経営のお手伝いをできるようになるということのが、この事業を始めた1つの理由でもありますので。

それにしても落ち着きますね。静かですし、空調や照明の具合も絶妙な感じですね。

和をテイストにしていて、内装もかなりの費用をかけているんです。施設ができてから1年ほどですが、使って頂いた方にはよく雰囲気を褒めてもらい、今度婚活パーティーも予定されているんです。ここを選んで使って頂く方々には何らかのかたちで返していきたいと思っています。リピーターの方は多く、使っていただければ必ずよさをわかっていただけるという自信があります。

最後に起業や施設の利用を考えている人にメッセージをお願いします。

弊社の方針は、「お客様と共に進化する会計事務所」です。現状維持をしようと思った時点であとはジワジワと落ちていくのみだと思っていますので、会計事務所自身も常にリスクをとって拡大・成長を目指しています。
これから自分の人生掛けて起業しようという方が、現状維持を考えている税理士に依頼したいとは思わないはずです。

起業家や起業を考えている方々には是非ともここをステップアップする場として活用して頂きたい。イベントや個人で利用される方々にも多様な使い方が提供できますし、来て下さる方々とのつながりやコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。ここでの出会いを新たなつながりや成長のきっかけにしてほしいと思っています。


<プロフィール>
岩崎・長野会計事務所
代表税理士 長野 靖久

昭和61年 愛媛県松山市生まれ 関西学院大学卒業
辻・本郷税理士勤務を経て、岩崎・長野会計事務所を設立
平成28年3月より市ヶ谷のコワーキングスペース「ザ サードラウンジ」の運営をスタート
「コワーキングスペースの運営もする税理士」
「税理士が運営するコワーキングスペース」
どちらのお客様にも、高い価値提供ができるよう日々努力しております。

<サードラウンジ情報>
都内、市ヶ谷駅から徒歩数分のところに、都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた特別な空間があります。
セミナーや交流会、仲間内での打ち合わせ、個人でのパソコン業務、疲れを癒すリクライニングスペースなど様々な用途に応じて利用される「ザ サードラウンジ」。
自宅を「ファースト」、会社を「セカンド」とし、「第三の居心地のいい場所」を提供しようという思いを施設名に込めています。
利用者からの評判は上々でリピーターは多いです。

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