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<第2回>記事はとにかくたくさん書いておく

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第1回の対談記事(会員登録なしで読めます)

今後の司法書士業界

【ミカタ編集部】
今まで準備されてきたことの中で、何がうまくいっていらっしゃいますか?

【松本氏】
やはり業務を絞ったことが良かったと感じています。当初は業務を絞ることによって営業ターゲットも絞られてしまうので不安があったのですが、今は一部見えてきたことがあります。先日ホームページから「ストックオプションを作りたい発行したい」という問い合わせが来ましたが、これは業務を絞っていたからこそ来た問い合わせだと思います。多分その会社さんも司法書士自体は付き合いがあるはずです。ただ、あえて来ていただいたということは、私のホームページを見て、専門性を見て選んでくださったということなので、業務を絞ってよかったと感じています。

【ミカタ編集部】
ちなみに今ここまでで、何が一番大変でしたか?

【松本氏】
顧客がゼロというところからのスタートで、営業をどうやっていくか、売り上げをどう上げていくかに苦労しています。

【ミカタ編集部】
営業の開拓ということですね。士業の先生は営業が苦手な方が多いというイメージを持っていますが、松本さんはどう思われますか?

【松本氏】
苦手ということもありますし、営業された会社さんもどう思うのかなと考えると営業がしづらいですね。司法書士の先生が営業に来て仕事を出すかといわれると、なかなかそういうことにはならないと思います。そういった環境面でも、本人の営業スキルという面でも、営業は難しいんだと思います。

【ミカタ編集部】
今後の課題ということですね。業界にはたくさん司法書士の先生がいらっしゃいますが、開業したての松本先生の視点だと、業界はどのように見えるのでしょうか。

【松本氏】
不動産登記の分野でこれからずっとやっていくのは厳しい、というのが共通の認識ではあると思います。既存の先生も登記の件数が減っていることは感じていて、売り上げが少し減ることもあると思います。どういった分野を広げていくかというところに課題があります。既存の先生方は相続登記の分野を広げようとしていますが、いずれにしても不動産登記の分野です。自分としては新しい業界を作る、ではないですが、開拓の余地がある商業登記の分野において、付加価値を付けて認知をされれば広がっていくのではないかと思っています。

新たなポジショニングを取るには

【ミカタ編集部】
松本先生が開業して失敗してしまったことはありますか?

【松本氏】
開業にあたって創業融資の手続きをしているのですが、その中で必要書類に「開業届」というものがあります。本来は控えを作っておけばよかったのに、その開業届を税務署に出し切ってしまいました。開業届を閲覧してコピーしてもらうことに1カ月くらいかかり、手続きのために融資の手続きが止まっているという状態です。

【ミカタ編集部】
もし今の知識や経験を持ったまま2カ月前や準備期間に戻ったとしたら、どんな風に開業準備をされると思いますか?

【松本氏】
ネットワークづくりをやっておくということも大事だと思いますが、即効性があったと思うのは、ホームページをもっと早く公開してブログの記事を厚くしておくことです。実際公開して1カ月ですが、記事を増やしていくと順位が上がることを実感しているので、最初の段階からやって記事のストックを作っておけば違うんだろうなと思いました。

【ミカタ編集部】
コラム記事のようなものを書くということですね。うちの代表の伊藤もよく皆さんにお伝えすることですが、開業する前にたくさん記事を書いておくと、公開したと同時にバン!と出せます。最初創業メンバーは4人いたのですが、一人1週間当たり100記事、4人で400記事書いていました。2カ月で4000ページくらい書いていて、キーワードも取れてきたので、そういう記事を書いていけるといいですよ。今後の松本先生の目標を教えていただけますか?

【松本氏】
直近では事務所の安定化ですが、長期的な視点ではベンチャー支援として、ベンチャー企業が事業の売却などをできるように法務手続きの支援をしていますので、将来的には自分でベンチャーファンドを作れたら面白いと考えています。資金を集めて、面白いものに対して自分が投資をできたらいいと思っています。それが一番の支援になるかと思うので。

【ミカタ編集部】
なかなかそういったことをしている士業の先生はいらっしゃいませんよね。その中で「投資もやってくれる士業事務所」をやれば違ったポジショニングが取れそうです。最後に、この記事をご覧になっている読者の方に学びや成長につながるメッセージをいただけますか?

【松本氏】
開業は勇気がいることで、本当に開業していいのだろうかと悩みます。私も開業を決意するまで1年くらい悩みました。ただ、開業してみると世界が変わります。勤めているときは人間関係はあまり広がっていかなくて、いつものメンバーたちとやっていくということが多いです。学ぶにしても自発的に学んでいかないと学ぶことはできませんが、開業すると学ばざるを得ない環境になります。これによって自分の成長も速くなりますし、出会う人たちが広がり変わってくることで新しいことが出来るようになります。新しいことをやりたくなりますね。頑張っている方々に接することによって影響を受け、自分も頑張ろうという気持ちになれるので、開業して良かったと思っています。なので、思い切って開業してみましょうということです。

【ミカタ編集部】
本日はゆう司法書士事務所代表の松本光平先生にお越しいただきました。ありがとうございました。

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