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クラウド会計ソフトfreeeの活用でブランディングに成功!急成長を遂げる税理士事務所

目次 [非表示]

従来の「インストール型会計ソフト」を利用している税理士は多いですが、近年メインの会計ソフトを「クラウド型会計ソフト」にスイッチしている税理士も増えてきています。
そんな中、代表的なクラウド型会計ソフトである「freee」をうまく活用し、成長・拡大している「エンジョイント税理士法人」代表社員税理士の智原翔悟さんにお話をお伺いしてきました。

クラウド会計ソフトを用いたブランディングで一歩先をいく

まずは、現在の事業について教えてください。

河野

智原

弊社は税理士業務をメインに運営しています。クライアントは主にスタートアップの方が多いです。 事務所がある福岡県福岡市は創業者数がトップの県であることと、うちの事務所の平均年齢が30代前半と比較的若いこともあって、若手の創業者の方からの相談も多数いただいております。 税理士業務の他にも資金調達の支援や保険商材なども取り扱っています。

独立されてうまくいったと思う部分はどのようなところですか?

河野

智原

クラウド会計ソフトを有効的に活用したことですね。弊社では主に会計ソフト「freee」を用いて業務を行なっているほか、freeeを導入したいという企業の導入サポートなども行なっています。 地方ではクラウド会計ソフトがまだ普及し切れていない部分があるんです。いち早くそこに着目して事業ができた点はとてもよかったと思っています。

確かにマーケットを先に押さえた方が強いですもんね!

河野

智原

”freeeが使える事務所”としてのブランディングは成功していると思います。 福岡で「freeeといえば智原」と認識してもらえるようになって。他事務所の税理士の先生からもfreeeについて教わりたいと言われるまでになりました。                

クラウド会計ソフトの活用を決めたきっかけは何ですか?

河野

智原

僕が最初に入った事務所は社歴が長く、客層も年齢が高めの方が多かったんです。昔からのやり方なのか、業務をしていく中で無駄なことに手間をかけているという印象を持っていました。 
資料を作るのにもかなりの時間を使っていましたし、コピーも何部も必要とか、書類は郵送でなければいけないとか。それで業務も圧迫されて従業員はみんな常に忙しいし、残業ばっかりで… でも、そういった業務ってITツールを使えばかなり簡略化できるんですよね。そうして浮いた時間でお客さんにより良いサービスができると思ったんです。

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智原 翔悟
エンジョイント税理士法人 代表社員税理士
高校生の時、税理士に興味を持ち、最短でなるために大学進学をやめて、専門学校に入学。卒業後は、福岡市内の税理士法人に勤め、2年の実務経験を積んで2013年2月に税理士登録。その後、2017年4月に福岡市内で独立開業し、クラウド会計freeeを使ったサービスで他の事務所と差別化を図り、顧問先を拡大している。コンセプトは「Caféみたいな税理士事務所」ということで、オフィスの内装はかなりこだわり、来られた方がリラックスできるオフィスになっている。2019年5月に、同じくクラウドを得意とする税理士事務所と経営統合により税理士法人化。本社を博多駅前に移し、九州トップのクラウド会計事務所を目指す。

クラウド会計ソフト「Freee」活用のメリットとは?

数ある会計クラウドソフトの中でなぜFreeeを選ばれたんですか?

河野

智原

freeeを初めて使ったとき、既存の会計ソフトにはない新しいものだと感じたんです。  今までの常識が覆るような衝撃を受けました。そこで去年の7月末に全面的にfreeeを使うようになりました。 ー 全面的にfreeeを活用されるようになって、問い合わせなどは増加 今、多くのお客さんはインターネットで検索して事務所を見つけますよね。 freee自体がSEOに強いので、例えば「福岡」「税理士」で検索をかけるとfreeeのページがGoogle検索の3番目に表示されるんです。 そうすると自然にお客さんの目に増えれ回数が増え、問い合わせ増加に繋がるんです。

どれくらいの問い合わせがあるんですか?

河野

智原

週1〜3回くらいは問い合わせがあって、月に5〜10件くらいは成約に繋がっています。 「freeeを導入したい!」と連絡をくださる方はある程度ITリテラシーが高いので、運用もスムーズですね。 今後は、九州全域でもっとユーザーが増えると思っています。そのために、今はどうやってお客さんに伝えていくのがベストなのかいろいろ試しながら経験を積んでいます。

freeeの活用についてのコンサルなども商売にできそうですね!

河野

智原

はい。ここも今後は商売として考えています。 クラウド会計ソフトの導入支援やコンサルなどのサポートも行えるようにしていけたらと思っています。

確かに、IT分野が苦手な税理士さんって結構多いと思います…こういったサービスが受けられるといいですね!

河野

智原

クラウド会計ソフトが使えないという理由で案件を逃している事務所もあるので、こういった支援を通して案件の取りこぼしがないようにサポートしていけたらと考えています。

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短期間での成長の鍵は人との巡り合わせにあり

現在は何名で運営してらっしゃるんですか?

河野

智原

今、別の事務所で独立している方と経営統合して税理士法人になるので、全体で13人になります。

結構人数がいらっしゃいますね!地方での規模感はどれくらいですか?

河野

智原

地方なので、在籍人数が10人を超えてくると中堅くらいにはなるかもしれないですね。 今、福岡で一番勢いがある会社が「マネーフォワード クラウド」に強い事務所なんですよ。 そこも去年経営統合して30人くらいの事務所になっているので、負けないように頑張らなきゃなとライバル心を燃やしています(笑)

現在、独立されて約2年ですよね?2年でここまで成長された理由はどこにあると考えますか?

河野

智原

独立した当初は、今の規模になるまでに5〜6年くらいを想定していました。 2年でここまで成長できたのは、僕が独立前に勤めていた事務所にいた税理士がうちに来てくれたのが大きかったですね。それで一気に稼働率が上がったので。 税理士法人化ももう少し先かなと考えていたんですが、一緒にやってくれる事務所があったので、今のタイミングで実現できました。 こういった人との巡り合わせには恵まれていたかなと思います。

人との巡り合わせは大きいですよね。

河野

智原

そうですね。なので、自分の周りの人は大事にしなければと思っています。 うちにいるスタッフには楽しく働いて欲しいと思っているので、辛くて残業ばかりということにならないように気をつけています。

残業は少ないんですか?

河野

智原

内勤の人は基本的にはノー残業ですね。 僕ともう1人の税理士はしていますが…。今は、新規の案件が多いので、申告に時間がかかるんですよね…。でも、新規案件から継続案件になれば業務も楽になっていくので今が踏ん張りどころです。 ただ、やはり人は増やしたいですね。

 

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目指すは税理士事務所の概念に囚われない事務所

智原さんが目指す税理士事務所はどんな事務所ですか?

河野

智原

うちで関わらせていただいている企業さんと一緒に成長いける事務所でありたいと思っていて、企業さんの成長に応じて、料金をあげていけたらと考えています。 お客さんの方から「もう少し顧問料上げていいですよ」と言われるようになりたいですね。

事務所としての今後の目標を教えてください。

河野

智原

今後は付加価値業務として、経営分析やツールの選定、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などもやりたいですね。 現在は税務業務の上にコンサルや資金調達などの付加価値業務がある構図ですが、今後はこれが逆転すると思っているんです。 「コンサル業務がメインでそのおまけに申請書も作成できますよ」というようにしていけたらと考えています。

「freee」をここまで事務所のブランディングとして活用できている税理士事務所があることを初めて知り、とても驚きました。 個人的にも、「クラウド型会計ソフト」というジャンルが、今後どのように発展していくのか非常に興味深いです。本日はありがとうございました。

河野

 

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河野大佑
ブラッシュメーカー会計事務所
税理士法人古田土会計、国内最大手の税理士法人であるデロイトトーマツ税理士法人を経て、ブラッシュメーカー会計事務所を創業。 中小企業・上場準備を行なっている会社から上場企業まで、あらゆるフェーズの会社に対して会計や税務相談・申告書作成などの業務提供経験を有する。 現在は主にベンチャー企業・中小企業に対して税務相談・申告書作成業務だけでなく、財務コンサルティングなどのアドバイス業務も提供している。

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インタビュイー・対談参加者

桃井美里

桃井美里

2018年から、日本最大の起業・開業・独立者向けポータルサイト「助っ人」(www.suke10.com)の編集チームで、コラムを担当。 こども写真館「スタジオマリオ」の店長を経て「助っ人」編集部へ。 イラストや写真を用いて、難しく考えられがちな『起業』をもっと身近に感じることのできるコンテンツの発信に取り組む。 フリーでナレーター・MC・イラストレーターとしても活動中。
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