独立し起業をする理由は?

インターネットといったテクノロジーの発達や男女共同参画の理念による社会の変化などによって働き方は以前と比べると多様になっており、会社や組織から独立して仕事をすることも活発になりつつあります。

独立して行える職業は複数種存在しますが、独立する理由や動機もいくつかのパターンに大別することが可能です。この記事では、主な独立の理由を紹介します。

家の都合で独立する

独立して仕事を行う理由の一つは、自分の家や家族の都合のためというものです。

このタイプの独立は、事業の後継者として自分が指名されている、あるいは自分も家事に参加することを家族から求められているというような場合に多く起こるようです。

家業継承というのは、例えば自動車修理工場を親が営んでいて自分もそれを継承し会社を経営するような状況のことです。

家業として何らかの事業がすでに展開されている場合、その事業に必要な設備や人材がすでに揃っていたり、その事業における顧客が安定的に存在したりするというメリットがあります。

また、遺産継承をして独立するというのは、親族などから不動産や有価証券、及び現金などの資産を受け継いだ際に、それを事業のもとにするような場合を指します。

例えば、不動産を受け継いだ場合はその土地にアパートを建てたり、その土地を他の人や法人に貸したりすることで家賃収入を得ることが可能です。

他に、株式などの証券を受け継いだ場合も、うまく運用すれば独立した投資家として生計を立てることができます。

さらに、家の都合で独立する理由には、子育てをしているからということも含められるでしょう。

現代は以前に比べると育児の制度が整った時代であるのかもしれませんが、実際に会社勤めをしながら子育てを行うのには精神的にも肉体的にも大きな負荷がかかります。

独立して起業することができれば、自分の都合に合わせて働くことができるため、子育てをきっかけに起業する人もいるようです。

就職できなかったため独立する

高校や大学を卒業した後は会社や自治体などに就職して働くという選択肢が一般的ではありますが、中にはそれが叶わなかったため独立して仕事をするという場合もあります。

このタイプの独立の特徴は、元々独立する気はあまりなかったものの結果的にそうせざるを得なかったととらえることが可能です。

最初は独立する気があまりなかったような場合でも、独立して収入を得ることはできます。

例えば、プログラマーとして企業に就職しようとしていたもののそれに失敗した場合には、個人事業主として企業などから直接プログラミングの仕事を請け負うことが考えられるでしょう。

また、就職に失敗した後から独立を考えても遅くはありません。

確かに、就職失敗後に飲食店経営など専門的な経験や多大なコストが必要となる仕事を独立して始めることは難しいと言えるでしょう。

しかし、ライターなどシンプルな職種であれば就職を諦めた後からでも、スキルを磨いて独立することができます。

その他にも、自分は就職に向いていないから就職せずに独立することを元から考えているという人もいます。

そのような人は多くの場合、エントリーシート作成などの就職対策をする代わりに、収入のもととなる専門的なスキルの獲得に時間を費やすようです。

夢を追いかけた結果独立する

「塾長になりたい」、「お花屋さんを開きたい」、「弁護士として開業して自分の事務所を持ちたい」というような、いわゆる夢を叶えることが独立の理由であることもあります。

このような形の独立は、自分がやりたいことを職業にするということに加え、自分で事業を経営したいと考えている人に多いです。

単に塾や花屋で働きたいというだけでなく、それを自分の自由に営業したいという場合には独立するしか選択肢はないと言えるでしょう。

夢追い型の独立では、最初から独立して事業を展開するのではなく、その業界に一度就職した上で最終的に独立するというパターンもあります。

塾でも花屋でもそれを事業としている企業は存在しており、そこで仕事をすることによって独立した時に役立つスキルや経験手に入れることができるためです。

また、塾や弁護士事務所など店舗を運営するタイプの独立は、そこで商品として売るスキルに加えて店舗を経営するという視点も必要とされます。

そのため、あえて遠回りをして準備を周到にしてから独立するのも、独立後の成功を実現するのには有効な手段です。

収入が自分の能力次第なので独立する

iStock-867305024

独立して仕事を行う人の中には、職種という視点で独立という選択肢を選んだのではなく収入という面で独立を選んだという人もいます。

独立して仕事を行うことの収入面での特徴は、自分の能力によって手に入る報酬が明確に変動するということです。

一般的に会社、特に日系企業で働く場合には勤務態度ややる気など精神的な部分も評価の対象とされ、それが給料にも反映される傾向があります。

また、会社での仕事は一人で行うものではなく他の人と協力する形であるがゆえに、自分のあげた成果がきちんと給料に反映されないということも考えられます。

しかし、独立して仕事を行うのであれば、自分のスキルが評価された金額でやり取りするという形になるため、明確に能力に応じた収入を得ることが可能です。

また、独立した際の収入は基本的には青天井であるということを独立の理由に挙げる人もいます。

年功序列制や終身雇用制を採用している企業では、自分がいくら成果を上げてもそれが無制限に給料に反映されるということは考えにくいです。

その一方で、独立して事業を行うのであれば自分のスキル次第でいくらでも収入を上げることができます。

会社勤めが嫌すぎて独立する

会社勤めをしていたもののそれに嫌気がさしたから独立するということもあります。

具体的に会社勤めの何が嫌になったのかは、その人やそれぞれの状況によって異なりますが、想定できるものの一つは会社員である場合どの業務に従事するかを自分では選べないということです。

日系企業の場合、営業部や人事部といった配属先は基本的に会社が決めるため、意にそぐわない部署に配属されることもあります。

しかし、独立すれば自分の業務内容は自分で決めることになるため、自分のやりたいことのみを行うことも可能です。

また、サラリーマンとして働くことそのものに違和感を覚えた結果、独立につながることもあります。

サラリーマンは基本的に決められた時間に決まった会社の場所に出勤することが求められますが、そのようなことに違和感を感じた時には独立して自由に事業を展開することが魅力的に見えることもあるようです。

おすすめ関連記事

ー起業・独立での失敗するパターンを理解して自分の活動に活かしていこうー
「起業・独立・開業で失敗するパターン62選【起業支援の専門家が指摘!】」

ー副業をすることで、リスクを負わないために気を付けなければいけないことー
「労働時間に注意!副業で労働基準法違反にならないためには」

ー副業の場合に個人事業主の開業届は必要なものか不要なものか?ー
「副業でも個人事業主の開業届は出した方が良いのか?ダメなのか?」

ー副業で一定以上の収入がある場合には確定申告をしっかりと行うことが大切ー
「申告しないほうが危険!確定申告で副業がバレないためには?」

ーフランチャイズチェーン加入を目指している方へ知っておいて欲しいことー
「全部言っちゃうフランチャイズ経営の失敗や原因」

ーシニア起業が成功する場合と失敗する場合には、どのような違いがあるのか?ー
「急増するシニア起業!成功事例と失敗事例、業種、考え方をわかりやすく解説」

ー農業を起業のチャンスとして利用したいと考えるあなたに知っておいてもらいたいことー
「農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための」

ー果たして農業で起業したとして事業として成功したと断言できるほどの業績が残せるものなのか?ー
「農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜」

ー事業承継を考える社長が知っておくべき親族内承継とはどのようなものか?ー
「事業相続・承継!【親族内承継】って何?納税猶予も含めて解説!」

ーシニアの起業が近年増加傾向にある理由は一体なんなのか?ー
「シニア起業が急増!50代、60代で起業する人が増えている理由」

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーに 同意したものと見なされます。

関連記事