コンセプトは在学中に全員起業にチャレンジ!「電子学園i専門職大学」開学に込める、日本の未来を背負う起業家育成

コンセプトは在学中に「全員起業にチャレンジ」。新大学開学に込める、日本の未来を背負う起業家育成

2020年、墨田区文花地区に世界にない画期的なコンセプトの大学が誕生する。学校法人電子学園i専門職大学は、ICTを生かして、新たな事業を創り出す起業家を育成する、世界初の大学。

今回は、大学教育を変えたいという思いを強く持つ、当大学設立準備室室長である宮島徹雄氏にお話を伺った。

大学教育を変えたいという気持ちから大学設立準備室室長へ

☆DSC05213

まずは宮島さんご自身の経歴を教えてください。

 

助っ人編集部

宮島徹雄

大学を卒業後、株式会社リクルート(現:株式会社リクルートホールディングス)に入社し、主に専門学校、大学といった高等教育機関への提案営業に従事していました。他の部門も経験したあと、2006年に世界三大料理学校の1つ「辻調グループ」に入職しました。

そこではどんなお仕事をされていたのですか?

助っ人編集部

宮島徹雄

学生募集の部署に配属となり、これまで属人的に行っていた学生募集を仕組化に取り組み、また入学検討者の希望や時代に合った学科・コースの設立などを行い、学生総数を40%アップさせました。

すごい巻き返しですね!その頃から学校に関する仕事をされていたんですね。

助っ人編集部

宮島徹雄

すぐにではなく、東証一部上場・ITベンチャー株式会社エボラブルアジアの役員を経て2017年から、学校法人電子学園の専門職大学設立準備室室長として2020年4月の開学に向けて準備しています。

多岐にわたるキャリアですね。今のお仕事は、ご自分で興味のあった分野なんですか?

助っ人編集部

宮島徹雄

はい。今の仕事はこれまでの自分自身のキャリアが発揮できる、一番取り組みたいと考えているものでした。大学教育を変えたいという思いを以前から持っていましたので、それに挑戦できるチャンスをいただいたことは、非常にありがたいと思っています。

“全員が起業にチャレンジする”大学

☆DSC05202

では、今準備されている大学についてお伺いします。まず大学のコンセプトというか、一番の売りは何でしょうか?

助っ人編集部

宮島徹雄

まさに、在学中に「全員起業にチャレンジすること」です。

具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

助っ人編集部

宮島徹雄

カリキュラムすべてが、起業・新しいビジネスを創り出す事につながる内容になっています。今の業種、どの分野でも必要不可欠なICTを理解するためにプログラミングからシステム開発、IoT、AI、ネットワークセキュリティなどを幅広く学び、英語もビジネスプレゼンで勝てるレベルを目標としています。そして1年生から4年生までを通して起業の力をつけるイノベーションプロジェクトという必修カリキュラムを設けています。 これは2年生の段階で、課題の発見から解決策を見出し、事業戦略に落とし込み、さらには事業計画書を書くというのがこの大学のカリキュラムの根幹となります また、3年生以降は、それまで身につけた知識を活かし、新たなテーマに取り組み、あらゆる力を高めていきます。

今までになかなかないタイプの学問ですね。

助っ人編集部

宮島徹雄

その他、通常のマーケティングやファイナンスなどの経済・経営といった科目も準備しています。また大学との連携を表明いただいた企業と一緒にプロジェクトをすることもあります。

企業に絡めるのは面白そうですね。

助っ人編集部

宮島徹雄

はい。大学の中にコワーキングスペースも用意していますし、大学内で起業することができるため、連携する企業とコラボレーションも期待できます。連携企業には知見を持っている方もたくさんいますので、学びも深くなると考えています。それに何より大学内で起業すれば金銭面的なリスクは少なくて済むのが魅力ですよね。

この大学に来たいと思う高校生には、実際にすでに起業している人もいたりするのでしょうか?

助っ人編集部

宮島徹雄

私達が思っている以上に沢山いますね。先日も高校生の作った事業計画書を見て、アドバイスしました。

かつての高校生の姿とは大きく変わってきているように思います。

助っ人編集部

宮島徹雄

 

今は、情報がたくさんあって、いろんなツールもあって、そのおかげで非常にアグレッシブな子が多くなっているように感じます。 クラウドファンディングに挑戦し資金調達し起業をするなど……。こういった若い方たちの情熱や能力を開花させれば、日本の未来は明るいなと思います。それができていないのは、私達大人側の問題なんじゃないのかな。

良い起業家とは、社会のあらゆる負を解消できる人

☆DSC05290

宮島さんにとって、良い起業家とはどういう人のことを指すのでしょうか。

助っ人編集部

宮島徹雄

今の社会の負を解消できる事業をする人だと思います。皆さんの不満や不便を解消して、それが事業にもなって、きちんと収益を上げる。会社を大きくしていって、また上がった収益で、社員にもちゃんと還元する。収益の一部を寄付したり、社会貢献に使ったりする。自身の利益だけに使うのではないというのが、良い起業家だと思います。

社会の役にたち、会社を大きくできる人材ということですね。では、社会人としてサラリーマンを経験してからのほうが良いのか、最初から起業家として事業をおこしたほうが良いのか、宮島さんはどちらが良いと思われますか?

助っ人編集部

宮島徹雄

どちらも良い面があると思っています。最初から起業家になる場合、良い面は、いわゆる企業の文化に染まらないでいられること。企業のなかにあるやってはいけないことが刷り込まれなくてすむと思います。サラリーマンを経験するということは、組織を学べるというのが利点です。自身が経営者になった時に、組織を運用していかないといけないので。その経験が活きてくると思います。

そうしたら、起業して、そのまま会社を経営するのか、それともその経験を持って一回企業に入るのか、どっちのほうがいいでしょうか。

助っ人編集部

宮島徹雄

難しい問いかけですね。私達の大学は制度として必修のインターンシップが640時間あります。 640時間とは約半年間ですが、企業での経験を積むことができます。そうすれば少しですが組織のことは学べるのではないかと思います。どちらにせよ、大切なのは、「突破する力」なんだと私は思います。これが一番強い人しか私は多分成功しないと思います。

リスクをチャンスに変えられるか?

☆DSC05313

そもそも、良い起業家とは育てるものなのか、という疑問もあると思います。

助っ人編集部

宮島徹雄

きっちりと教育をしてあげれば、僕はできると思います。若者の可能性は無限大ですしね。それに、本当に社会に貢献できる起業家を僕は育てたい。

そういう人って、どういうふうにやったら生まれていくんでしょうか。

助っ人編集部

宮島徹雄

先人たちに会い、考え方や経験を学ぶことでしょうか。今、倫理観や道徳観って少し失われてしまったような気がするんですよね。私達の大学から出る学生にはそれを大切にしてもらいたいです。それが良い起業家が生まれるきっかけになるとも思います。

起業家を育成するうえでどんなサポートが一番、重要だと思われますか?

助っ人編集部

宮島徹雄

本人自身が本当に起業家になりたいという気持ちを引き出してあげること。あとはいわゆるお金の相談にきちんと乗ってあげることですね。資金繰りが失敗すると、もう身動きとれなくなってしまうので……。

そこの知識がない方で、やっぱり起業されているような場合も最近は多いと聞きますよね。では最後に、これから大学に行こうかなと考えている人に、一期生ならではの良さと、リスクをそれぞれお話ください。

助っ人編集部

宮島徹雄

良さは、一期生は大学を自ら作れるっていうところなんですよね。この大学の一期生になれるのは、もう一生ないことですし、すごく幸せなことだと思います。リスクは、リスクを取らないことが今リスクになっていることでしょうか。

どういうことでしょうか?

助っ人編集部

宮島徹雄

起業してきた人を見ていると、リスクをとった人だけが成功していると思うんですよ。人から見ると危なっかしいことでも、最終的には成功していることが多い。やっぱり起業家っていうのは、リスクテイカーだと思うんですよね。もちろん、成功する確信があってこそのことだと思いますが・・・。そもそも本人はリスクとは思っていないと思います(笑)。

他人から見るリスクを、自分はチャンスに捉えることができるかどうか、ということですね。大学が始まって起業家たちが生まれるのが楽しみですね。本日はお話ありがとうございました。

助っ人編集部 

おすすめ関連記事

ー起業・独立での失敗するパターンを理解して自分の活動に活かしていこうー
「起業・独立・開業で失敗するパターン62選【起業支援の専門家が指摘!】」

ー副業をすることで、リスクを負わないために気を付けなければいけないことー
「労働時間に注意!副業で労働基準法違反にならないためには」

ー副業の場合に個人事業主の開業届は必要なものか不要なものか?ー
「副業でも個人事業主の開業届は出した方が良いのか?ダメなのか?」

ー副業で一定以上の収入がある場合には確定申告をしっかりと行うことが大切ー
「申告しないほうが危険!確定申告で副業がバレないためには?」

ーフランチャイズチェーン加入を目指している方へ知っておいて欲しいことー
「全部言っちゃうフランチャイズ経営の失敗や原因」

ーシニア起業が成功する場合と失敗する場合には、どのような違いがあるのか?ー
「急増するシニア起業!成功事例と失敗事例、業種、考え方をわかりやすく解説」

ー農業を起業のチャンスとして利用したいと考えるあなたに知っておいてもらいたいことー
「農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための」

ー果たして農業で起業したとして事業として成功したと断言できるほどの業績が残せるものなのか?ー
「農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜」

ー事業承継を考える社長が知っておくべき親族内承継とはどのようなものか?ー
「事業相続・承継!【親族内承継】って何?納税猶予も含めて解説!」

ーシニアの起業が近年増加傾向にある理由は一体なんなのか?ー
「シニア起業が急増!50代、60代で起業する人が増えている理由」

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーに 同意したものと見なされます。

関連記事