総合トップ
起業
資金調達
会社設立
副業
マーケティング
事業承継
地方起業
フランチャイズ
シニア起業
税・会計・法律
士業
ビジネス
失敗

企業の人材育成を軸に起業!『オフィス書店』が会社に0円で本を届ける理由

サービスリリースが今年にも関わらず、顧客にYahooやGMOが入っていて、株主としてサッカーで有名な本田圭佑さんや日本のAI研究の第一人者の東京大学 松尾豊教授などが名を連ねる、注目のスタートアップ企業『Next Paradigm』の大浴拓也さんにインタビューさせていただきました。

どのような事業になるのでしょうか?

助っ人編集部

大浴拓也

法人向けのサービスです。『オフィス書店』という会社に書店ができるかのごとく会社に必要な様々な本を置くことができ、気に入った本のみを購入できるサービスを手がけています。

どうやって本を選んでるんですか?

助っ人編集部

大浴拓也

各企業に一人ずつ担当がつきまして、定期的に会社の課題をヒアリングし、会社の特色、抱える課題に即したラインナップで毎月15種類の本を届けています。

企業にわざわざ紙の本を届けるのですね。

助っ人編集部

大浴拓也

時代遅れかと思うかもしれませんが、紙の本には3つのメリットがあるんです。

大浴拓也

1、成長のためのきっかけと環境作り。そこに物理的に本があることで目に入るので興味をもつきっかけになります。また、社員にとって有用だけれど社員が気づいていない情報を本という形で提供する仕組み作りもできます。

2、書籍購入費用の有効利用。一度読んでみて必要な本だけを改めて購入することができるため、不要な本が溜まって処分に困ることがありません。また、スペースも有効活用することができます。

3、電子書籍は個人で使う分には便利なのですが、未だ著作権の関係で集団利用をすることができず、回し読みができません。紙の本であれば、回し読みができるため企業などの組織での利用と非常に相性がいいです。

オフィスで本を売るのは斬新なビジネスですね。他に聞いたことがありません。

助っ人編集部

大浴拓也

正直なところ、本を売ったところでほとんど利益は出ないんです(笑) それが他の企業がサービスとしてやっていない理由だと思います。 なので、もういっそのこと会社に本棚を作るところは0円でやってしまおうかと思って。

思い切りましたね。どういった狙いがあるのですか?

助っ人編集部

大浴拓也

弊社のビジョンとして「ナレッジシェアをスムーズに」というものがあるのですが、 具体的な取り組みとしてまずは社員に学習機会を提供するというところに取り組みたいと考えています。

しかし、本のサービスでお金をいただいてしまうことで、ただの本のサービスとして見られてしまい、社員の学習環境の問題に取り組みたいと考えている会社でも、単純に本のニーズで導入を検討されてしまうということが課題となっていました。

ただでさえ、費用対効果が見えにくく、手が回りにくい学習機会へ取り組むためのハードルをさらに下げ、サービスの認識も一新することを目的として今回の無料提供に踏み切りました。

image2(13)

どこでお金を得ているのですか?

助っ人編集部

大浴拓也

本は単なる興味の入り口にすぎず、そこからさらに踏み込んで内容の定着や、インプットの方法を変えたい、本より発展した内容を学びたいというニーズが出てきた際に、それにお答えするサービスをご用意しています。

想定ターゲットは?

助っ人編集部

大浴拓也

従業員数50以上のチャレンジングな会社をターゲットとしています。チャレンジングというのは、ルーティンワークをこなし続けるのではなく、常に新しい事業を作ろうとする姿勢がある企業ということです。 すでに導入いただいている企業にYahoo,GMO,ARMグループのトレジャーデータなどがあります。

サービスはいつ立ち上げられたのですか?

助っ人編集部

大浴拓也

テスト運用は2019年の1月から。会社は去年の7月に立ち上げました。

社員は何人いますか?

助っ人編集部

大浴拓也

5人です。立ち上げは僕1人で、その後でジョインしてもらいました。

ところで大浴さんはもともと何をしていた方なのでしょうか?

助っ人編集部

大浴拓也

オンラインで人工知能の学習サービスを展開する(株)Aidemyで事業部長をしていました。

業界最大手の企業ですね。なぜ、会社を辞めて起業されたのですか?

助っ人編集部

大浴拓也

もともと「攻殻機動隊」というアニメが大好きで、ストーリーは主人公率いる公安9課という少数精鋭部隊が様々な事件を解決するというものなのですが、そういうプロジェクト型の仕事って本当にかっこいい。

ただ、今の世の中は副業やリモートワーク、スタートアップという組織への注目など着実にプロジェクト型の仕事に近づいています。 だから、そうなった時にプロジェクト間のナレッジシェアができる仕組みを作りたいなと考えて今の会社を立ち上げました。

驚きました! とても壮大な夢ですね!? 

助っ人編集部

image3(15)

告知やプロモーションはどのように行っているのですか?

助っ人編集部

大浴拓也

最近まではテストとして参加してくださった企業のみにサービス提供していたのですが、サービスとして表に出せるようになってきたので導入無料と同時にメディアへの露出を始めました。

事業発展のイメージは?

助っ人編集部

大浴拓也

プラットフォーマーになることを見据えています。現在だとNewsPicksのサービスがイメージに近いのですが、そのように有益な情報が集まる場所にしたいですね。

現在の経営課題は?

助っ人編集部

大浴拓也

スピードです。サービスを大きくするための速度。スタートアップの取り柄はスピードに尽きます。他の企業にここで負けることは許されません。

人を雇ってみて想定どおりにいかなかったことは?

助っ人編集部

大浴拓也

正直、想定どおりにならないことしかありません(笑) みんなそれぞれの感情を持っているので毎日想定外のことが起こります。サービスの仕組みを作るより組織内で正しく情報伝達し、目指す場所を揃える仕組みを作ることに一番苦労しています。

採用時で気をつけていることは?

助っ人編集部

大浴拓也

スタートアップはキラキラしたイメージがあるんですが、実際は泥臭いことが多く、地道な作業をしていくことになります。また最初から人を動かすという発想の人は採用しないようにしています。スタートアップはとにかく人がいません。まず自分で動く必要があります。たとえばそれが自分の専門外の領域でも。そうしたスタンスの見極めに注意しています。

想定しているライバルはありますか?

助っ人編集部

大浴拓也

将来的には、やはりNewsPicksです。とはいえ、媒体と目指すサービス像が違うので直接強豪とはならないと思いますが。

現在の目標は?

助っ人編集部

大浴拓也

1年で1000社導入です。

経営していくうえで大切にしていることは?

助っ人編集部

大浴拓也

当たり前ですけど、メンバーみんなでちゃんと集まること。これは前の事業の失敗から学びました。前回は最初からフルリモートとしたので、コミュニケーションコストがあがってしまい、ビジョンを共有できませんでした。スタートアップの立ち上げ期のフルリモートは非常に難しいです。やはり顔を付き合わせないと。

創業したての自分にアドバイスするとしたら?

助っ人編集部

大浴拓也

これは、今の自分にも言い聞かせていることですが、「ビジョンを大切にしろ。それ以上に、そのビジョンを伝えることを大事にしろ。」です。

オフィス書店
https://office-shoten.com/

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーに 同意したものと見なされます。

関連記事