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編集後記―働く女性・女性起業家支援のこれから

ポイント
  1. ノウハウ、サポートの循環を図る
  2. 男性だけでなく、女性側の意識改革も必要

目次 [非表示]

ノウハウ、サポートの循環を図る

女性起業家は今も昔も数が少なく、起業を志す女性が目標にできるライフスタイルは、過去にはあまり見つかりません。そのため、数少ない先輩女性起業家からの助言は大変貴重となります。そこで女性支援を行う団体は、成功した先輩起業家がメンターとなり次の起業家へと伝えていく仕組みをつくっています。

さらに、セミナーなどの場で積極的にコミュニティをつくり関係性を深めていくような試みも各所で見られます。これは教えを受けて起業した人が、また新しい起業志望者に伝えていく、という循環システムを構築するためでもあり、女性の「創業後の支援」についての課題を解決しようとする取り組みだと言えます。このようにノウハウやサポートの仕組みを次の世代へと受け継いでいくことは、女性起業家増加への重要な活動です。

男性だけでなく、女性側の意識改革も必要

「女性活躍加速のための重点方針2016」では、「男性の暮らし方・意識改革」が挙げられていましたが、実際にインタビューを行うと、女性側の認識も今後変えていく必要があると複数の方が話していました。たとえば、「子育ても仕事も完璧にできないといけないと思い込んでいる」「稼ぐことをどこか『悪いこと』と感じている」などがその典型的な例です。

起業を考えているのであれば、ビジネスの大小は自由ですが、少しでも利益を出さなければビジネスは成立しないということを理解し、具体的な行動に落とし込めなければいけません。全国的なデータを見ると「黒字基調」のビジネスになっている女性の企業は増えていますが、そこに関しての意識を持っている人は、支援側はまだまだ少ないと感じているようです。

また、「子育ては女性の仕事」とする価値観は女性自身に対しても根強く、手が回らなくなると劣等感やうしろめたさを感じてしまう女性が多いということも浮き彫りとなりました。それを解消するための事業を行っているのが「あな吉手帳」や「キャリア・マム」であり、そういった行動できる女性を増やすサポートをする役割として行政機関も整いつつあります。

今後、「仕事に没頭できる女性(起業家含む)が増えること」と、「バイアスのかかった考え方から解放されること」は、どちらが先ということではなく、同時並行的に進んでいくのではないでしょうか。

女性活躍加速のための重点方針2016

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