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大手からITベンチャー設立した私の道【第10回】IT業界でのポジショニングについて

ポイント
  1. IT業界という世界
  2. サービスベンチャーというカテゴリー
  3. 常に利用者に近い会社であり、挑戦をし続ける

目次 [非表示]

IT技術の世界

ITの最先端技術について私達がどう考えて、どうポジショニングをしているかを述べてみたいと思います。

他の業界と比べてもITの世界は、特に技術の進歩がとても速いです。最新技術や主流となった技術でも、すぐに陳腐化してしまうのです。私自身、ITやソフトウェア開発の面白さに引かれた頃から現在に至るまでずっと、身をもってそのことを感じています。この業界で勝負するには、常に最新技術動向を意識的にインプットする必要があると思っています。

IT技術の進歩が速くなった理由の一つは、ここ最近、多くのプログラム言語や各種プラットフォームが無料公開されて利用できるようになったため、技術者が素早く簡単に試せるようになったことが大きいと思います。技術ノウハウを公開するコミュニティも発達し、次々と新しいテクノロジーやサービスが生まれています。素人が簡単にWebサービスやスマホアプリを開発できるツールもどんどん生まれており、ビジネスにITを活用することのハードルは低くなっています。

私達のようなITベンチャーはテクノロジーの最先端にいて、常に新しい技術を研究しているというイメージがあるかもしれませんが、実は必ずしも最先端技術のみを追求している訳ではありません。私達が目指しているのは、何か一つの技術を極めて発明をするような技術ベンチャーではなく、既にある幾つかの技術を応用し組み合わせる事で、今までにないサービスを作りだすサービスベンチャーです。

最先端技術の開発には、多額の研究費と長い時間が必要です。そうした基礎研究は大学が行い、応用研究は大企業がおこなっています。それぞれ適した立場で役割を持って社会に貢献できればいいと思っています。

私達は、人々のニーズと最先端技術をひもづけて独創的なサービスを創り市場に提供する、ということを使命と考え、大企業とは違う顧客層のニーズに注力しています。例えば、あるメーカー様と一緒にAI(人工知能)を利用した音声会話ができるスマホアプリを開発しました。

このアプリでは、利用者がアプリ内のキャラクターと雑談や会話ができます。キャラクタは会話の内容から、利用者の生活スタイルや環境を少しづつ理解していきます。その中で、興味があることや、必要となるものについては、文脈の流れから自然と購買意欲をかきたてるような会話やアドバイスをおこない、場合によってはECサイトへ誘導します。このアプリの開発にあたり、会話の内容から利用者を理解していく学習機能としてAIを用いています。ただしAI自体の開発は行わず、他社が提供しているAIプラットフォームを活用しています。

AIプラットフォームのような技術を生み出すのは技術ベンチャーにお任せし、私達はその最先端の技術を使う立場として、市場ニーズをとらえたり、社会に変革をもたらすようなサービスや事業を生み出す事が役割だと考えています。

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サービスベンチャーとしての使命

ある技術を最大限「活用」し、できなかった事を可能にして市場に早く価値を届ける、それがサービスベンチャーとしての使命なのです。そのために、以下のようなことを考えて実行しています。

まず、次から次と生まれてくる最新の技術に対しては興味を持って接し、定期的に、インプットした技術情報の交換や新しいサービスを企画する場を設けています。また、その技術を必要とする人々がどこにどれくらいいるのかを具体的に把握するために、異業種の方々や大学などの研究機関と交流をはかり、技術とニーズのマッチする接点を見つける取り組みを行っています。

新しい技術はIT業界でなくても次々生まれてきます。全ての技術を熟知することは不可能ですが、その技術がもたらすであろう社会の変化や影響については、細かく分析して推測することが必要だと思います。私達は利用者目線で分かりやすく使いやすいサービスを作ることに意識して、どんどん新しい挑戦を続けていきたいと思っています。

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