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「“こえるをうみだす”ことで世界に貢献していきたい」~使命感を持っているかどうかが重要な鍵~

ポイント
  1. 日本での起業にこだわる必要性はないと気づいた
  2. バイリンガルな視点で経営する
  3. 未来に夢がある社会をつくっていく

目次 [非表示]

日本での起業にこだわる必要性はないと気づいた

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まず自己紹介と、会社の創業までの経緯を教えてください。

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弊社ICONICは、2008年の創業で今9期目です。ベトナムとインドネシア、日本、マレーシア、計4カ国で事業展開しています。ユニークなポイントとしては、ホーチミンで創業していることでしょうか。

やっている事業は人材総合サービスです。人材採用支援と人事労務コンサルティングの2つを軸として事業を展開しています。

今年36歳になりますが、いつか起業したいというのは大学の頃から思っていました。ただ、学生の時に起業するという選択は考えていませんでした。就職活動では、大手企業とベンチャー企業から内定をもらった時に、大手に行くモチベーションはわかず、そこでやっぱり自分で事業を起こしたいなと思い、勉強のためにもベンチャーに入社しました。そこから起業するなら、どういう事業にしようかと考える日々が始まりましたね。

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学生時代はどのように過ごされていましたか。

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学生時代は、1人でニューヨークへ行ったりイギリスに1年間留学したり。もともと海外が好きで、知らない世界に行きたいというのは漠然と思っていました。ただ当時海外で自分が事業を起こすことは想像していなかったです。

まずは丸3年頑張ろうと思って国内のベンチャー企業で働き始めて、3年が経った時にあらためて自分の興味があることを命をかけてやりたいと意志が固まりました。

どんな事業を起こそうかと考える中で、ふと日本人だからといって日本での起業にこだわる必要はないのではないかと気がつきました。これからどんどん日本の人口が減っていく中でこの先50年本当に成長を描けるのか、と。

そこで、すでにサービスが揃っている所でより良いものを作るよりも、これから伸びていく場所で、ゼロから商品・サービスを展開した方が、やりがいがあるなと純粋に思ったんです。当時は25、6歳だったので、失敗したとしてもそれはそれでいい経験になるだろう、とりあえず行ってみようと思って、たまたま半年前に旅行に行っていたベトナムに行くことにしました。

知識も経験もなくても、できることはある

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ベトナムではどのように活動したのですか?

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まず1年間は現地でフリーペーパーの営業などをして働きました。その中で感じたのは、未成熟な国や市場で足りないことは、技術やマネジメント力。つまり全部“人”に依存する部分が足りていないのだと気づいたんです。

若くてまだ知識も経験もないけれど、技術やマネジメントを求めている企業とそれらを保有している人をマッチングさせることは、自分にもできるんじゃないかと考えました。

当初は、日本人をメインに紹介とか、日本人をベトナムに技術移転をするようなビジネスをしようと思ってスタートしました。日系企業は相手にせずにベトナムのローカル企業のみを相手にしようとしていました。

しかし、最初1週間、2週間やってみると、まだまだ日本人のニーズというのは多いわけではなく、また自分に強みがあるわけでもない。

そこで、まず需要が多かった日系企業に対してベトナム人や日本人を紹介するところにビジネスをピボットして、徐々に対象の企業を広げ、地域を広げて、さらに他国に横展開していきました。

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8年前スタートした時から比べて海外の環境って変わってきていますか?

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基本的な構造は変わらないですね。

途上国というのは経済的にまだ脆弱な部分があるので、1つ何かが良くなったとしても、どこかに弊害が出てしまうマーケット環境というのはあると思います。しかし、景気とは関係なく、不安定な部分を含めて普遍的なニーズは変わらないです。

日系企業が海外進出して成長しくためには、やはり重要なのは人という部分を含めて。

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現在は、どのような理念で事業を展開していますか?

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我々の理念としては、「こえるをうみだす」というコアビジョンを掲げています。「こえる」という言葉には、「越える」と「超える」という2つの意味がありますよね。

「越える」という意味では、社会がグローバル化することを、人が国境を越えて働くことを応援していきたい。チャレンジする為に場所を移動するとか障害を乗り越えるという「越える」は、人を成長させ、新しいものを生み出すことにも繋がると考えているので。

もう一つの「超える」としては、自分の限界を超える、昨日の自分を越えるというような「超える」環境作りをしていきたいと考えています。

そんな2つの「こえる」を生み出すことで社会に貢献していきたいと想いで事業を展開しています。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

慶應大卒業後、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、 資本金5万円で起業。 お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。 8年間で、累計10,000件を超える起業・その後の事業支援に関わり、 全国、北海道~沖縄までコンサル先累計500社超を抱えるまでに成長。 全然売れていない(月商0-100万円)小さい会社や個人事業主の売上を 数か月~2年の間で、年商数千万円~10億円を超えるところまでに持ち上げた実績でいえば 国内でも間違いなくトップクラス。  2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。 2018年9月1日より、徳島大学客員教授にも就任。元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊 NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。

安倉 宏明

安倉 宏明

ICONICグループ 代表取締役社長(CEO/Founder) 1980年7月12日生まれ 関西学院大学総合政策学部卒業 大学卒業後、株式会社ベンチャー・リンクにて、FC本部の子会社立ち上げに従事。 その後、単身ベトナムに渡り、ホーチミンにてICONIC CO., LTD. を創業。 現在は、ベトナム(ホーチミン/ハノイ)、インドネシア(ジャカルタ/チカラン)、日本(東京)、マレーシア(クアラルンプール)の4カ国6拠点にて人材総合サービスを展開している。