総合トップ
起業
資金調達
会社設立
副業
マーケティング
事業承継
税・会計・法律
成長する人
失敗
セールス&営業
人材開発&育成

爆発的な成果を出しながら失敗もたくさん経験している、起業家たちに聞く起業のリアル

ポイント
  1. 自己紹介と起業のきっかけ
  2. 人の本質を見抜く目を持ち続ける
  3. 事業によって経営のやり方は変わる?

目次 [非表示]

自己紹介と起業のきっかけ

伊藤

皆さん、こんにちは。株式会社ウェイビーの伊藤と申します。このTERACOYAと言うイベントを主催している株式会社の代表をやらせて頂いております。本日はお忙しい中、お集まり頂いて、本当に嬉しく思っております。各自、最初に自己紹介をさせて頂いて、そのあと皆さんからのご質問もお受けしながら、パネルディスカッションを進めたいと思っています。最初、早川さんから宜しいですか。

早川さん

皆さんこんにちは。僕は、特殊な経歴を持っていまして。19で親父が会社を潰して蒸発をしているのです。そのあと新聞配達をやって、夜間の大学に進学して。大学1年で法律事務所に勤務をして、大学3年で創業をしました。その会社がたまたま大きくなりまして。25で会社を売却して、2年半ほど元総理大臣をやっていた羽田孜と言う方先生の元で勉強をしまして。28歳で、衆議院選挙に、間違って国会議員にならないかなと思って立候補したんですけど、有権者の判断は間違えずに落選をしまして。落選した瞬間に、やっぱり、有権者の判断と言うのは正しいのだなという事を思ったのですが。それで30で東京に戻って、事業会社を復活させまして。そこで、総合的なコンサルティングの会社をやらせて頂きながら、飲食店をやったりとか、1年間に6、7店舗ほど買収したりとか。あと売却をしたりとか、お花屋をやったりとか。要は、50業態ぐらいいろんな事業展開をやらせて頂いています。最近ではゴルフ事業を立ち上げて、自分がゴルフをしたいという事で。ゴルフ事業を立ち上げて、先生に入って頂いて。ゴルフスクールを始めて、面白く、楽しく、いろんな事業体を、買収したり、またバイアウトをしながら、内部留保を殖やし、尚且つ、キャッシュフローを殖やしと言う事業展開をしています。

伊藤

o p i

有難うございます。では、松田さんよろしくお願いします。

松田さん

o p i

皆さん、こんにちは。松田と申します。アズホールディングスと言う会社の代表をやりながら、上場しているデジタルデザインと言う会社の大株主兼取締役で入るなど、様々な企業を経営しています。早川さん程、クリエイティブな部類ではないのですが。僕は、中学・高校は行かないで、3日で高校を首になっていて。さらに大検取って、アメリカへ行って、早稲田に入って、学生ベンチャーやって、12年みたいな感じのプロフィールです。アズホールディングスと言う会社は、まだ6年ぐらいの歴史なのですが、その前身のアズと言う会社を作ったのが二十歳の頃で。12年間会社を経営していて、今は、アズホールディングスと、デジタルデザイン及び私が関連している中間持ち株会社が大体27社ぐらいですね。経営をしているという状況です。僕も、早川さんとちょっと似ていて、飽き症で、すぐビジネス飽きちゃうので。いろんな事をやったりすると、と言う所があったり。あの実は、去年、狭山の市長選に出て、同じく、間違いが起こらないかなと思ったら、普通に負けたというですね。

早川さん

o p i

有権者の判断は正しいですね(笑)

松田さん

o p i

正しかったですね。もう、あの時ほど、狭山に二度と行きたくないと思った事はありません。

早川さん

o p i

残念でした。

松田さん

o p i

残念ながら。

早川さん

o p i

もう一回やりましょう。

松田さん

o p i

もう、1回は良いです。もう、吐きそうです、僕は。あとは、国会に呼ばれたりとか、本書いたりとか、いろんな個人的な活動もしています。起業や起業支援とかは専門ですね。

伊藤

o p i

有難うございます。僕の簡単に自己紹介をさせて頂くと、僕も、23歳の時に、会社を立てていて。共通しているなと思ったのは、大学生の頃にちょっと政治家に興味を持っていたのですけれど、やはり、僕はまだ出馬をしたことが無いので。

早川さん

o p i

出ましょう。

松田さん

o p i

出ます、出ます。

伊藤

o p i

いや、いや。それで23の時、病気をした事をきっかけにして、会社を始めています。起業の応援という事で今6年やらせて頂いて、このイベントだとかをやっているというのが、僕の簡単な自己紹介です。早速、内容に入って行きたいなと思っているのですが。お二人の自己紹介を聞いていて、すごく、興味を持ったことがあってですね。20歳ぐらいの時に、事業をやろうなんて思わないのが、圧倒的な大多数の人なのですけど、なぜその事業をやろうという選択になったのか。理由を教えて頂いても宜しいですか。

早川さん

o p i

僕は単純に、親父が会社を潰して蒸発をしてしまっていて。さらに、うちの母の兄が千代田火災の事業本部長で。実は、彼は法政大学卒業で、当時は千代田火災がいわば慶応学閥でして。その関係で、役員になれない姿とかを見てきまして。やっぱり、僕みたいな縁もお金もない人間が普通にサラリーマンになったとしても、結果的に、自分の力ではどうにもならないんじゃないかと。尚且つ、たった19年間か20年間の学歴によって全てが左右されてしまうような人生と言うのは嫌だと。19で親父が会社を潰して蒸発したあとに、母親が温泉の住み込みに働きに行っていたのです。それで母親をどうしても東京に呼びたかったですし。また19で新聞配達を始めた時に、どうして政治というのは強い地域の強い者に働いて、弱い地域の弱い者に働かないのだろうと疑問を感じたのですよ。例えば、奨学金制度を借りに行ったら、保証人を連れて来いと言われたのです。保証人を連れて来れるのだったら借りに来ないよ、と言う話でございます。そういった意味で、自らの経歴を諸々考えた時に、母親の面倒を見たいとか政治に参加したいと思っても、やっぱりキャッシュが必要なのです。そう考えて、僕がサラリーマンをやっていく選択と言うのはもう、その時点で無かったです。しっかりとした認識を持って創業し、然るべきお金も作って、母親の面倒も見て、然るべき形で、20代には絶対に国政選挙に出ると決めたのです。起業するしないではなく、もうその選択肢しか無かったという事です。ですから、起業で悩まれている方から今後ご相談を受け賜ったりするかもと思うんですけど、やっぱり退路を断って先ずやってみようという話なのです。伊藤さんが主宰しているチャレンジャーズに通って、勉強してノウハウを習得したら、3ヶ月で事業化のモデルなんて出来るのです。

伊藤

o p i

有難うございます。松田さんいかがですか。

松田さん

o p i

僕も似ていて。中学行かないで、高校を3日で辞めて、退路を自分から断っちゃったみたいな感じだったのです。当時、中卒で働ければ、土方か、ガソリンスタンドの店員か、車の整備工か、やくざしかなくてですね。いろいろと、こう自分なりにシミュレーションをした結果、やくざが一番、手っ取り早いのではないかと思ってですね。僕の友達の部下が、湘南なのですけど、当時、横須賀○○という有名なやくざがあって、そこの組員の方とかにいろいろ話を聞いて。これ良いかもしれないなと思ったのですけれども。ただ、ああいう世界は死ぬ人が多いんですね。当たり前ですけど。年間で、3,000万~5,000万は稼げるのですが、死ぬ確率が10%ぐらいだとですね、3億円で1人死ぬから、計算上割に合わないじゃないかと気付きまして。じゃあ、サラリーマンに戻ろうかと思っても、高校に入りなおして、良い大学に入って、良い会社に就職して、東証一部の上場企業に入れて、社長になれたとして、平均年収3,000万。その確率1%×1%×1%ぐらいでしょう。0.0001%ぐらいじゃないですか。やっていられるかと言う話ですよ。そうすると、自分で商売するか、政治するかしか無いのですが、政治なんて出られるわけもないし、ノウハウもないし、分からないので。じゃあ、商売やろうかな、みたいな感じで考えてみたのです。だから、最初からサラリーマンをやるとか、他の生き方と言う選択は無いという状態から、僕もスタートしたので。起業するのに悩んでいますとかですね、起業するので勉強会に行きますみたいな思考プロセスの意味が分からないというところで。でも、実際そうだと思うのですよ。だって、自分なりの生き方を模索したら、結果的に、ビジネスを自分で作るという選択以外は無かったという。当時、僕はお金が10万円ぐらいしかなかったので、10万円のお金を、レバレッジをかけて、単利表(標本)を引っ張って。会社一回飛ばして、バチバチに詰められて。そのあとは、自分の資本金50万円を作ってやってきているので。だから、やらざるを得ない環境だったのかなと思いますよね、振り返ると。

早川さん

o p i

それが、ポイントじゃないですか。

伊藤

o p i

そうですね。

早川さん

o p i

お金が無いと言って、そういう創業者もいっぱいいますけれども。お金が無くてやらない人間、お金があっても何もやらない人間がいる。ここのマーケットで19年いますが、僕もベンチャーの関係で6,000社ぐらい会ってきました。日本最大の交流会というのをやっておった時代がありますけど。やっぱり、お金が無くて出来ないとか、その言い訳をしている方が多くて。

松田さん

o p i

実は、お金って余っているので。金融工学的に考えると、目茶苦茶お金余っていて。当然、日銀の黒田さんがあんだけお金をばら撒いて、そのばら撒いた金が間接的に銀行に溜まっていますから、使われるところを探しているのですよ。僕、企業セミナーとか金融のセミナーとかで話をするのですけど、日本人というパスポートを持っている限り、無限にお金を引き出せるATMはみんな持っているんですよ。と話をしています。ただ、残念ながらパスワードを忘れているのです。だから、そのパスワードを入力する内容を思い出すと、無限にお金が引ける筈なのです。別に、自分に1万円しか無くても、借金1億だとか10億だとか変わらなくて。それに気付いた方が良いですよね。

人の本質を見抜く目を持ち続ける

伊藤

o p i

そうですよね。足りない物を気にし始めてしまうと、結局、絶対に足りる事ってないと思うので、足りない事をどう捉えるかがすごく大切だと思いますね。お金がなければ知恵を出してそれをカバーするだとか。無い事に、フォーカスして問題解決しようみたいになってしまうと、問題が解決しないんじゃないかと思いますね。むしろ無いことによって、創造力が生まれるとすら僕は思っています。松田さんは自己紹介の中で、飽き症なので、いろんな事をやります、とお話されていましたが、何か一貫している部分はございますか?

松田さん

o p i

ビジネスプロダクトライフサイクルが高すぎるのですよ、今。僕が起業した当時、12年前なので20歳でしたけど、あの時はまだ4年から5年ぐらいあったのですけど。でも、今もう無いですよね。当たって1年から2年がピーク。だから、アプリとかゲームとか、いろんなイノベーションが起こるスピードが速すぎちゃって、もうやっていられないですよ、はっきり言って。一つのビジネスモデルにコミットするって言うスタイル自体が古いし成り立たなくなっている。だから、移り変わることを前提にリスク分散して、いろんな事業の投資をして、そっちの経営をやった方が、絶対的に効率が良いんですよ。皆さんの立場で話を聞いているとポカーンという感じだと思うんですけど、5年後、結局、生き残っているのは早川さんとイトケンと僕なんです。間違いなく。

伊藤

o p i

松田さんの言っている事って、簡単に言うと、昔はテクノロジーとかが無くて、たとえば、情報流通の速度が3日だった。それが今だったら、1分後には世界の人に全て伝えられるみたいな物だと思っていて。だから事業も、移り変わりだとか事業の寿命みたいなところが、ものすごく短くなっているというお話ですよね。

松田さん

o p i

そうです。専門性がプロフェッショナルじゃないと、追いつけないレベルになってきちゃっているので。ビジネスパーソンでキャッチアップするのは、物理的に不可能だと僕は思っていて。結局、自分の人生を掛けてこのビジネスを一生やろうと、やりたいというその技術者的な思想は僕には無くて。じゃあ、何が、残るかって言うと、面白い人と一緒にいれば、その人がきっと優秀なので、新しいビジネスを作るだろうという自負しか無いんですよね。だから今、僕は面白い人と面白い顧客と面白いパートナーと面白い事業をするという事に、完全にフォーカスをしていて。ビジネスは何でも良いのです。儲からないビジネスをやったって、そのうち絶対復活すると思うので。僕は人ベースでやっていたんですね、今も。この人は絶対伸びるなとか、本質的な物を見抜いているんだという人としか、付き合わないようにしています。面白い人と絡みながら、本質的なビジネスをやれる人と一緒に居たいというのが僕は強いんですよね。そういう感じです。

伊藤

o p i

有難うございます。面白い人と事業をやるという所で一貫しているという事ですね。早川さんはいかがですか。

早川さん

o p i

松田さんと私は7年ぶりぐらいに再会しました。それで、久しぶりに会ったから何か一緒に何かやりましょう、と。

松田さん

o p i

そう、そう、そう、そう。

早川さん

o p i

そういうノリは、人ベースだからこそできるのです。例えば僕だったら、もう21で創業した時はようやくメールマガジンが出て来た、オプトインメールが出て来た、反響型メールが出て来た。それで必死にね、近くの居酒屋でIT業者と世の中を変えるんだって。パソコンを立ち上げるのに3分掛かる時代ですよ。じゃあ、そのマーケットで、立ち上がって行った人間って、100社の内、97社が消えていますよ。

松田さん

o p i

ホント、そうですね。

早川さん

o p i

うん。殆ど消えてる。だから、勘違いしちゃあいけない。つまり、ダーウィンの法則と言って、時流に乗っている経営者云々ではなくて、稼げるビジネスモデルは資金繰りに困らないビジネスモデルと、内部留保を高めるビジネスモデル。そうでなければ絶対に事業って続かないのです。ですから今の流行とかではなくて、変化に対応し、しっかりと事業経営をしていかないとやっぱり残らないですよね。

松田さん

o p i

ホント、そうなのですよ。そこの哲学は、今まさに早川さんがおっしゃったように、ちゃんとキャッシュフローが回って、資金繰りも見えて、多様なマーケットに展開できるような経営センスを持った人とつるんで。仮にその人が事故っても、別のビジネスで生き残れるじゃないですか。だから、そういう人とつるむ、と言うところをすごく意識していますよね。

創業時の事業の捉え方、目標達成までの試行錯誤

伊藤

o p i

早川さんとか、松田さんの考え方って、20年弱、いろんな試行錯誤して行き着いた結果だと思っているので。なので、20年前とか、起業当初、スタートした時って、そう思っていましたか。その時には、どういうふうに考えて、事業を捉えていたのでしょうか。

松田さん

o p i

必死でしたよね。毎日の資金繰りに必死だったので、大局的な事を考える余裕はありませんみたいな。1日24時間、死ぬほど働いて、生きるか死ぬかでした。僕は20でやって、25、6ぐらいまで安定しなかったので。

伊藤

o p i

早川さんはいかがですか。

早川さん

o p i

僕も、やっぱり、21で創業して。最初5,000万円ぐらい調達して、不動産系とかオリジナルの出店ラッシュをしていったので。やっぱり約280名の社員さんに対して、正直申し上げて、25日の段階で、30日の給料を払えないんじゃないかっていう経験が3回ぐらいあるんですね。銀行を駆け回ってねえ、サラ金を駆けまわって、闇金を駆け回ってねえ。1回も、給与の遅配を出してきませんでしたけど。やっぱり、そのまま、大量の個人保証を付けて、調達をしていった結果、会社を大きくする事自体が、ホントに幸せなのかって言う事を、考えて行った時に。実は、来月立ち上げるそのコンサル会社については、南青山税理士法人の仙石先生と立ち上げる会社はマーケットに上げる。3年でね。マザーズか、そこらに上げようという話で、話は進めていますけど。基本的には、僕は、幸せな小金持ちと言うかですね。実は僕、今、沖縄に住んでいるんですね。月の半分は沖縄で。実は今日、最終便で沖縄に帰ります。通勤時間は4時間なのです。可哀想でしょう。で、今日は8時便で乗ってね、家に着くのが12時ぐらいというもう切ない通勤時間ですけど。やっぱり、家族もある。娘もあっちに住んでいて、やっぱりその僕の中で、じゃあ家族って何だろうとか。お金を持っても不幸せな人間とか、上場していったとしても、実は、ね。今、マーケットに上がって行っている方々が幸せなのかと言ったらどうか。二人で飲みに行ったりすると、悩みを抱えていたり、お前幸せなのと言ったら、イエスと言う方って割と少ないですよね。ですから、上場してうつ病になった人間とか、もうたくさん見て来たのです。事業規模とか云々じゃなくて、ホントに自分が楽しいねと思える人間と、楽しい事を事業化していくという事自体が、生き残る秘訣なのかと言う気もしますけどね。

伊藤

o p i

有難うございます。ご自身の経験をもとに、20年前とかにスタートしようとしている自分に対して、どんなアドバイスをしますか。

松田さん

o p i

二つあります。一つは、死んでも友達と起業するなという事。

伊藤

o p i

僕、親友4人で会社を起業しています(笑)

松田さん

o p i

もう一つは、死んでも人の金を引っ張るな。特に資本と言う意味でですね。

伊藤

o p i

ああ。エクイティの調達ですね。

松田さん

o p i

エクイティは絶対にやるな。100%自分の資本でやれ。その二つのアドバイスをするかな。あとは、自分を信じろ、ですね。

伊藤

o p i

有難うございます。早川さん、いかがですか

早川さん

o p i

僕も松田さんと同じ考えでございますけど。敢えて言うと、僕はもう最初の創業期で何十億と言うお金を個人保証で引っ張って来て、その借金に潰されたというのと、それプラス25で手放したと言っても僕は首になったというのが実情なのです。それはつまり、自己資本比率の問題で。資本政策をあまりにも僕は勉強してこなかった。それで、闇雲に会社を大きくして。闇雲に利益を出して。その営業会社がね、不動産会社を含めて、営業がね22時ぐらいに帰ってきたら、契約を決めていない人間は人間じゃない、って言ってねえ。とことん詰めて。そうなると、飯食いに行って24時とかになって。で、そこからもう飲みに行くかって言って、よく分かんないねえ。今はもう全くありませんけど、キャバクラとかに連れて行ってね。3時、4時まで。で、5時、6時に帰って。8時半から会議とかね、その時にもう、急性胃腸炎から胃潰瘍、帯状疱疹、全部のストレス性の病気をやったのですよ。つまり時価総額も上がって、当然、上場できるような仕組みもしっかり持っていた。しかしながら、ホントに幸せだったのかなと言ったら、実は幸せでは無かったのですよ。ですから、自分が会社を大きくするとか云々とかではなくて、ホントに自分がやりたい事って何だろうと。自分の幸せって何だろうと、自分の志って何だろうと、自分の夢って何だろうっていう事を、しっかりと自分に問いかけながら、事業展開していった方が幸せな人生でしょうね。あ、今は幸せですよ。

伊藤

o p i

有難うございます。お二人とも当初の目標は達成されているのでしょうか。

松田さん

o p i

僕、ピッタリだなとかという感じですか。

伊藤

o p i

すごいですね。

松田さん

o p i

僕ね、24か25ぐらいの時に、挑戦する起業家たち15みたいなのをある本が出して、それにとり上げられているのですよ。取材を受けて。それを読み直したのですけど、殆ど変わんないですね。当時、言っていた事と。自分でビジネスを上場させたりするのが面倒くさかったので、上場させない。ホールディング会社を持っている。2上場経営をやっている立場になっている、みたいな。その為に、コアなビジネスとして、顧客のインボイスが一番採れる営業支援会社を作り、そこを地味に、みたいなのを書いたんですけどね。16ページぐらいで。結果的には、それに近いライフスタイルになったんで。ほんとプラスマイナスゼロぐらいですかね。

伊藤

o p i

なるほど。早川さん、いかがですか

早川さん

o p i

僕はどうですかね。本来であれば20代で最年少の国会議員になって、大暴れをしているという勘違いを19でしましたので。隣はちょうど日体大の苦学生だったのですよ。僕は言ったのです。僕は20代で、最年少の国会議員になりますって。そしたら、言われた一言があるのです。「先ず、選挙に出る前に病院に行け、と。すいません病院って何ですかと言ったら、精神科だと言われたのですよ。そういうような状況でスタートしたので。僕は、縁もお金もコネもない状況の中で戦ってきています。起業家の皆様方に対して失礼かもしれませんけれども、僕は、限界値を感じている状況でございます。つまり、いろんな上場企業の役員とか、いろんな事をやって来た経験があります。今でも、いろんな会社の役員をやっています。でも今は、応援する立場になろうかなという事は思っているのです。次は、コンサルで上場をさせる会社っていうのは、僕は取締役で、代表権を持たない形にしています。株を20%しか持たないという約束をしているので。だからもう、ウェイビーさんのような、例えば魅力ある起業家だけを応援して行こう、と。ホントに志が高く、また、ホントに志を持ってやっていきたいという、そういった方々に対してサポートをする役割に回る時期なのかなと。僕はもう、12月で40でございますので。ですから、役割が変わっていくのかなと。それを考える時に、もう自分が目立つのではなくて、今まで神輿に乗せられてきたけれども、ある一定の魅力ある経営者を神輿に乗せる作業をこれからやって行く。または、志ある夢のある方々をサポートしていくというのが、僕のこれからの使命なのかなと思っていますね。

事業によって経営のやり方は変わる?

伊藤

o p i

有難うございます。さまざまな事業を展開されているお二人ですが、業界が変わるごとに経営のやり方も変わるのでしょうか?

松田さん

o p i

僕はね、基本的には一緒だと思っていて。どの事業も、どの会社も、どのビジネスでも、やっぱり社長が全てですよね。社長というかトップが全てで。トップが腐っていたらどうしようもないし。やっぱり、起業家とか経営者の育成だとかサポートというのは、すごく重要だなと常に考えていますね。あと、ビジネスモデルとか業態が違っても、基本的にはイニシャルで初期投資を掛けない、粗利を最大化させる、出来る限り変動費に切り替えるという管理会計の原理原則というのは大事ですね。それを徹底させる事。あと、売上を上げる事が前提ではなくて、客単価×来店頻度×客数を増やす。そのために、エコーマーケティングを設計するとかですね。あとは、人事制度を作る時の注意点とかって基本的に全部一緒ではあるかなと。

伊藤

o p i

有難うございます。早川さん、いかがですか。

早川さん

o p i

僕も同じですね。例えば友人からね、ネイルサロンを立て直してくれって言われた時、ネイルサロン何だそれって言って、初めて会議に出たのですよ。何も分からずに。でも基本的に、どうキャッシュフローをつくっていくのか、どう従業員さんのモチベーションを上げていくのか、どう人事制度を作っていくのか。それに対してどういう仕組化をして、結果的にそれが永続的に続けられるのか。利益ベースで考えて行った時に、×24ヶ月分でイグジットするためには、どういう仕組みを作った方が良いのか。それをしっかりと考えれば、どんな業種業態であってもうまくいくはずです。僕は今まで、いろいろな会社のBS/PLを綺麗にしてきた自信があって。どこの分野でどう強みを生かして、そこに対してどういうコストを減らすのかって、すごく単純なことなのです。難しく考えている方ってすごく多くて。どんな事業体でも、結果的に原理原則で。絶対に裏切ったらいけないとか、恩義温情とか。お金は天下の回り物だとか。新しい会社のスキームを作る時に、コストをどれだけ削減して、どうキャッシュフローを作っていくのか。そこら辺のことについては、全ての事業体で変わらないと思いますよね。

松田さん

o p i

基本的に僕ね、単月黒字にならないビジネスってあり得ないと思っていて。特に、キャッシュフローベースで。毎月、入金があるじゃないですか。毎月、出金するじゃないですか。で、余ったら利益じゃないですか。これしか無いですよね。で、それを普通に20営業日でやると、必要な売り上げと必要な利益が出てくるじゃないですか。もう、それを割り込んでいる時点でビジネスとしては無いのです。だから、2、3ヶ月、単月キャッシュフローが赤字になった瞬間に、そのビジネスは止めた方が良いと僕は思っているぐらいなのです。大体この話をすると、いやうちの業態は、特殊でと来るので。じゃあ、この業態は止めて下さいと言う話なのです。こういう起業系のフォーラムをすると、なんかカフェやりたいのです、とか。なんかもう、皆が幸せになるバーで、とか言うそういう話をするのですけど。もう絶対、カフェとかバーとか、一生のお金でやるのは止めた方が良くて。最初から自分で、初期投資を掛けて2、3,000万積んで保証人に入って。浮くまでに目茶苦茶時間が掛かる訳ですよ。仮に、毎月20万から30万のコンサルタント費を出したとしても、240万から360万だから初期投資を回収するリスクは10年ですよね。普通、毎月20万30万の利益は出ないから、飲食で利益を出すというのは大変なのです。その選択というのは、基本、止めた方が良いですよ。設備ビジネスをするのだったら、絶対にM&Aをした方が良いんで。潰れそうな店とか、潰れそうな会社の投資物件を、そのまま安く仕入れて初期投資を抑えるというようなやり方を僕は意識しているんですよね。繰り返しになりますが、月次データが黒字にならない、ないしは黒字が見えないビジネスは、基本的にはどうかなと思っていて。会社がダウンしてクラッシュする時って、考えてみれば、当たり前の事をなかなか出来ていない人が多いかなと僕は思うのです。

伊藤

o p i

なるほど。普通に考えて、そのまま推移していたらどう考えてもお金が無くなるのに、続けちゃうとか。

松田さん

o p i

そうです。そうです。

伊藤

o p i

なるほど。早川さんいかがですか

早川さん

o p i

ほんとおっしゃる通りで。銀座にあるお店は、銀座Co-Labというお店が保証金とかも叩いてですね。で、居抜きで買いました。なんと出店コストが資生堂パーラーの裏にも関わらず450万。その時は、月次ベースで150万以上の利益を出して、3か月半で回収しました。僕のビジネスは、ネイルサロンもその他でも、もう翌月から絶対に黒字化。半年から1年で回収できないビジネスに対しては、一切、投資をしない。僕は絶対、20坪前後の物件で、利益が40万から60万、翌月から確実に利益が出る物件で6ヶ月から1年以内で回収できるビジネスにしか、やらない。ネイルサロンでも5席以下。もう全部、僕のルーティーンで、決まっているルールがあるんですよね。その絶対負けないルールを守っている団体というのは、絶対につぶれない。しかしながら、階段を2段3段とか4段跳んだりとか、間違った資金調達をしたりとかすると、結果的にVCだってそうでしょう。20社投資して1社上がれば良いのです。で、19人は上場しなくてよいと思っている。冷静に資本政策を考えながら、事業経営をしっかりやって行かないと、半永続的に勝てる経営者にはならないと思いますね。

伊藤

o p i

有難うございます。やりたい事と、実際にやっていかないといけない事の、そのバランス感みたいなところを教えて頂いても良いですか。

松田さん

o p i

基本的には、やりたい事と出来る事という選択に悩んだ時、やりたくて出来ないのなら、やらない方が良いじゃないですか。当たり前ですよね。だから、絶対出来る事って言うか、出来る事の選択の中で何がやれるのかという判断が一番良いなと思っていて。要するに、皆さんが誰かと一緒に起業しようとなった時、どういう人に付いていきたいかという事だと思うのです。残念ながら、経営と言うのは戦争なのです。戦いなので、強い大名と強い将軍に付かない限り、一生足軽で直ぐ殺される訳ですよ。当たり前ですけど。だからリーダーとしては、自分はこれをやりたいのですとかね、キラキラみたいなのは良いけど、結果を出さないと。お客様がお金を払ってくれて、社会的にも受け入れられてという前提の中で、何をするべきかと言うのが、僕は大人の判断なんじゃないかなと思うのです。グループ経営としてうちの会社で言うと、僕は早川さんみたいに天才じゃないので、飲食店の話はなかなか得意ではないんですけど。やはり飲食で、多少は赤字がでても、ほかの部分で黒字になって、接待とかで使えばいいやと言う感覚で、多少の赤字は目を瞑っているというところがあります。それは戦略的にやっているわけですよ、いつもね。儲かっていない、赤字を垂れ流す、人に給料を貰えない、経費も払えない。だから差し押さえは来るわ、もうなんか無茶苦茶やってるのは絶対にダメです。だから、社会的に受け入れられる事をやるべきですね。ゴーイングコンサーンで、出来ることを前提に、その中で何を自分は選択するかだと、僕は思っているのですよ。

伊藤

o p i

なるほど。早川さんはいかがですか。

早川さん

o p i

おっしゃる通りでございます。ただ、そのやれる事、出来る事というのを考えると、先ず出来ることをやって行ったら、自分が実現できなかったやれない事が、実はやれるようになってくる可能性があるのですよ。だから先ず、やれる事、出来る事をね、とことん取り組むというのが、僕はすごく重要だと思っていて。それは、業種、業態を問わずだと僕は思っているのですよ。今どんどん、小さいスケールの上場が増えててね。単純に3,000万調達してね。3億円VCから調達してね。そのように上場していった人間たちを、見て下さいよ。株価、大暴落でしょう。上場で、ああ良かったよね50億円ぐらい儲かった、と言ってね。株価はもう、10分の1とか100分の1とか。そういった虚像じゃなくて、しっかりと地に根を張って、志を持って、夢を持って、出来る事を積み上げて行ったら、志に叶うようなビジネスに絶対行き着くんですよ。だから、先ず行動しなきゃいけない。出来る事を優先的に。それを積み上げて行って、日銭も稼ぐ。資金繰りも困らないフローを作る。そうすれば、やれないかなと思った事が、出来ることを積み重ねて行った結果、出来るようになるんですよね。だから、優先順位を、間違えちゃいけないと思うんですよ。起業家をやっていく云々で考えたんだったら、先ずは最低限、3年以内に1億の売り上げを立てれないようなビジネスだったら止めた方が良いですよ。正直言って。そんな売上も立てられないのだったら単純に綺麗ごとではなく、3年以内に売上が1億とか2億に行かないビジネスなら、やる価値無いですよ。何故かと言えば、世の中から支持されていないから。そんなに甘い世界では無い。その基準をしっかりと守った形で、しっかりと勉強した方が良いと思いますね。

実際に経験した、起業のリアル

伊藤

o p i

これがやっぱり、リアルなところですね。カッコいい話もあるのですが、ほとんどは泥臭く、死ぬような経験もたくさんされてきたのではないかと思います。

早川さん

o p i

僕ね、ラジオNIKKEIで単独番組を30分持っていたのです。HISの澤田さんとか、ワタミの渡邉さんとか、いろんな大臣とか知事とか呼んでね、の番組をやっていたのです。それで番組終わったら、すっごいFAXが来る。こんな事言うな、とか。でもね、そんなの関係ないですよ。だってね、綺麗事を言ってもしょうがなくって。現実を知った上で行動しないとダメなのです。現実には、1年以内に10億の利益を作るとかね。1年以内で1億の売り上げを作るとか。それにコミットした形で逆算すれば、何をすればいいのか見えてきますから。単純に、それを実現していけば良いという話ですよね。

松田さん

o p i

ホントにそうだと思いますよね。僕も20代の時にいろんなビジネス書を読んで、ウワーっとなっていました。自己啓発されていたので、あんまり人の事は言えないのですけど。成功者の書いている本は全部嘘なので。

伊藤

o p i

ははは。

松田さん

o p i

僕、内情を良く知っているので。本当のことは出てこないですよ。大体。頑張って起業しろとか言って、ダメだったところには上手く出資する会社があって。最悪のもうピラミッドが出来ている。ほとんどが食いものにされてしまうという仕組みになっているのです。世の中には、食うやつと食われるやつしかいないのです、基本的に。で、食うやつというのはすごく綺麗に見えるんですよ。見た目なんか、超キラキラで、ヤバい、カッコいいなあ、と。でも、やっている事がもう、目茶苦茶ですからね。当然ですよね。だって綺麗にやっていかないと、直ぐにマスコミからも叩かれるし、国からも潰されますよね。よく考えて下さいよ。銀行だってすごく綺麗なCMを放送していますけど、やっている事は金貸しでしょう。キラキラに見えるところというのは、大体、えげつない事をしているのです。えげつない事をしている事を隠すために、CMを打つのです。何故ならそれは、印象操作だからなのです。当たり前ですよね。つまり、食っているやつというのは、いつも綺麗に食っているのです。僕らは食っているやつに、何とか食われないように、一生懸命、サバイバーしているのです。お前ら食いものにされたら大変だぜ、ということを、テレビでも言ったことがありますが、FAXがパンクしましたね。でもやっぱり、正直に言った方が良いですよ。リアルだもん。

早川さん

o p i

僕もいつも申し上げていますけど、51人から支持されて、49人から嫌われるような個性が無かったら残っていけないのですよ。しっかりと現実を知った上で、前に進んでいかないと。やっぱり先が見えないかなと思いますよね。

伊藤

o p i

有難うございます。最後に、明るいメッセージを一言ずつ頂いても宜しいでしょうか。

早川さん

o p i

僕は縁もお金も無くてね。住むところも無かったわけです。そこから政治家になり、大臣に向かってこの野郎と言えれば、精一杯頑張ったらこの人みたいに夢は叶うのだよ、というメッセージを発信できると思っていました。だからお前も頑張れよって。どんな状況でも夢は叶うのだという事を伝えたいがために、国政選挙に出たりしている。裏を返せば、僕みたいな縁もコネもない人間でも出来るのです。例えば何億の年収だとか、何十億の会社と言うのは、普通に作れる。だって、スタート時点で僕より何も持っていない方はいないと思います。家、ありますよね。食べ物、あるじゃないですか。ランチもしてますよね。僕は食べられなかったし、家も無かったわけですよ。行政から見放された。そのようなスタート地点からでも、地道にやっていけば、ある程度の結果を出したり、自分の好きな事を出来る。キャッシュも増やせる。夢は絶対叶うのだと信じ、前に向かって進んで行けば、必ず未来は開いていきます。僕はそう、確信を持って言えるのです。ですから、これから起業しようと思っている方は、出来る。やれば出来るのだと。だから、やる事をやろうよ。方法論を間違えずに。それが、日本経済の活性化に繋がっていくわけですから、是非やって欲しいと思います。

伊藤

o p i

有難うございます。松田さんお願いします。

松田さん

o p i

要は、食うやつと食われるやつしかいないのですよ。で、食うやつは大体強いので、0.1%から0.5%ぐらいしかいなくて。残りは食われているという事すら分からないで、食われている。食われているやつが食う側に回った瞬間、殆どが、ターゲットなのです。だから、正しく戦うべきです。つまり、食う側の理屈と、食って生き延びるための戦闘力と、戦術と、戦略を身に付けること。多くの人は食う側の理屈によって踊らされてしまうだけなので。このロジックに気付いた人は、理屈的に勝てるのです。まとめます。要は、食う側の理屈が分かって、それをコピーする事さえ出来れば、勝率は高いという事なのです。

早川さん

o p i

そうなのです。

松田さん

o p i

ただ、その時に気を付けないといけないのが、食われるやつは食われる側の理屈で皆さんを扇動してくるのです。これ、ドリームキラーと言います。お前は出来ないとか、危険だなどと言ってくるのです。そういう人とは縁を切る。食われる人間から脱出する事が出来れば、食う側に回れます。要するに、やれば出来るという事です。まとめると。

伊藤

o p i

はい。有難うございます。最後、皆さんの方からご質問を是非たくさん賜りたいと思っているのですが。どうぞ。

o p i

はい。Wと言います。もう、かなりシニアですけど、よろしくお願いします。先程ですね。人、人、人と言うような、お話がありました。私なんかはもう起業するその最初の時点で決まっていると感じています。その入り口を見つけられる方というのは、結構、少ないと思うのです。そういうきっかけ、複数の会社を見つけられる、ビジネスを立ち上げられるきっかけはどこにあるのでしょうか。

早川さん

o p i

恐縮でございます。人生の大先輩の前で。私は、良い人には良い人脈、良い人脈には良いビジネスチャンス、とよく申し上げています。つまり、松田さんもおっしゃったとおり、誰と付き合うかだと思うのです。やっぱり負け組と付き合っていたら、その負け組と同じ仕組みになってしまう。勝ち組と付き合ったのなら勝ち組の仕組みになっていく。僕はコンサルの案件だろうが、うちの勉強会だろうが何でも、全部紹介です。つまり、ビジネスチャンスや、会社を買い取ってくれ、資本を入れてくれ、と言うのは全部紹介なのです。やっぱり、良い人と付き合えば良い人に突き当たって、良い人には良い人脈が集まると。その、良い人と言うのをどうやって見極めるか、なんですよね。そこでしっかりと勉強をされたら、ひょっとしたら可能性が高まるのかなと思っています。

伊藤

o p i

有難うございます。ほかの方。何か、いかがでしょうか。どうぞ。

o p i

Kと申します。貴重なお話を有難うございました。松田さんに質問なのですが。二十歳の自分にアドバイスをするって言った時に、友人と起業するな、って言う話があったのですけれども、もし、体験談とかありましたら、詳しく聞かせて頂きたいと思います。

松田さん

o p i

ウェイビーさんを除いてと言う話として理解して頂きたいのですけれども。友情関係というのは、経済合理性には測れないじゃないですか。当然、友達と起業するというのは、お前が頑張っているなら俺も応援するよという、すごく非合理的な判断でスタートして行くのですが、経営が上手く行けば行くほど、経済合理的な判断をしていかなければいけなくなってきて。リーダーが、育てば育つほど、友達は連いてこれなくなってくるのです。だって、リーダーが育っているから。社長と言うタイトルって、生半可なものじゃあ無いのですよ。重さで言うと、スタッフが100gであれば、社長は100kgぐらい。社長と言うタイトルを持った瞬間に、全責任を被ります。訴訟もあり、いつ刺されるかも分からず、借金も背負わないといけなくてという状態で、360度見る訳じゃないですか。当然、リーダーとその友人は差が開きます。どこかのタイミングで、縁を切らないといけなくなるのです。そうした時に、友情としての、関係性は、そこで終わります。もうこれは、僕の体験なのですが。でも、その友情としての体験、その友情としての関係性を、そこで断たないと、更にそのビジネスが上に行かないし、自分の雇った従業員に迷惑が掛かるなら、それを冷徹に判断しなければならない、というのがリーダーの仕事じゃないですか、と。そういう悲しい事をするのだったら、最初からそういう事をしない様にすればいい、と言う話ですね。

伊藤

o p i

そう思います。うちが何で出来ているかと言ったら、一つは副社長がいるからです。副社長が会う人って、副社長が多いのです。そして社長が会うとしたら、やっぱり社長が多くて。副社長が社長に会う事って、やっぱり少なくて。そうすると、社長と社長の付き合いが増えて行って、やっぱりみんなリーダーなので、リーダーになって行くんですよね。なので、その役回りを友達が理解してくれて、それに腹落ちして。相手の事も分かってくれるという関係があるので上手く行っているのだろうと思っていて。

早川さん

o p i

あの物凄い、恐縮な見方ですけれども、上下関係が明らかになっている親友関係だったら、良いと思いますね。それが明らかでないのなら、役割を認識できていないのなら、まずいと思う。そのウェイビーさんの役員会だと、ちょうど良いんですよね。伊藤社長がいて、北見副社長がいて。明らかに上下関係がある。その実、僕はね、役員で20年間、僕の後輩がやっているんですね。高校時代の後輩に、平田というのがいて、役員に入れています。これね、実は、高校時代に2年間、一緒に寮に住んでいるんですよ。特技が我慢なのですね。趣味が忍耐なのです。

伊藤

o p i

ハハハ。

早川さん

o p i

非常に、ユニークな人間でございますけど。これってでも、明らかに上下関係があるので。やっぱり、同列の親友とかは止めた方が良いですね。

松田さん

o p i

金がない時は、同列の親友しか雇えないじゃないですか。だから騙し騙しでも、採っちゃうのですよ。手伝ってくれて、有難うととか言って。月3万円渡すみたいな。これを普通にやったら、ブラック企業ですよね。

早川さん

o p i

それは、まずいですね。

伊藤

o p i

ありがとうございます。では、最後の方。

o p i

お話、有難うございました。食う側と、食われる側と、言ったところで……。

伊藤

o p i

もうちょっと、なんか言い方がありませんか。ニュアンスが、もう、ダイレクトすぎて。

早川さん

o p i

じゃあ、生きると死ぬにしましょう。

伊藤

o p i

そうしましょう。

o p i

……死ぬ側の人間だったと思うのですが、99%。そこから、生きる側の思考にするには、どうすればいいのですか。きっと、嘘を付く人たちも一杯いると思うので。

早川さん

o p i

簡単です。それは、生きる側の人の近くにいることです。2年から3年間、その人の、思考プロセスをコピーするのです。もう、全然違いますからね。

伊藤

o p i

そうですね。

o p i

人を、見極めるには、どうすれば、良いのでしょうか。

松田さん

o p i

いや、もう、強そうか、どうかですね。

早川さん

o p i

もう、メッチャ強いやついますよね。

伊藤

o p i

それは、どういう意味ですか。

早川さん

o p i

当然ですけど、実績。その人がちゃんと、自分の尊敬できる範囲の数字を上げている。尊敬できる範囲の社会的地位ないし、使命や知名度がある。あと直感ですよね。起業の前に何らかの下積みをするといいですね。失礼な言い方ですけれども。若くして起業をしたいと言うのだったら、例えばうちだったら、運転手さんを募集していたりするので、秘書的な業務のやり方を見てもらえれば。過去、ウェイビーさんから馬場さんという創業者をね、3ヶ月間預かっていたのです。うちに出向してもらって。もう、死にそうでしたよね。

伊藤

ホントですね。僕も今、時間があるのなら、早川さんのところや松田さんの会社に、就職したいです。お金は要らないので、修行させて下さいと。それでは時間ですので。有難うございました。

関連記事

著者プロフィール

早川周作

早川周作

大学受験直前に父親が蒸発。新聞配達で学費を捻出して、明治大学に進学。 在学中から学生起業家として、多くの会社の経営に参画。 元首相の秘書として勉強し、28歳で衆議院選挙に出馬、次点。その後日本最大級の経営者交流会を主催。 現在、約90社の顧問やアドバイザーの立場でベンチャー企業を指揮する。 また、SHG ホールディングス(株) 代表取締役として飲食店を沖縄7店舗、銀座1店舗、リラクサロン、インターネットお花サイト「花々.jp」、その他数多くの店舗やサイトを運営。 2018年3月からは国内初プロ卓球リーグ「Tリーグ」へ参戦、トライアスロンチームの運営など総合スポーツ事業を手掛ける琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の代表を務める。

松田元

松田元

武蔵野学院大学 講師 1984年2月11日生まれ。早稲田大学商学部在学中より、学生ベンチャー創業、複数のベンチャー役員を経て、アズ株式会社を創業。現在は関連会社27社の創業・経営に携わり、自身では多くの経営者のアドバイザーも務めている。 2015年1月、株式会社デジタルデザイン(東証JDQ:4764)の経営に参画、取締役に就任。その後戦略子会社DDインベストメント株式会社の代表取締役に就任。ハンズオン型の事業スキームを駆使し、地方創生事業を推進している。 その他、大学講師や講演家、投資家、ベストセラー作家など多くの異なる側面を持ち、2016年2月には衆院予算委最年少公述人として国会に登壇するなど幅広く活動している。