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千葉県の起業家インタビュー

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地方起業
地方×インタビュー
千葉県
銚子市
2019.04.10
千葉県銚子市でUターン起業〜ただいまと帰れる場所を作りたい!〜後編〜
銚子だからこそ大変なことと銚子だからできること おふたりが銚子市で起業して良かったと思う部分と大変だなと思う部分について教えていただけますか? 助っ人編集部 宮内沙織 古き良き慣習が残る銚子では新しいことを始めようとすると否定から入る人が多数いるんですよね。そういう洗礼を受けることはあります。でもそれはどこの地域でもそうだと思います。 ここに関しては、ネガティブな意見に負けずに小さな成功を見せていけば、いつか認めてもらえる日が来ると思って進んでいます。   佐久間快枝 私もほとんど一緒なんですが、銚子ビールを作った時もC`s marinaを始める時も抵抗はありましたね。誰かの思いを踏みにじっているつもりは全くないんですが、ネガティブな捉え方をする人もいるんだと勉強になりました。これは銚子だけではないんだと思うんですけどね。 みんなが銚子のことを思っているのに、一致団結できないもどかしさみたいなものを感じることはあります。 でも、そこは諦めずに団結できるようにしていきたいと思っています。みんなで力を合わせればできないことなんてないと思うので!そのためには、まずは自分たちが結果を出すことが重要だと思っています。 銚子以外の地方の方とはどのようにつながっていますか?  助っ人編集部 宮内沙織 今はSNSもあるので、つながりたいって気持ちさえあれば、地域外の方と繋がるのは簡単ですよね。 そこでみなさん「自分の地域ではこんな町おこしをしていますよ」っていうのを発信してくれているんですよ。 昔はそういう情報って秘密にして地域だけで共有する方が多かったかもしれませんが、今はみんなで共有できる仕組みができている気がします。 こちらも発信すると、いろんな市町村から銚子ビールの工場を見学にしたいとか、ノウハウを教えてあげると言ってくれる人がいて。 地域外にも同じ思いを持っている仲間がいることはとても嬉しいですね。 そう考えると地方にいてもその気になれば誰とでもつながれますよね。 助っ人編集部 佐久間快枝 そうですね。宮内さんがいったように今はSNSがあれば、同じ想いがある人で繋がれますよね。 そこから実際に銚子に足を運んでくれた人がまた別の人を連れて来てくれて、ご縁が繋がっていくこともあります。 そういう人たちには、私たちの気づいていない銚子の魅力を逆に教えてもらうこともあります。 あとは、今、千葉県でクラフトビールが増えているんですよ。なので、そこの横の繋がりでイベントに出させてもらったりとか、人と人がつながってどんどん広がっていますね。 夢を追いかける人を全力で応援したい! 事業を行う上でお二人が一番大切にしていることはなんですか? 助っ人編集部 佐久間快枝 人を何よりも大事にすることですね。 人は財産なんですよ。会社も事業も”人”で作られていくので、本当に”人を大事にする”ということは大切にしています。 まだ銚子チアーズのフルタイムで稼働できるのは私たち2人だけなので、お互いにかかる負担も大きかったりはするので自分たちを大事にできていない部分もあるんですけど… ひとつずつ自分たちのやりたかったことを実現できているのも”人”のおかげなので、関わる人全てを大事にしています。   宮内沙織 目の前の”人”と目の前の”こと”を大事にすることですね。何事も後回しにしないで、今目の前にあることにしっかりと向き合っています。 目の前の人との約束を1個づつ守っていくことで、信頼関係が生まれると思っているんです。 一緒に働いてくれているスタッフにも教育をするというよりも、私たちが仕事に向き合う姿勢をみて、その温度を感じて欲しいと思っています。   佐久間さんと自分の姿勢を見て成長してくれたらなと思っていて、特に社訓を決めなくても自発的に動いてくれるようになって欲しいですね。 銚子チアーズをみんなが成長できる場にしていきたいと思っています。 今後のおふたりの目標を教えていただけますか? 助っ人編集部   佐久間快枝 とにかく危機に直面している銚子を誰もが暮らしたくなる街になるように貢献したいと考えています。 これからはどこでも仕事ができる時代になるかもしれません。 そんな時に銚子が選ばれる町になっていたいと思うし、そういう仕掛けをたくさん作っていきたいと思っています。 銚子チアーズには「銚子を元気づける」「人を応援したい」という思いが込められています。誰かが夢を語った時にサポートできるチームありたいなと思っています。 銚子で夢を叶える人が増えていったら、もっともっと魅力溢れる街になっていくのではないかと思うんですよ。 宮内沙織 私たちの姿をみて、何かをやりたいとうずうずしている人の背中を押せたら素敵だなと思っています。佐久間さんも私も等身大の人間でなにも特別なところなんてないんですよね。もちろんお互いに得意分野はありますが、家に帰れば普通のお母さんで普通の人間なんです。 そんな私たちでも今こうやって起業して少しづつですが、自分たちのやりたいことを実現していっています。夢を叶えたい人をサポートして、「一緒にやろうよ!」と言ってあげられる人でありたいですね。 最後に地域で起業を考えている人へのアドバイスをお願いします! 助っ人編集部 佐久間快枝 私は日々の出会いを大事にすることが大事だと思っています。 私自身、銚子チアーズや銚子ビール企画は本当にいろんな人に協力してもらって事業をしています。 もちろんネガティブな反応も場合によってありますが、それも自分の志を試されているのだと感じています。 新しい出会いを大切に、感謝の気持ちを持って、出会う人ひとりひとりを大事にしながら 挑戦してみて欲しいです。 宮内沙織 よく成功者の話を聞くとその人が特別だから成功したのだと思ってしまいますが、私は特別な人はいないと思っています。 ただ、目の前のことを一所懸命やって夢を追い続けた結果、大成功を納めたんだと思うんです。 私も「起業してすごいね!」なんて言われることもありますが、現場は毎日戦場です(笑) 現実ってドラマチックなことばかりではないですが、誰かの役に立ちたいという気持ちがあればあなたが映画の主人公になる日は必ず来ると思っています。  できるかできないかではなく、やるかやらないかだけだと思うので、諦めずに一緒に頑張りましょうと伝えたいです。 そして是非、チアーズの仲間になって欲しいです!どこにいても仲間になれると思っているので、一緒にやりましょう!仲間になっちゃいましょう! まずは一度銚子に来て欲しいですね。 道に迷った時にでも気軽に来てください。       宮内沙織 C`s marinaはいつでもみなさんが「ただいま」といえる場所を目指して頑張ります! 本日はありがとうございました! 助っ人編集部 おすすめの関連記事  脱サラして農業は失敗する?失敗してる人と成功してる人の違い ソーシャルビジネスとは、定義、事例多数!〜社会起業家を目指そう!  地方起業のメリット・デメリット・おススメの起業業種のまとめ  農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための 農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜  地方起業は、今どんな分野がおすすめ? 地方ではどんな動きが起きている?地方起業の失敗と成功とは 和歌山県の起業家が事業承継で組織改革と地域ブランドの確立に成功した話 『九州パンケーキ』の生みの親・村岡浩司に学ぶ起業とまちづくり 鎖国させない地方起業・地方創生の成功ポイント
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地方起業
地方×インタビュー
千葉県
銚子市
2019.04.10
千葉県銚子市でUターン起業〜ただいまと帰れる場所を作りたい!〜前編〜
千葉科学大学の敷地内に店舗を構えるC`s marina(シーズマリーナ)。 銚子市の新鮮な野菜を使い、栄養バランスを考えた料理を提供している店内には学生や子連れの主婦など多くの人が集まります。運営しているのは、銚子市のクラフトビールである「銚子ビール」の企画も行なっている「銚子チアーズ」代表の佐久間快枝さんと宮内沙織さんのおふたり。 おふたりとも一度は地元を離れ、銚子市にUターンし、起業をされました。そんなおふたりに地元で起業するリアルを伺いました。 まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。   助っ人編集部  佐久間快枝 銚子チアーズ代表の佐久間快枝です。銚子市内で銚子ビールの企画・販売とC`s marinaの運営を行なっています。私は主に銚子ビールの担当しています。 宮内沙織 同じく銚子チアーズ代表の宮内沙織です。私は銚子チアーズの一つの目的である場所作りとしてC`s marinaの運営を担当しています。 おふたりとも銚子市の出身なんですか? 助っ人編集部 佐久間快枝 そうです。 宮内沙織 私たちは二人とも銚子市の生まれなんですが、一度は地元を離れたいわゆるUターン組なんです。Uターン組だからこその繋がりがありますし、2人で掛け算になればいいなと思っています。 おふたりが起業されたきっかけはなんですか?起業にいたるまでのストーリーを教えてください。 助っ人編集部 佐久間快枝 私は東京で、ラップポンという自動ラップ式トイレ(凝固剤を入れて、作動スイッチを押すと1回ごとに個包装するポータブルトイレ)を作るプロジェクトに関わってきました。 たった一人の部署から始まったんですが、13年目で事業の黒字化を達成することができました。 その時、一つの事業をやりきったという思いが生まれて、一つの区切りがついたような気持ちになりました。 そんな時期に子供ができて。子供を育てるなら地元がいいなという想いは昔からあったんですが、東京から銚子市に里帰りするたびに地元がどんどん寂しくなっている現状を目の当たりしていて、自分にできることはないかと考えるようになりました。 そこからいろいろなことを考えていくうちに起業につながっていったんです。 宮内沙織 私も一度は銚子を離れて旅行会社で働いたり、病院で栄養士をしていました。祖父が倒れたことをきっかけに介護のために地元に戻ることになったんです。 地元で働いていたんですが、銚子には自分がやりたいと思っている業態の会社がなかったんですよね。そこで、「ないなら作ればいいんじゃないか!」と思ったのが起業のきかっけですね。 もともと個人事業主として佐久間さんが先に起業をしていて、そこにお声がけいただいて、みんなが集まれる”場所つくり”をしようということで2018年の8月に起業しました。   ふたりの起業家の出会い。ふたりだからできること     おふたりはどうやって出会ったんですか? 助っ人編集部 宮内沙織 私が銚子に戻って市の委託事業をしていた時に、銚子市が開催しているIUJターンで起業を考えている人のためのツアーに家族で参加していた佐久間さんに出会いました。 その時はまさかふたりで起業するなんて思いませんでしたけど(笑) ふたりで起業することに、不安はなかったんですか? 助っ人編集部 宮内沙織 不安よりもやりたいという気持ちの方が大きかったので、ふたりとも不安はあまりなかったですね。ひとりで起業すると、いろいろなことを悪い方に考えてしまうこともあるかもしれませんが、ふたりだと励ましあって進んでいけます。他にも大事な会議などが重なった時もどちらかが参加できたりと助かることばかりですね。 ただ、私たちはふたりとも人と密に関わることができる現場が好きで、プレゼンだったり、お客さんの前に立ったりは得意なんですが、事務業務が苦手で…(笑) でもそこは佐久間さんが前職で事業計画を作ってさまざまなプロジェクトを行なってきていたのでお任せして、私はC`s marinaの運営に専念させてもらっています。 役割分担がしっかりできているんですね! 助っ人編集部 佐久間快枝 そうですね。とてもうまく役割分担ができていると感じています。とにかく行動をしないと良いところも悪いところも見えてこないので、その中でやりにくい部分はどんどん改善していっています。 銚子ビールの誕生について教えてください。 助っ人編集部   佐久間快枝 銚子ビールを作ろうと思ったのはもともとお酒が好きだったのと実家が酒販業をやっていたということが大きいです。目指したのは銚子の食材にあうビールです!なによりも銚子というブランドをつけてやることが重要だと思っていて。人の命は有限だけど ブランドはずっと残っていくじゃないですか。 私は高齢出産で子供を生んでいるので、子供が自分の歳になるまで生きていれるかわからない。でも、銚子ビールが変わらずに残ってくれたら最高に幸せだなと思っています。 以前飲ませていただきましたが、フルーティーなのど越しで銚子のお魚との相性抜群でした!お次はC`s marinaの運営についてお伺いしたいのですが、オープン時からの集客などはどうされていますか? 助っ人編集部 宮内沙織 12月〜3月はプレオープン期間だったんですが、集客は主にSNSと口コミのみですね。 SNSではその日のメニューを写真に撮って、昼前にtwitter、Instagram、Facebookで毎日欠かさず発信しています。 今日もインスタを見てきてくれた人がいらっしゃって、結構見てくれているんだなと感じています。 C's marinaインスタグラムより   佐久間快枝 特に広報活動をしなくても人が集まってくれるのは、地元の人との普段からのつながりがあるからだと思っています。 それに、魅力的な店長さんがいるお店って自然と人が集まると思っていて。 宮内さんが人と人を繋げるコネクターなので開業当初からお客さんがきてくれるという確信はありました。   SNSの活用と宮内さんのお人柄で集客ができているんですね。 助っ人編集部 宮内沙織 C`s marinaのコンセプトはセカンドキッチンなんですよ。 自分のお家のキッチンがファーストキッチンと考えた時に、2番目に親しみのあるキッチンでありたいと思っています。 なので、ザ・レストランという場の提供ではなく、安心安全で気取らない場所にしたいと考えています。観光で銚子に来られた方にも銚子が第二の故郷だと思ってもらえるような家庭料理を提供したいんです。 また、ここは大学の敷地内にあるので大学生の利用者が多いんですよ。学生さんはお金もないし、食も偏りがちでカップラーメンとかコンビニのご飯などになってしまいがちだと思うんですが、そこも変えていけたらなと思っています。 現在は10やりたいことがあるうちの1つくらいしかできていないんですが、ママのための子育てスペースを作ったり、ワンプレートランチなどの提供などやりたいことを1つ1つ形にしていっています。   C’s marina(シーズマリーナ)のここが他とは違うよ!というところを教えてください。 助っ人編集部  佐久間快枝 とにかく銚子にあるものをふんだんに使っていることです。銚子市って食料自給率が240%もあるんですよ。魚・醤油・野菜もなんでも育ちますし、果物もお肉も生産していて、北海道と同じくらい食料が豊富なんです。なのに、銚子市内で地産地消のものが食べれるお店が少なく、それを全面に出しているお店がなかなかなかったんです。 C`s marinaの1番の売りは、美味しい銚子市の食材をリーズナブルな価格で味わえることです。 人気メニューにパンケーキがあるんですが、同じものを東京で提供したら結構な金額になってしまうと思うんです。卵は有精卵を使っていますし、粉も無農薬の米粉です。自然農法の米粉は流通していないのでここでしか食べれません。作り置きせず、美味しいものを美味しい瞬間にいただくことができるのもC`s marinaならではだと感じています。 もちろんC`s marinaでは銚子ビールのドラフトを飲むこともできますよ!     人気のパンケーキ お話を聞いていたらお腹がすいてきました(笑)   助っ人編集部       おすすめの関連記事  脱サラして農業は失敗する?失敗してる人と成功してる人の違い ソーシャルビジネスとは、定義、事例多数!〜社会起業家を目指そう!  地方起業のメリット・デメリット・おススメの起業業種のまとめ  農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための 農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜  地方起業は、今どんな分野がおすすめ? 地方ではどんな動きが起きている?地方起業の失敗と成功とは 和歌山県の起業家が事業承継で組織改革と地域ブランドの確立に成功した話 『九州パンケーキ』の生みの親・村岡浩司に学ぶ起業とまちづくり 鎖国させない地方起業・地方創生の成功ポイント
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地方起業
地方×インタビュー
千葉県
銚子市
2019.03.19
【事業承継】農業×エンタメの力で銚子を盛り上げたい!15代目が目指す農家の新しい形〜後編〜
  銚子市で新しいことをやっていて、やりやすい部分とやりにくい部分ってありますか?  助っ人編集部 木村宏之 やりやすい部分は銚子の人はお祭り騒ぎが好きってところですね。 イベントに対する熱量はとても高いので、結構みなさん協力してくれるんですよ。 逆にやりにくいのは、ノリが良すぎて想定していたものと違う方向に行ってしまうところがあるってとこですかね。 みんな自分のやりたいことがあって、さらにパワーがあるので、1つになって何かをするっていうのが難しかったりするんですよ。     イベントの様子   なるほど、いいところと悪いところが表裏一体なんですね! 助っ人編集部 木村宏之 僕は最近ツイッターでもつぶやいているんですけど、銚子って市が関わっている年間の行事がすごく多いんですよ。 しかも、みんな主催者が違っていてとにかく数が多い。 でも、「そのイベントなんのためにやっているの?」疑問があって。 僕は個人的にイベントをするなら市外から人を呼び込むことが重要だと思っているんです。なので、イベントをするなら外からお客さんを呼びこめる仕組みを作りたいんです。 そのためには、イベントを分散するのではなく、大勢の人が一致団結して市外の人を呼び込めるような一大イベントを行う方が良いのではないかなと思っています。 確かに、一致団結したらものすごいイベントができそうですよね! 助っ人編集部 木村宏之 そうなんですよ。 それと、銚子って「銚子といえばコレだ!」っていうものがないんですよね。 もちろん漁港は有名ですし、食べ物も美味しいし、景色もいい。いいところはたくさんあるんですけど、外部から人を呼び込むには少し弱いんです。 なので僕は、銚子といえばコレ!というイベントを作りたいと思っています。 「銚子にはこんなすごいイベントがあるんだ!行ってみよう!」と思えるものが提供できるといいなと思っています。 地方でのイベントに人を集めるのって大変じゃないんですか? 助っ人編集部 木村宏之 僕はイベントをやる時ってチラシとかほとんど作らないんですよ。 チラシを作っても地域の人にしか配れないですしね。 なので告知などは全てSNSで発信しています。 そこで宣伝するだけで人は集まるんですよ。 特に僕が発信している分野ってツイッターとの相性がいいので、そこはうまく活用していますね。 最近では、聖地巡礼で地方を活性させる動きもありますが、その辺りについてはどうお考えですか? 助っ人編集部 木村宏之 聖地巡礼って、基本的には原作があるものがヒットして、ファンの人が地方を聖地として訪れるという仕組みですよね。 そのためには、まず原作がヒットしなければならないんですよ。 銚子市が舞台の作品っていうのもありはするんですが、聖地巡礼までには結びつかない。 それにアニメや漫画を配信している企業自体が聖地巡礼にそこまで乗り気かといったらそうではないんです。 なので、どこかの企業のキャラクターに頼るのではなく、自分たちでキャラクターを発信して聖地を作っていけたらいいのかなと思っています。 自分たちで新しいベンチマークを作って、銚子を聖地にしていきたいですね。 別にアニメや漫画などのサブカルチャーだけでなくてもいいとは思いますけど、個人的にはやっぱりエンタメって強いと思うんですよ。 特に今の若者はアニメや漫画などへの関心がとても強いのでその辺りをうまく導線にして銚子を活性していけたらとは思っていますね。   様々なイベントに参加するリコちゃん 確かにエンタメは強いですよね!木村さんは銚子をどんな町にしていきたいですか? 助っ人編集部 木村宏之 若い人たちが銚子にきた時に「ここが銚子か!!」ってテンションが上がるような町にしたいですね。 僕はアキバに行くとテンションが上がるんですよ。 「アキバにキター!」って感じになるんですよね。 そういう、町にしていきたいなと思っています。 そのためには何をすべきなのか、何が正解なのか、まだまだ模索中ですけど、いろんな人と関わりながらチャレンジしていきたいですね。 農業が抱える人材不足の問題にどう向き合うか いろいろな新しいことに挑戦されていく中で、今後の課題はありますか? 助っ人編集部 木村宏之 人材の問題ですね。 今、農家の人の平均年齢がどんどん上がっていて、若い人材が確保できないので外国人の労働者を雇用している農家が多くなってきているんです。 今まで家族経営でやっていた農家に人が増えることで、大量に生産できるようにはなるのですが、品質が守られているのかという疑問があるんです。 農業って職人さんと同じだと思うんですよ。 マニュアル通りにやっていてもいい野菜は作れない。 もちろん、いい野菜を作りたいと志を持って農家に入る外国人労働者のかたもいらっしゃると思いますが、その辺りの意識を全員に持ってもらうのは難しいのかなとは感じています。 うちは、今は家族でやっていますが、今後そういった人材を雇うかどうかの判断は非常に難しいと感じています。 人材不足は社会問題ですもんね…日本人の方で農家を始めようと思ったら0からできるんですか? 助っ人編集部   木村宏之 現状ではちょっと難しいかもしれないですね。 農業を始めようと思ったら土地も必要だし、機械も必要になりますよね。 しかも、農業に使う機械って値が張るものばかりなんですよね…1千万のトラクターとか簡単には買えないじゃないですか。 でも、野菜を作りたいって人は結構いるので、もう少し始めやすい仕組みがあってもいいのかと思います。 確かにそうですよね。現状では誰でも簡単になれるものではないですね… 助っ人編集部 木村宏之 その点、僕は恵まれているなと思います。 農作業が本当に楽しいんですよ。 体はきついけど清々しい気分になるんです。 それに、嫁さんと一緒に話しながら作業をするのは何よりも楽しいですね。   木村さんご夫婦。奥様はウッド村ファーム代表のAKIKOさん 仲良しで羨ましいです(笑)木村さんの今後の目標について教えてください。 助っ人編集部 木村宏之 農家ってこんなに面白いことができるんだって思ってもらえたら嬉しいですね。 それを見て育った子供達が「農家って面白いな。やってみたいな!」って思ってくれるような農家にしていきたいという話を嫁さんともよくしています。 最近はインバウンドのお客さんも増えてきています。 先日もリコちゃんを中心に着ぐるみを着ている外国人の方を集めて銚子市を巡るイベントを行いました。 リコちゃんをフックにして、海外からもどんどん銚子に人が来てくれるように面白いイベントをしていきたいですね。 あとは、何かを始める時に先頭に立って旗を振れる人になりたいと思っているので、農家だからという固定概念にとらわれず、これからもいろんな新しいことにチャレンジしていきたいですね。   着ぐるみを着ている外国人の方を集めて銚子市を巡るイベントでの記念撮影 本日はありがとうございました!  助っ人編集部   おすすめの関連記事 脱サラして農業は失敗する?失敗してる人と成功してる人の違い ソーシャルビジネスとは、定義、事例多数!〜社会起業家を目指そう!  地方起業のメリット・デメリット・おススメの起業業種のまとめ  農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための 農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜  地方起業は、今どんな分野がおすすめ? 地方ではどんな動きが起きている?地方起業の失敗と成功とは 和歌山県の起業家が事業承継で組織改革と地域ブランドの確立に成功した話 『九州パンケーキ』の生みの親・村岡浩司に学ぶ起業とまちづくり 鎖国させない地方起業・地方創生の成功ポイント
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地方×インタビュー
千葉県
銚子市
2019.03.19
【事業承継】農業×エンタメの力で銚子を盛り上げたい!15代目が目指す農家の新しい形〜前編〜
赤い髪に大きな緑のリボンをつけた美少女の着ぐるみが銚子の町を歩いている。彼女の名前はリコちゃん。 トマトをイメージしたキャラクターです。リコちゃんを生み出したのが15代続く農家の跡取りで、ウッド村ファーム総合Pの木村宏之さん。 農家の伝統を守りながら、固定概念を打ち破り新しいことへチャレンジを続ける木村さんに新しい農家のかたちと銚子への想いについてをうかがいました。 町を歩くリコちゃん まずは簡単な自己紹介をお願いします。 助っ人編集部 木村宏之 ウッド村ファーム総合Pの木村宏之です。 プロデューサーという肩書きはちょっと仰々しいので(笑)総合Pという肩書きにさせてもらっています。 ウッド村ファームはうちの嫁さんで代表のAKIKOと僕の二人で「歴史ある農業を大切にしながら、新しい事に挑戦したい」という想いのもと運営しています。 大根・キャベツ・トマトをメインに、夏場はお米やトウモロコシなどの栽培と加工品の販売をしています。 農家の15代目として家業を引き継ぎつつ、僕らの作った野菜を多くの人に知っていただこうと、オリジナルキャラクターを使ったPR活動を行なっています。  家業を継がれることへの葛藤などはなかったんですか?  助っ人編集部 木村宏之 特にないですね。 ずっと継ぐつもりでいたので。 両親からは継げと言われたことはなくて、どっちでもいいと言われてたんですが、自分で勝手に「自分は農業をやるんだ」って思っていたんです。 僕には3歳と1歳の子供がいますが、うちの両親と同じように「絶対に継いで欲しい!」とは思ってなくて、選択肢の一つとして農業があるくらいでいいのかなって思っています。   家業を継がれる前は何をされていたんですか? 助っ人編集部 木村宏之 昔から家業を継ごうと決めていましたが、農家以外の世界も知っておきたいという思いがあり、高校を卒業して警備会社に就職しました。 会社では警備員の仕事と、資格をとり警備員を教育する仕事をしていました。 8年ほど勤務して、実家に戻り、現在は本格的に農業を行なっています。戻って来てちょうど10年くらいになりますかね。 ご実家に戻られて先代とお仕事をされる中で、やりにくい部分などはありますか? 助っ人編集部 木村宏之 毎日がぶつかり合いですよ(笑) 本当に細かいところで揉めます。 こっちは効率を意識してやっているんですけど、あっちはこのやり方が一番なんだっていうのがあって、そこで揉めるんですよね。 でも、揉めるといっても小さいことばかりなので、そこまでやりにくさはないですね。 割と好きにやらせてくれていると思います。   ウッド村ファームとして事業を展開されたのはいつ頃からですか? 助っ人編集部 木村宏之 ちょうど5年くらい前ですね。 そのころちょうど結婚したんですが、お嫁さんから「何か新しいことをしよう」という話があって。 ただ、嫁さんは新しいことを始めたいけど、それが何かってところまでは明確になっていなかったんです。 僕はもともとアニメなどのサブカルチャーが好きだったので、好きなことならアイディアも湧くし楽しくできるんじゃないかなと思い、「自分がやりたいことについて来て欲しい」と嫁さんに提案して話がまとまりました。 ただ、「農業という軸は変えずにそこからどんどん新しいことに発展させていこう」ということは最初から決めていて、そこだけは今もぶれないようにしていますね。   ウッド村ファームを始めるに当たって先代からの反対はなかったんですか? 助っ人編集部 木村宏之 そこまで大きな反対はなかったんですけど、「最初は何やってんの?」みたいな感じでしたね。 「そんなことしないで普通に農業やって売った方がいいし勉強にもなる」って言われていました。 でも、ウッド村ファームを新聞で取り上げてもらったり、農協の広報に載せてもらったりするようになって、そのうちに近所の方からも「お宅のあんちゃん面白いことしてるね!」って声が父にも届くようになって。 そしたら、自分たちも嬉しくなったのか(笑)そこからは特に何も言われなくなりましたね。 実績で納得してもらったんですね!キャラクターの誕生秘話についてお聞きしてもいいですか? 助っ人編集部 今では銚子のアイドル!リコちゃんの誕生 木村宏之 まず、ウッド村ファームを立ち上げた時に、野菜のPRをするならキャラクターを作るのがいいなって思ったんです。 知り合いに趣味でイラストを描いていた人がいたので、お願いしてキャラクターを描いてもらいました。 そこで誕生したキャラクターがリコちゃんですね。そこから他のキャラクターも増やしていきました。     トマトやキャベツなどの野菜からデザインされたキャラクター達 ©ウッド村ファーム イラスト:キャロライナ300M  どのようにリコちゃんの知名度を上げて行ったんですか? 助っ人編集部 木村宏之 最初はツイッターなどを中心にPR活動を行なっていました。 はじめはじわじわと広がって行ったという感じでした。 リコちゃんをパッケージに使ったトマトチキンカレーを作ったことで、市役所の若い観光課の方と知り合ったことは、リコちゃんの知名度をあげるきっかけになりました。     ウッド村ファームの「トマトチキンカレー」 木村宏之 観光課の方がつないでくれた方々が拡散してくれて、SNSでもブワッと広がっていきました。 他にも、各地の萌えキャラが集結するイベントに参加したりという活動を続けていって、リコちゃんは最近銚子市の特別観光大使にもなったんですよ! それはすごいですね! 助っ人編集部 木村宏之 ありがたいことにリコちゃんのおっかけの女の子なんかもいて、皆さんに愛されてどんどん大きな存在になっているのは嬉しいですね。   銚子市に人を呼び込むこと! 木村さんはイベントもたくさん主催されていますよね? 助っ人編集部   イベントに参加するリコちゃん 木村宏之 最近ではEスポーツのイベントもやっているんですが、それはお金を取るためではなく、地域を盛り上げたいと思って開催しています。 他にもいろんなイベントを行なっているんですが、「このイベントの主催者って誰?」ってみたときに、実は農家がやっているってわかって、「銚子の農家やべえなっ!」って思ってくれたらいいなと。 銚子に興味がない人にいきなり銚子の野菜をPRしてもあまり響かないじゃないですか。 なので別の角度から攻めこもうと思っているんです。 新しいエンタメを農家が発信している。 そこをフックにして興味を持ってくれる人が増えればいいなと思っています。 中でも印象に残っているイベントってありますか?   助っ人編集部   木村宏之 2016年と2017年に市役所や銚子電鉄に協力してもらって開催した「銚子フェスティバル」ですかね。 いろんな企業さんに足を運んで40社くらいの協賛を集めて開催しました。 ただイベントをやっておしまいではなく、ホテルとも宿泊プランを組んで、銚子に滞在してもらうことを目的として行いました。 この2年間は本当に大変で…死にましたね(笑) とにかく、いろんな人に挨拶に行って、走り回りましたね。 でもそれで銚子の魅力に気づいてくれる人が一人でも増えてくれるならと思ってイベントは行なっています。    「CHOSHIFESTIVAL」サイトより 後編に続く!【事業承継】農業×エンタメの力で銚子を盛り上げたい!15代目が目指す農家の新しい形〜後編〜  おすすめの関連記事 脱サラして農業は失敗する?失敗してる人と成功してる人の違い ソーシャルビジネスとは、定義、事例多数!〜社会起業家を目指そう!  地方起業のメリット・デメリット・おススメの起業業種のまとめ  農業生産者になりたい!農業で起業したいあなたのための 農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜  地方起業は、今どんな分野がおすすめ? 地方ではどんな動きが起きている?地方起業の失敗と成功とは 和歌山県の起業家が事業承継で組織改革と地域ブランドの確立に成功した話 『九州パンケーキ』の生みの親・村岡浩司に学ぶ起業とまちづくり 鎖国させない地方起業・地方創生の成功ポイント

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資格
税理士
JBA税理士法人 千葉事務所
千葉県千葉市美浜区真砂3丁目13番12号BAYPERCH真砂4F
法人番号:1867
届出年月日:平成21年4月28日
所属会:千葉県税理士会

資格
税理士
SRCG角田&パートナーズ税理士法人
千葉県市川市南行徳3丁目1番2号
法人番号:2891
届出年月日:平成25年7月16日
所属会:千葉県税理士会

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2017.08.04
地方で生活したいフリーランサーのための田舎暮らしあるある
地方×フリーランス 今日は敢えて、一見ネガティブ?な話をします。ので、「元気な人」は読まないでください。 この記事を読んでいる皆様の多くは、東京や大阪、名古屋などの都会暮らしをされているのではないでしょうか。都会暮らしは色んな人に会えるという面ではとても楽しいですよね。…と楽しさの押し売りをするつもりはありません。 この記事を書いている私は、実は東京に10年間暮らしていました。若い内は、色んな人に会えて、色んな体験ができてとても楽しかったのですが、だんだん年を取るとともに色んなことに疲れてきました…。 その一つが満員電車での通勤です。 東京に住んでいた当時、私は乗り継ぎも含めて片道1時間半、満員電車に揺られて通勤・退勤していました。満員電車というと普通は朝のラッシュをイメージされると思いますが、結構終電近くも朝ほどではないですが、混むんですよ。特に金曜の終電や、土曜の始発は混んでました。 (たまたま、空いている車両を見つけて乗ろうとしたら、そこには、物凄い臭いと巨大な○○の海が…) そして、その後とある地方都市に転勤を機に引っ越しました。 (その当時はサラリーマンでしたが、今はフリーランサーになっています。) 職場まで、徒歩で通勤したのですが、物凄い解放感に満ち溢れた記憶が今でも鮮明にあります。また、普通に東京で暮らしていた時と同じ勢いで出社したら常に職場で一番乗りでした。ところで、私にはスウェーデン人の友人がいるのですが、朝の満員電車に乗って「クレイジー」だと叫んでいました。 とまあ、話が脱線してしまいましたが、言いたかったことは、私たちが普通と考えていることは、世界標準で見るとおかしなことが結構あるのではということです。満員電車がその一例だと思います。 今でもたまに東京に行って、満員電車に乗ることもあるのですが、「今までよく普通にこんなのに乗れてたな…」という思いで一杯になります。 ちなみに、私の職場での給料は、年収ベースではそこそこな金額(1.5近くです)だった一方で、残業時間は多い時で月200時間以上の(勤務時間ではありません。)。そして、「名ばかり管理職」でもあったので、残業代は0。 ある時本当にバカバカしくなり、自分の年収を時間単価で割り返してみました。そして、その後、気分転換に職場の近くの丸の内にある、某有名なコーヒーチェーンに入ったのですが、そこで目にとまったのが、アルバイト店員の募集ポスターです。なんと、自分の給料よりも、アルバイト店員のほうが時間単価では高かったのです! そして、もう一つ気が付いたことがありました。その当時、東京都の郊外に住んでいたのですが、同じ東京都内でも郊外にあるお店よりも時給が300~400円ぐらい高かったのです。そこで、今思えばアホな行為だったと思いますが、店長らしき人を見つけて、なんでこんなに時給が高いのか聞いてみました。 返ってきた答えが2つ 1つ目は、賃金の安い外国人を雇うとブランドイメージと合わないから (決して差別的な意図は筆者にはありませんし、答えてくれた店長にもなかったと思うのでご容赦ください) 2つ目の答えが、ポイントで、東京の中心部だと「都心まで出てくるのがかったるくて、アルバイトが集まらない」ということだったのです。 満員電車に揺られるのに、だんだん疑問を感じ始めていた当時の私は妙に納得してしまいました。基本この記事を読んでいる方は、ポジティブで活力に溢れている方ばかりだと思います。が、敢えて都会暮らしに疲れたあなたのために、本当に超ド田舎で生活していた経験のある私から、田舎でフリーランサーとして独立開業する際に知っておきたい田舎暮らしの実態をお届けします。(前振りが超長くなってしまってごめんなさい。) ちなみに、この記事は個人または夫婦単位でやっていくことを想定していますので、人を雇ってビジネスを起こしていきたいと思う方は、地方起業のメリット・デメリット・おススメの起業業種のまとめを読んでください。 1.田舎暮らしに適した業種とはまず、場所を選ばないような業種ですね。言い換えれば、在宅勤務可能な職種です。 例をあげると… ■SE(システムエンジニア)  ■プログラマー  ■CADオペレーター  ■ライター  ■イラストレーター  ■デザイナー   ■アフィリエイター ■データ入力・チェック(記帳代行、給与計算など) なんかですかね。要するにクラウドソーシング系のビジネスは全般的に田舎でも可能です。 あと、田舎でしかできないビジネスもあります。 ■農業 ■民泊(観光地であることが前提ですが…) などですね。 田舎と都会を行き来するのであれば、 ■地方の特産品のアンテナショップを都会で開く ということも考えられるでしょう。 これらのうち、「農業」での独立については奥が深いので、また別な機会に説明するとして、まずは、クラウドソーシングを行うための前提である通信環境が整っているか、そんなことが果たして可能なのか説明します。 2.意外に通信環境は本当にド田舎でも整っている! 例えば、地方の本当にド田舎出身の貴方!もしくは、親戚がド田舎に住んでいる、または住んでいた貴方! 光ファイバー網が届いているかどうか試してみてください。…届いていませんか? 届いていない?では、4G回線はどうですか? ほら、届いているでしょ。(山間部はさすがに無理ですけどね。) ということは、光回線が無理でも、無線通信でWeb環境を構築することが可能ということです。 (まあ、どうしても光回線が必要だとすれば、ただ単にもう少し田舎の中でも市街地に出ればいいだけの話なんですが…) これは筆者の勝手な予測ですが、今後は整備やメンテナンスコストのかかる有線通信網よりも、無線通信網の整備のほうにシフトしていくと思います。自動車の無人走行やIoT促進のためには無線通信網の発達が必要不可欠ですからね。なので、通信環境の整備状況に関しては現時点でもほぼ心配ない状況となっています。 3.情報格差がハンパない! 筆者は、現在とある政令地方都市に住んでいます。周りから見れば、結構な都会なはずなんですが、東京と比べると情報が5年ぐらい遅れている感じがします。なので、定期的に東京などの大都市に出て、最新の情報を仕入れる必要があります。 4.おすすめの移住エリアは? 定期的に東京に行くとなるとどうしても気になるのが、航空代金。そこで、お勧めの地域としてLCCが成田に向かって飛んでいる空港の近くに住むことを提案します。 ちなみに、「近く」とはどのくらいをイメージしますか? 地方だと、片道50Kmなんて近所のイメージ。車で一時間とかかりません。(制限速度は守りましょう。) なんかの記事で、「イオンモールまであと100Km」という看板を見た方はいませんか?あれは、都会の人から見れば???かもしれませんが、地方の人の感覚だと別に「フツー」なことなのです。少し話は脱線しましたが、東京との行き来が頻繁に必要なのであればLCCが成田に向かって飛んでいる空港の近くの地域がお勧めです。
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地方起業
地方×インタビュー
徳島県
2017.05.15
徳島で起業した先輩との距離が遠い~徳島県における起業環境の実態とは~
1.サラリーマンからの起業 ー「徳島県を中心に様々な地域でご活躍ですね。まずは簡単に自己紹介をお願いします。」 畑「畑英文と申します。私はもともと22年間、創業間もないある種のベンチャー企業や上場企業で働いていましたが震災を機に働き方・人生の過ごし方を深く考え、熟考の末、サラリーマンをやめる決意をしました。 地元徳島の人や企業と一緒にできる仕事、地元徳島という地域に密接にかかわることができる仕事をしてみようと思い立ち、会社を始めました。当時、立ち上げはとても大変でしたが、東京の企業さんからすぐにお仕事をいただくことができました。 ちょうどサラリーマンをやめる決意をした2011年の7月に、徳島県で「サテライトオフィスプロジェクト」が立ち上がりました。 サテライトオフィスプロジェクトとは限界集落の再生プロジェクトとして、徳島県でスタートしたプロジェクトです。震災を機に、日本の中で会社経営のあり方、ワークライフバランスが考え直され始めた時期でしたので、このプロジェクトはその時流に乗っかり、今では全国に波及する新しい働き方の代名詞ともいえる程大きく成長しました。私は、このプロジェクトに最初からボランティアとしてかかわっていまして、もうかれこれ五年がたちます。」 ー「現在はどのようなお仕事をされていますか?」 畑「今、私は3つの仕事をしています。1つ目の仕事は、先ほど述べたサテライトオフィスプロジェクトでの企業誘致を行っていたのですが、その時の実績を評価して頂き美馬市や鳴門市その他地元の自治体の企業進出場所としてのプロモーションや誘致活動を支援しています。また、このサテライトオフィスプロジェクト関連で集まってくる県外企業の経営者さん達から経営スタイルや経営手法のアイデアを頂き、自分の中で再構築して、様々な企業さんに情報提供しています。 2つ目は、地元企業のお手伝いです。地元のネットワークを使い、人を介してお話を頂き、22年間のサラリーマン時代に得た経験を基にして、企業のお手伝いをしています。例えば、上場準備、海外進出、経営ブレストのファシリテーション、採用、社員教育リーガル支援、予算作り等を行っています。事業活動においてスペシャリストを要するものの永続的には必要としないようなプロジェクトや仕事、またそのリソースが一定期間だけ足りない、そうしたスペシャリストを育てたいという企業への支援です。 そして3つ目は、創業の支援です。これが一番やりたいことなのですが、私の事業としてはなかなか難しいです。なぜなら創業時には資金もショートしがちで、そうした創業者にサービス料を頂くことが難しいわけです。 それら以外では、徳島県在住のフリーランスのエンジニア達とアプリケーション開発やシステム開発のチームを作り、プロジェクト毎に最適なメンバーをその都度組成して開発にあたります。いわばランサーズさんの、顔の見える地域コンパクト版のようなものです。これまで、植物工場の照度管理ソフトや、野菜の出荷管理ソフト、スポーツ店が扱うユニフォームデザインのシミュレーションソフト等を開発し、徐々に地元での活躍の場が広がってきました。 ー「畑さんは起業支援を行っていますが、徳島に同業社さんはいますか?いるのであれば、具体的にはどのようなことをされていますか?」 畑「私のようなフリーランスで企業支援を行っている人は、あまりいないでしょうね。やっていても、金融機関の中の創業支援窓口のようなセクションや中小企業機構さんのような少し公的な場所で起業相談は行っています。 具体的には、どういった補助金があるのか、その補助金を得るためにはどうすればよいのか、事業計画はどのように作成するのか、営業の仕方や、税金のお話といったテクニカルな相談に乗ってくれる場所です。ですが、創業者にとって、もっとも必要とされることは、深い関係に裏打ちされた精神的な支えとなったり、仲間作りをしたり、さらには仕事を提供できれば、それが最高だと思います。机上の話ではない、リアルな苦悩にどれだけサポートしてあげられるかが大切と考えています。」   2.起業をしにくい空気を打ち破る ー「徳島県の起業環境をおしえてください。」 畑「徳島は、起業しようという雰囲気が満ちているとは言えません。起業し成功した先輩達と、これから起業しようとする人との距離が遠くて、特別なことと感じている人が多いと言うことかも知れません。そういった状況ですので、環境は未熟であるといえます。実際、起業する人は県外からやってきている人が多いです。 しかし、悪い面だけではなくいい環境もあります。たとえば、徳島の起業環境の特徴として、ネット環境を他県と比較した場合、群を抜いて整備されていることが上げられます。実際に、県外からやってきたサテライトオフィスとして進出した企業が42社になりました。徳島県に魅力がなければやってこないし、これだけの企業が徳島県に目を向けてくださっています。」 ー「未成熟な環境について言及されましたが、一番の原因はなんでしょうか?」 畑「先に述べたとおり、一番足りないのは徳島で起業し、成功した先輩達が身近に感じられていないということです。成功した先輩たちの話を聞いたり、成功した事業の現場を見たりする機会もほとんどありません。起業セミナーということで、東京から起業家さんがいらっしゃいますが、セミナーが終わればすぐに帰ってしまいますので、聞き手と深い関係になれず、むしろ特別な存在として映ってしまい、逆効果です。 また、そうしたセミナーでは失敗談を題材にすることは少ないです。起業した人たちは、人一倍失敗や苦労していると思います。けど、そういった話は中々表に出てきません。私は自身の独立後の苦労や、これまで見てきた失敗事例を紹介するようにしていますが、成功だけでなく失敗を含めた実例を知る機会が少ないのも原因だと思います。」 ー「では、それらを解決するためにはどのような解決策があると思いますか?」 畑「現在、徳島市は、同じ徳島県内の美波町や神山町といった過疎の地方と比較した場合、むしろ起業環境面で遅れているのかもしれません。ですから、そのような一歩進んだ場所から人材を輸入して、徳島市、徳島県全域を底上げして盛り上げていけばいいと考えています。サテライトオフィスから誕生した起業家さんたちは、先進的な考え方をしていています。ですので、彼らに手伝って頂けたらいいですね。 今年の目標として、私は起業家を結びつけるハブになるような場所を作ろうと考えています。現在、徳島市内には起業家が集まって熱い思いを語り合う場所がありません。そのような場所を作ることで、徳島市の起業環境を活性化していきたいと考えています。それだけでなく、従来から徳島市にいる企業の社長さん達と彼らを会わせることも考えています。現在、そのような交流自体がありません。 私は、起業家と地元企業の社長双方の交流を促すことで、地元企業は起業家から気づきを得られるだろうし、起業家さん達も新しいことを学ぶことができると考えています。それだけでなく、相乗効果で新たなビジネスが誕生するだろうと考えています。このような企業間の交流を図り、起業環境の改善に邁進していくつもりです。 以上のようなことだけでなく、今、私は「企業における社員の交換」を各所に提案しています。どういうことかというと、社員が一社にずっといるのではなく、いくつかの会社に行って働くといった新しい働き方です。 なぜそのようなことを提案しているかといえば、例えば、新卒の人が東京で就職をしようと思ったとき、一社にしか就職できません。しかし、新卒の人はどの会社がいいか悩んでしまうこともあります。そこで、この制度を使うと同時に三社入社ができますよ、といった面白い・新しい働き方ができる。それによってIターン、Uターン促し、若い子を地元へ呼び戻す。社員の交換で、若手社員の知識や経験の幅を増やす。 その結果として、ビジネスパーソンとしての生産性も向上しますし、起業も促進できると考えています。行政として動いてもらえるところはどんどん提案して環境を変え、自然と起業しようと思えるような枠組みであったり、起業しやすい雰囲気を作っていきたいです。あとは「心根(こころね)」のサポーターを増やして生きたいです。お金や人脈を求めて支援するわけではなく、心からその人の事業や熱い思いを応援していきたいと思うサポーターを増やしていきたいと思っています。」   3.コンシェルジュへコンタクトを取ってみる ー「この記事を見て「何かしたい」「チャレンジしたい」と思った人に対して、どのようなアクションを次の一歩としてオススメしますか?」 畑「やりたいことを、とことんはっきりさせること、そしてそれを誰かに話してみることだと思います。何をしたいかって、意外と突き詰めることなく、行動することが多いかも知れません。京セラ創業者の稲盛さんの言葉に、「準備は悲観的に、行動は楽観的に」というのがあります。悲観的というのは暗く考えると言うことではなく、周到に慎重に行うということです。その企画や準備を周到に行うためには、徳島のような地方の環境でじっくりと考え抜き、そのやりたいことを誰かに聞いてもらうことで、気づきがあるし、勇気ももらえるかもです。そんな「誰か」が徳島にはたくさんいます。 ー「徳島県で起業したいと思う人たちに何かメッセージをお願いします。」 畑「私は今、「ナイストライ」をキーワードにしています。まずは、地元徳島を何かにチャレンジしたこと自体を称えられるような場所にしたいと考えています。 失敗しても責められたり、蔑まれることなく、褒め称えるという人や土地の空気を創造したいのです。チャレンジする年齢も関係ありません。ある種、良質な徳島の変態がきっとサポートしてくれますし、背中を押してくれるものと思います。 今年50歳となる私も、自らが実践して、多くの人に勇気が与えられるような働き方をし、行動していきます。」 プロフィール 氏名 畑英文 職業オフィスBAMSO 代表 経営コンサルタント インキュベーションマネージャ 経歴: 徳島県徳島市出身。 大学卒業後、ベンチャー企業に入社。ベンチャーの創生期から成長期に経営に従事した経験を活かして、創業支援と、地域企業のプロジェクトサポートを行う傍ら、地元徳島を盛り上げる様々な活動に取り組んでいる。 おすすめの関連記事 ー四国で起業してみたい方へー 「地方を1から私たちと一緒に作っていきませんか?」~ 徳島県美馬市行政機関の起業支援とは~ ー何も知らない状態でのスタートー 「自分達でもできる」と言う成功マインドを沸き起こす~地方創生で必要なこととは~  
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地方起業
2017.10.17
これからの農業に活力を!農業関連の起業家インタビュー
どうなる?これからの食糧自給率 日本の“食”を担う第一次産業。しかしここ数年、日本の食糧自給率はズルズルと低下しています。 農林水産省が発表しているデータによると、昭和40年の段階では生産額ベースの食糧自給率は86%、カロリーベースの食糧自給率は73%あったとされています。それが現在ではどうなっているのでしょうか。 平成28年度はなんと、生産額ベースの食糧自給率が68%、カロリーベースの食糧自給率が38%にまで落ち込んでしまっているのです。グラフにも現れているように、自給率の減少は、年々、進んでいるのが実情です。 日本における農業の現状 その背景には何があるのでしょうか。もちろん、海外からの輸入品が多いという原因もありますが、それは今にはじまったことではありません。 むしろ、日本における農業従事者の減少が、日本産農産物の縮小をもたらしていると考えた方がいいかもしれません。というのも、日本における農業修行人口は明らかな減少傾向にあります。 (参考:農林水産省 農業就業者の動向 2000年代には389万人いたものが、2011年にはなんと260万人にまで減少。しかもこの数字は、年を追うごとに少なくなっています。また、従事者の平均年齢もあがっているのです。 未来の農業はどうなっていくのか このような現状を踏まえると、これから先、日本の農業はどんどん衰退していってしまう可能性があります。 政府としても、いくつかの積極的な取り組みを実施していますが、将来的にどのくらいの成果をもたらすのかは未知数です。農業就業人口の減少、そして農業従事者の高齢化がこのまま進んでいけば、いつの日か、日本の農作物はほとんどなくなってしまうかもしれません。 そうなると、すべての作物を輸入に頼ることになり、安定供給への不安も高まります。 農業に着目した起業家たち このような農業の現状に危機感を抱き、課題解決に挑戦しているベンチャー企業があります。今回インタビューを敢行した5社は、いずれも農業に関わるビジネスやサービスを展開されている企業ばかりです。背景には、すでに述べた農業の現状があります。 それぞれに展開しているサービスはさまざまですが、その特徴として、販売や流通の部分で農業を支援しているのが目立ちます。各インタビュー記事を読んでいただければわかりますが、これは、日本の農業が抱える構造的な問題が関係しています。 取材先企業 今回、インタビューをお願いした企業は以下のとおりです。 ・「株式会社ヴァカボ」 広告代理店でありながら、アミューズメント施設をはじめとする農業プロモーションを展開。 農産物の新しい販売に挑戦する。 ・「プラネット・テーブル株式会社」 世界の農業・生産者支援に取り組むベンチャー企業。ICTを活用した需要予測など、 飲食店と農家との効率的な連携に取り組んでいる。 ・「株式会社ポケットマルシェ」 旬の食材を、生産者から消費者へ直接とどけられるサービス『ポケットマルシェ』をリリース。 スマホアプリからでも利用可能。 ・「株式会社KOMPEITO」 人が集まる場所であるオフィスに着目し、その場で食べられる野菜を提供する 『OFFICE DE YASAI』サービスを展開。 ・「株式会社農業総合研究所」 「農家の直売所運営」「農産物流事業」「農業コンサルティング事業」の3事業を柱に、 幅広い観点から農家を支援している。 起業というカタチで農業の活性化に挑戦する 農業を活性化することによって、食の未来を守っていくこと。それは、消費という部分でも、あるいは雇用という部分においても重要なことです。それでは、日本の未来を守るために、挑戦を続ける起業家のインタビューを見ていきましょう。 今回の対談 ・野菜を集客のきっかけに!365マーケットを展開する株式会社ヴォカボ代表長岡氏インタビュー ・生産・販売・流通を経て。誰よりも農業の現場を知る農業総合研究所・及川氏が描く農業の未来とは ・生産者と消費者をつなぐ!ポケットマルシェCOO・本間勇輝氏インタビュー ・農業の現場に山積する課題に挑戦!新しい農業の仕組みを提供するプラネット・テーブル株式会社菊池紳社長インタビュー ・オフィスで野菜という新提案!株式会社KOMPEITO川岸代表インタビュー ・編集後記―私たちの暮らしに根付いた「農業×ベンチャー」の活躍 おすすめの関連記事 ー農業で稼ぐにはー 農業は稼げる?~農業起業の成功法則〜 ー脱サラからの農業は?ー 脱サラして農業は失敗する?失敗してる人と成功してる人の違い
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地方起業
地方×インタビュー
2017.09.19
地方ベンチャーと市長に聞く!地方起業の現状と未来@四日市
2017年8月4日に三重県四日市市で開催されました『ふるさと起業カンファレス』(詳細は記事最後にあります)の対談記事となります。 まずはじめに自己紹介 = 神谷さん = みなさんこんにちは。 モデレーターを務めさせていただきます、龍馬プロジェクト会長の神谷宗幣と申します。 (参考:Wikipedia龍馬プロジェクト) 2010年から大阪を中心に20-40代の政治家や経営者を集めた超党派の政治団体で、政治のことや街づくりに取り組んできましたが、足元の経済を良くしていかなければいけないと思い、このイベントを共催させて頂きました。 それでは登壇者の森市長から、自己紹介をお願いします。 ― 森智広さん ― 四日市市長の森です。 公認会計士として東京で監査法人で勤めたあと、市議会員を経て現在は四日市の市長をさせて頂いております。公認会計士と行政などの経験からこれからの四日市の話をできればと思っております。 (参考:四日市市役所の公式ホームページ) ― 山添卓也さん ― 株式会社中村製作所、代表取締役社長の山添卓也と申します。 元々はコンビナートの部品加工をしており、オイルショックで会社が傾いたのを機に展開を変えて、現在では航空宇宙・防衛・ディズニーランドのアトラクションの部品などを製造しております。 ― 野呂純也さん ― 野呂食品株式会社 株式会山武館 代表取締役社長の野呂純也と申します。 1951年に祖父が雷おこしの原料加工、製造会社として創業した「野呂食品」を、二代目の父が1989年に「しいたけ栽培」へと転換し、現在ではしいたけ栽培の会社として事業を展開しております。 詳しくは長くなりますので、最近出版させていただきました「しいたけの逆襲」をお読みください。笑 ― 伊藤健太さん ― 株式会社ウェイビーの伊藤と申します。 年間3000件以上の企業と経営を支援させて頂いており、地域の起業をその地域全体で取り組んでいかなければならないと思い、今回のイベントを共催させて頂いております。
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地方起業
香川県
2018.02.11
香川県でIUJターン・移住・起業する方必見!押さえておくべき基礎知識!
香川県の概要 四国の北東にある香川県には、降水量が少なく日照時間が長い典型的な瀬戸内海式気候のもと、人口96.19万人(2018年10月1日現在)が暮らしています。最近では「うどん県」のプロモーション活動や、「瀬戸内国際芸術祭」など、香川らしさを前面に押し出した特徴的な活動にも注目が集まっています。 県下では多彩で豊かな海産物や農産物が育まれ、世界トップシェアを誇る製造業が県内の産業を牽引しています。県土は1876.73 km2で、全国で最も小さいことでも有名です。県下の瀬戸内海には100を超える島が点在し、「直島」や「小豆島」を筆頭に、瀬戸内海に浮かぶ島々が織りなす風景はまさに絶景です。 起業面では創業を目指す人を後押しする補助金や融資制度が整うだけでなく、起業のアイディアを実現したい人に向けた起業塾が用意されています。移住面では、子育て支援や移住者に対する補助金制度が揃い、香川県の恵まれた環境で新しい暮らしを実現したい人をバックアップする体制が整っています。 香川県の気候  1年を通して晴天が多く降水量が少ない瀬戸内海式気候です。日照時間が長く、製塩に向く気候のため、古くから塩田の盛んな土地としても知られています。四国の北東に位置し、降水量が少ない夏場は、水不足となることも多く、県内には水不足に備えるため池が数多く存在しています。 香川県の観光・地域資源 「世界の宝石」とも呼ばれる美しい瀬戸内海を堪能できる香川県。 瀬戸内海を隔てて、日本の歴史の中心地であった畿内にも近く、県内に数多く存在する史跡や文化財などが歴史の激動を物語っています。代表的なのは、古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれる金刀比羅宮。 海の守護神としても多くの参詣者を集めていますが、境内には由緒ある御社や御堂が点在し、文化財が多数存在することから、観光スポットとしても有名です。香川県坂出市と岡山県倉敷市を結ぶ全長9368m瀬戸大橋は、鉄道と道路を併用する世界最長の橋です。 丸亀城は1658年より明治維新に至るまで京極氏丸亀藩6万石の居城でした。その石垣は60mを超える高さで日本一です。最近では瀬戸内国際芸術祭の開催によって、アートの県としても広く認知され、国内外から観光客を集めています。 香川県の交通 空の玄関口は高松空港です。 東京と沖縄便が就航しています。高松は他の四国の都市と比べ、国際線の種類が豊富です。ソウル、上海、台湾、香港と高松を結ぶ便が揃っています。 陸路では、JR岡山駅から約1時間で移動が可能です。所要時間は東京駅からは約4時間半、新大阪駅からは約2時間かかります。高速バスだと、新宿—高松線が約10時間半、大阪—高松線が約3時間半です。県内の移動の際にはJR四国の高徳線(こうとくせん)や土讃線(どさんせん)が便利です。バス路線では、ことでんバスや大川バス(大川自動車)が使いやすいです。他に、神戸港と高松東港を結ぶジャンボフェリーを始めとするフェリー航路も充実しています。 香川県の主要産業 平成27年度香川県県民経済計算推計によると、県内の名目県内総生産は3兆7780億円で、2年連続で上昇しました。香川県の産業別構成比は、特に第三次産業が占める割合が高く7割を超えています。業種別では製造業・卸売・小売業・不動産業の順に売り上げが大きいです。製造業では、建設機械、造船、自動車部品など、世界や国内でトップのシェアを誇る企業が多数あります。農業では温暖で日照時間が長い気候を生かし、はだか麦やレタス、ブロッコリー、柑橘類など幅広い作物が育てられています。豊かな海域特性を生かした水産業も盛んです。 香川県の有名企業・老舗企業 香川県の総事業所数は、2016年現在で4万7893事業所(出典:平成28年経済サンセス)です。県内の有力企業は、東証一部上場企業で、クレーンメーカーの株式会社タダノ。次に世界有数のシェアを誇るクレーンメーカーの日プラ株式会社。ほかに、東かがわ市に本社を構える医薬品メーカーで、湿布に用いるパップ剤のシェア世界一である帝國製薬株式会社などです。 香川県の起業・独立、起業支援情報 平成27年の国勢調査によると、香川県内の労働人口は約47.1万人でした。平成29年就業構造基本調査によると、香川県内の収入を得ることを目的に働いている有業者49万1200人のうち、3万8500人が自営業もしくは会社役員などの起業家です。有業者のうち、約7.8%が起業家です。 起業支援団体 公益財団法人かがわ産業支援財団では、創業を目指す人を対象にした「かがわ創業塾」ほか、相談窓口を設け個別の相談にも乗ってくれます。ほかに、「かがわ6次産業化 ビジネス塾」という第6次産業に特化したビジネス塾など特色のあるイベントなどが開催されています。 融資・補助金 香川県内で創業を目指す人や、創業間もない人を対象にした「起業等スタートアップ支援補助金」があります。要件を満たす人は、初期投資に必要な経費の一部を最大50万円補助してもらうことが可能です。他にもベンチャー企業に対する融資制度なども整っています。 女性起業支援 香川県では日本金融政策公庫や百十四銀行が、起業を目指す女性を応援する制度を設けています。セミナーや相談デスクなどで、各々の目的にあった内容を相談、実現に向けた手伝いをしてくれます。 セミナー 香川県や関係団体は、起業・創業を目指す人を対象にしたセミナーやイベントを随時開催しています。最新のイベント情報は、県公式HPや各団体のイベント情報でチェックしてください。 香川県のIUJターンなどの移住に関するサポート 助成金 香川県の各市町では、住宅・子育て・起業など移住する人を対象にした様々な助成金制度を設けています。移住した人を対象にした家賃補助制度は好評です。助成金の詳しい情報はこちらからご確認ください。 子育て 地域全体で、子育て支援を行っています。NPOの活動も積極的に展開され、移住した人でも気軽に相談できる体制構築を目指しています。6歳未満児の医療費の無料化などにも取り組んでいます。詳しい情報は香川県健康福祉部子ども政策推進局の「子育て県かがわ情報発信サイト Colorful」に集約されています。 移住体験事業  IUJターンの人を対象にしたイベントが随時開催されています。特徴的なのは「お試しかがわ暮らし」です。コーディネーターがそれぞれの希望や知りたいことに沿ったプランを練ってくれる制度です。イベント情報はかがわ暮らしに更新されるので、最新の情報を確認してください。 おすすめの関連記事 ー地方起業を学ぶ!ー 地方ベンチャーと市長に聞く!地方起業の現状と未来@四日市 ー田舎で暮らそう!ー 地方で生活したいフリーランサーのための田舎暮らしあるある

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