起業のアイディア生み出そう!ゴードン法の正しい使い方!

ポイント
  1. ゴードン法とは
  2. ゴードン法はどういう時によく使う?
  3. ゴードン法の使い方

目次 [非表示]

事業やサービス、アプリなど、何かのビジネスを生み出すために必要不可欠なものの一つにアイディアがあります。現在では様々な思考法や発想法が利用されており、一工夫するだけで意外なところから面白い考えが浮かんできたりするものです。そこで今回ご紹介するのは、ブレインストーミングに限界を感じている人には是非試してもらいたい、「ゴードン法」と呼ばれるアイディア出しの方法です。

ゴードン法とは

ウィリアム・ゴードンという人物が新商品企画の会議に参加していた時に考えついたと言われているアイディアの発想法です。ゴードンはそれまで社内のミーティングで行われていたブレストの場面を多く経験するうちに、あることに気がつきました。それは、ブレストである一定量のアイディアが出尽くした後、新しい考えや意見が出るのスピードが一気に落ちてしまうというものでした。原因として、決まったテーマのもとに行われる話し合いそのものが思考を制限してしまっているのでは…と考えたゴードンは、できるだけ自由な発想が行えるようにと、このゴードン法を考案しました。

ゴードン法はどういう時によく使う?

解決すべき明確な課題やテーマがあるときに、それに対しての解決方法やアイディアを幅広く集めたい時に使うのに向いています。特に新しいアプリの開発現場や新商品開発の企画会議などで有効な手段であると言えます。ゴードン法はリーダー(司会者)の技量も試される発想法なので、話をうまく進めるのが得意な人物がいるグループやチームが作れる時に行うと、よりスムーズに進めることができます。

ゴードン法の使い方

①リーダーが真の課題やテーマを設定します。これはメンバーにはまだ言ってはいけません。
例)新しいボールペンを開発する
②メンバーに課題を抽象的に表現して伝えます。
例)記録する
③抽象的なテーマをもとに、それを現状よりもより良いものに改善するにはどうすればいいかブレストを行いましょう。
④リーダーは議論の進み具合を見ながら、真の課題に近くなるように適宜方向修正していきます。⑤メンバー内でブレストが少し落ち着いたと思われる段階になったら、真の課            題を発表します。
⑥ブレストで出たアイディアをもとに、真の課題を解決する方法はどのようなものになるか議論を深めていきましょう。

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『INACOME』はこちらからスクリーンショット 2019-11-21 18.07.32

まとめ

いかがでしたか?ゴードン法では、始めにテーマが発表されないので慣れないうちは少々もどかしい気持ちになるかもしれません。しかしながら、人はどうしても設定された枠内で物事を考えがちです。自由な発想を心がけているつもりでも、知らないうちに思考が凝り固まってしまっている場合が意外と多くあります。話し合いでアイディアがどうもスムーズに出てこなくなってしまったと感じている人は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

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