魔法のことば 結局は何がしたいのか?がヒット商品を生む

ポイント
  1. アイデアを研ぎ澄ましていくためのキーワード
  2. お金はあなたや会社を成長させるもの
  3. お金を使って、自己成長をしよう!

目次 [非表示]

アイデアを研ぎ澄ましていくためのキーワード

アイデアをどのようにして、研ぎ澄ましていくのか?ヒットする商品やサービスが生み出されるまでには、どのような過程を経ているのか?

アイデアは生まれたままの状態では余分な脂肪がついているような状態です。余分な脂肪を取り除くことが必要になります。余分な脂肪を落とすためのキーワードとして、「結局は何がしたいのか」ということを繰り返し、繰り返し、問うようにしてください。

結果として、「お客さんの課題が何なのか」ということがかなりシャープになっていきます。また、いろいろな人に自分のやりたいこと、やろうとしていることを話していくことも有効だと思います。なぜならば、話しているうちに説明の仕方やうまくなったり、思考が整理されたり、話している中で、口から出てきたことが、「あっ、実はそれが自分のやりたいことだ」という感じで出てくることがあります。

結局は何がしたいのか?を問いつつ、研ぎ澄まされた課題解決のために、まず圧倒的にソリューションとなりうる機能、特徴を磨いていくことをします。このソリューションはマストなソリューションです。あったらよいなというソリューションを、サービス立ち上げ当初からくっつけることはいけません。無駄に時間やコストがかかってしまったり、サービスをお客さんが見た際に、何の強みや課題解決のサービスなのかがわかりにくくなってしまいます。極めてシンプルに、でも、熱狂的にそのソリューションと使ってもらう、効果を生むことを意識しましょう。

※有名な話ですが、フェイスブックは今では1万以上の機能があると言われていますが、2004年当時の初期バージョンでは、機能としてはたったの8つしかありませんでした。メッセージや、POST機能、通知、ウォール機能などはありませんでした。あとで付けたわけです。

お金はあなたや会社を成長させるもの

僕は、会社や事業の成長=自分の成長だと思っています。あまり売上がない、良い商品やサービスをつくれないということを、何となく、客観的に捉えてはいけないような気がしています。それは、客観的な事柄ではありますが、結局はあなたが起こしている問題なわけです。そのため、全てはやはり自分の責任なんだということです。

起業家として、経営者として、常に、自分の成長、会社の成長を考えるべきだと思っています。何のための成長かといえば、お客さんを激烈喜ばすことや、良い世界をつくるため、理念の実現のための成長です。
 

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

1986年生まれ、横浜出身、慶應義塾大学法学部卒業。

23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で株式会社ウェイビーを創業。

10年間で10,000人を超える経営者、起業家の「組織づくり」「売上アップ」に携わる。

社長がいなくても回る強い組織、仕組みをつくる「01組織クラウド

小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド

の01シリーズを展開中。

2016年10月より、世界経済フォーラム(ダボス会議)の日本代表選抜
2018年9月より、徳島大学客員教授就任
2020年4月より、iU 情報経営イノベーション専門職大学客員教授就任

「行動の品質」「自分の力で稼ぐ力を身につける本」など著書7冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア掲載も多数。