正直者が報われるマーケティング!?誠実さを前面に押した商売手法

ポイント
  1. スーパーのオーケーのおネストカードという制度

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圧倒的なスマホの普及や、SNSに普及によって、あらゆる情報が誰でも簡単に手に入るようになってきました。以前のような情報の偏在のようなものはなくなってきております。ネットをみれば、会社の内部情報はもちろん、商品などの欠陥、会社の対応などいろいろなことが簡単にわかるのが今の時代です。

そのような時代の中にあって、あえて、自分たちの商品やサービス、会社の弱点などを正直に伝えることが、消費者の心を掴むという逆張りの時代にもなってきています。結局はわかることなので、そうであれば、正直に状況などを伝える、とても大切な視点かもしれません。

スーパーのオーケーのおネストカードという制度

「例年に比べて天候不順などにより、この野菜は2倍の値段になっている。購入は見合わせて、冷凍食品の購入をおススメします」のようなカードを食材に付けているのです。

会社はどうしても自社の商品やサービスの良いところしか言いません。他社との違いを聞いても、結局は、確かに〇〇ですが、しかし、△△ですのような切り替えしをされてしまう。そもそも完璧なんてものはないわけですので、この点は間違いなく自社が一番よいと自負しております。ただ、あの点については、他社さんのほうが優れているかもしれませんとか、そのような正直さということが求められているのかもしれません。

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商売をうまくできるようになるためには、失敗を早くに繰り返すべし

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。