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仕事ができる人のマインドセット

ポイント
  1. 仕事ができるかどうかはマインドセット次第
  2. 失敗の評価を正しくできれば誰でも成長する
  3. 知識が増えても仕事はできるようにならない

目次 [非表示]

仕事のできる人というのは、仕事ができない人と完全に異なるマインドセットをまず持っています。

スキルなどの差で決定的に仕事ができる・できないということが決まっているわけではありません。仕事ができる人・できない人の日々の仕事の日常は最初はさほど変わらなかったはずです。その中でどんどん差が生まれていきました。その最大の原因がマインドセットにあるのです。

マインドセットとは

マインドセットとは、「考え方を司る源」だと思ってください。
何かを見たとき、直面したときにどう考えるのかを司り、何かをしようと思ったときにどうするかを司っています。考え方の源になっているものです。

マインドセットが変われば、同じ事実を見たとしても、人によって考えることは
真逆になります。事実は1つなのですが、解釈は人によって変わるわけです。この解釈を変えているものがマインドセットだと思われるとよいです。

ピンチをピンチと思う人とチャンスと思う人に分かれる

たとえば、ピンチはチャンスと良く言いますし、聞いたことは誰でもあると思います。
でも本当にピンチに遭遇したときにチャンスだと思う人はどの程度いますか?
多くの人にとって、ピンチはただのピンチですよね実際は。

でも本当にピンチはチャンスとそのように思う人が実際にいるわけです。

ピンチをチャンスと思った場合
ピンチをピンチと思った場合

想像してみてください、こんなにも考えることや、やることは違うのです。

◆ピンチをピンチと思った人
ピンチなのでやばい、やばい、どうしようと思考停止に
追い詰められてどんどんストレスが増す
逃げ出したいとネガティブになっていく
そもそも戦う気持ちがない

◆ピンチをチャンスだと思った人
ピンチがきたー=チャンスがきたー
この局面をうまく乗り越えることができれば圧倒的な成長ができる
伝説になる、戦う気持ちしかないと前向きなパワーが一層出てくる


このマインドセットの違いが結局は考え方を変え、行動を変えています。
その結果が、仕事の結果を変えているわけです。


同じ事実であっても全くもって考えることが、マインドセットによって変わるわけです。
どのように考えるのかによって、行動することはもちろん変わるわけです。
だから結果も変わります。また、結果自体の評価の仕方もマインドセットによって全く反対になります。

起きた失敗を本当に成功と思えるように評価の仕方を変える

たとえば、誰しも、どんな人でも、自転車に乗れるようになるためには「100回」は絶対に転ばないと乗れないとします。つまり101回目には乗れるようになるとします。(世の中、どんなことでも、ほとんどはこのようなことだと思いますが、当事者には100回ということが見えていなかったりするわけです。100回というのはもちろんたとえの数字です。)

その前提で考えたときに、100回転ぶことは失敗ですか?成功ですか?
どちらでしょうか?

これは自転車を乗れるようになることをゴールとするのであれば、もちろん100回転ぶことは成功ということになるわけです。

また、どうやったら一番早く自転車に乗れるようになりますか?

答えは、最速で100回転ぶことです。
100回転ぶことは絶対必要条件だからです。

でも実際はどうでしょうか?
あなたが自転車をはじめて買ってもらって、最速で100回転ぶことをしますか?
多くの人はしません。いかに転ばないようにするかを机上で考えることを最初にします。転ぶことを失敗だと思っているからです。

絶対にできるわけがないのに「最初の1回目からどうしたら転ばないで乗れるか?」ということを考えて、最初の1回目に挑むことに時間がかかってしまいます。

これは自転車に限った話ではありません。

仕事のほとんどはこの自転車の話のようなことだと思っています。
どんなことであっても物事が上達するための普遍的な本質がこの自転車の話にはあるのです。

仕事ができる人・できない人は知識の差でなくマインドの差

今このように記事を読んでいると、多くの人は頭では理解ができ、確かにそうだよなと思うわけです。わかったつもりになります。ただ知識や知ったとしてもそれだけでは変わりません。

現実の世の中、実際は良いマインドセットを持っている人と、
そうでないマインドセットの人でやはり取る行動は変わってきます。

今回の自転車の話で言えば、まず自転車に乗って、絶対に早く転ぶべきなのです。
転ぶことは成功なのです。短期の失敗は転ばないことであり、その失敗をしてしまうと、ゴールである自転車に乗ることができるという成功も掴めなくなってしまいます。

短期の成功は転ぶことで、そのことによって長期の成功である自転車に乗ることもできるのです。

しかし、多くの人が短期の成功を間違えて、長期の成功は当たり前に逃すということをしています。

マインドセットが変われば、結果の評価の仕方が変わります。結果の評価の仕方が変わると、今やるべきことが変わり、成果に大きく繋がっていきます。

知識やスキルがあっても仕事ができない理由

学校をはじめ何かを勉強しようと思うと、多くの結果の出ない人はわかりやすい問題解決方法(知識やスキル)を学ぼうとします。この問題解決方法ももちろん大切なのですが、これらはある意味でたくさんある手段の1つにすぎません。ビジネス書やセミナー、TVなど多くの学びや教えていることなど同様です。

これまでの教育などで習ってきていることは、スマホで言えばアプリです。
アプリももちろん大切なのですが、アプリが何故動くのか?どのように動くのか?はスマホ自体のOSや使っている人に依るわけです。

OSとはOperation System(オペレーティング・システム)の略で、アプリを動作させるための基本となるソフトウェアのことです。 具体的には、キーボードやマウス・タッチパッドなどのデバイスから入力した情報をアプリケーションに伝え、
またソフトウェアとハードウェアの連携を司る中枢的な役割を果たします。

このOSがまさにマインドセットです。
マインドセットが違ったらアプリは動きません。

そのため、どこに根本的にフォーカスすべきか?といえば、アプリもさることながら、マインドセットにフォーカスしないと仕事の結果や成果は変わらないことを知っておかなければいけません。

マインドセットがその人の根本的な考え方の源だとすると、その上に乗っかってくる考え方=知識やスキルというものはただのアプリとなります。アプリは簡単に言えば武器や手段だと思うとよいと思います。ただその武器を本当に使いこなせるのかどうかはマインドセットにかかっているという関係です。

アプリをたくさん増やそうとしても問題解決はしないことが多いのはこのためです。
アプリコレクターにならないようにしましょう。

先ほどのピンチの状況の話でも、よく格言で「ピンチはチャンス」ということを見かけます。本などで見かけたり、講演などでも成功者の話の中で良く聞いたりします。
ただ聞いただけでは知識であって、これはマインドセットの領域ではありません。
そのように考えるべきという考え(=武器や手段)を知ったにすぎません。

この「ピンチはチャンス」という考えを知っただけの人が、実際に、ピンチの局面に遭遇した際に、ピンチはチャンスと本当に思うことはできません。
頭の中で言葉はよぎるかもしれませんが、ピンチに遭遇したらピンチだと実際は思ってしまうわけです。

考え方やスキルだけを身につけても問題は解決しないのです。
武器を結局は使いこなせないからです。

成果を出すためにするべきことはそもそもマインドセットを変えていくこと、
強化していく、成長させることです。

根源的に、自然的に、無意識的にそのように思うのか、ある意味、頭ではわかっているけど実際はそうは思えないということでは、考え方、行動においての迷いの有無、量や質に大きな影響を与えます。

マインドセットがどういう状態かによって結果として、成果が大きく変わるわけです。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

株式会社ウェイビー代表取締役社長
徳島大学客員教授
世界経済フォーラム(ダボス会議)メンバー


慶應大学卒業後、23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で起業。

10年間で10,000人を超えるスモールビジネス支援の実績を誇り、
スモールビジネスが、「早く、大きく、強く」育っていける01クラウドシリーズを展開。

経営、マーケティング、マネジメント論に定評があり、全国多数の経営者に慕われ、
銀行、経営者団体、上場企業などからの講演実績も多数。

「自分で稼ぐ力を身につける本」や「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書6冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア出演多数。