誰と付き合うかでビジネス人生の将来が決まってしまうという話
- ビジネスにおいては付き合う人で成果が決まります
- あなた自身、誰といるかでできています
- 人との付き合い方のポイント
成果を出す人が徹底的にこだわっていることの1つに健康、そのための運動や食事があります。それらも当たり前に大切なのですが、ここであえて言いたいのは、誰とどのように付き合うかということも健康、そのための、運動や食事並みに大切だということです。
健康を意識しているあなたは食べるものにとてもこだわりますよね。
体にとってよいものか、どこが産地なのか、カロリーはどうか、栄養素はどうかと。
これと同じように誰とどのように付き合うのかもこだわるべきなのです。
人間は環境でできています。
あなたがどのような環境にいるのかによってあなたの当たり前や常識、前提などはすべて形成されるわけです。つまりマインドセットが形成されます。
失敗を全く許されない環境なのか、失敗を奨励されて褒められる環境なのかによって
当たり前ですが出来上がる人は変わりますよね。
環境といっているのは付き合う人や人の集合体のことになります。
あなたが成果を出したいのであれば、当たり前に成果を出している人と一緒にいなければいけません。
成果を出していない人といても成果は出ないでしょう。
成果が出ないことが当たり前にすり替わっていってしまいます。
学ぶということに対しても、人は人から学ぶことがとても大きな要素を占めています。
誰とあなたが一緒にいるかはあなたが決めることができるわけです。
この決めるという選択肢をもっているわけなので、徹底的によい選択をするべきです。
何を食べるかにとてもこだわるように、誰と付き合うのかにもこだわりをもちましょう。
・自分よりも成果を出している人
・自分の知らないことを知っている人
・異業種、違う年齢層
・固定化させないで新しい人との出会いを大切に
・昔話とかネガティブな話ばかりの人とは付き合わない
人との付き合い方とう意味での注意点として、人はコンフォートゾーンにいると心理学的に言われています。コンフォート=快適なゾーンということです。つまり人は快適な選択を無意識的にします。一緒にいて楽しい人、楽な人、価値観が合う人、同じ目線の人など、自分の今のコンフォートに基づいた意思決定によって付き合う人を選択してしまいます。本来は未来の自分の成長のために今誰と付き合うべきかを決めるべきですが、今のコンフォートが優先してしまうのが人間の限界であります。
自分よりも成果を出している人と一緒にいるということは、自分の出来なさを痛感したり、知らないことばかりだったりしてとてもプレッシャーがかかったり、居心地が悪いかもしれません。どんどん新しい人と会うこともその都度緊張したり、ストレスで、お互い分かり合った人と一緒にいたほうが楽しいかもしれません。ただそれだけでは自分の成長にはなかなか繋がりません。
ただ、楽しいだけでは成長は起きえません。
楽しい状況でありつつも、多少の苦しさ、つまり楽苦しい状況=コンフォートでない=アンコンフォートな環境をつくるということをおススメしています。
全ての選択や状況をアンコンフォートにする必要はありませんので、徐々に自分の付き合う人というのを変えていくことをしてみてください。
あなたの当たり前、常識、前提がどんどん変わっていきます。
また、どのようにその人と付き合うのかということもとても大切だと思います。
基本的な考え方としては常にWIN-WINになっているかを意識すべきです。相手に何か一方的にしてもらっているような状況ではその関係は長続きしません。そのため常に自分は相手に対して何をできているのか、どんな貢献をできているのかを考えるべきです。(もちろん仲良い単純な友達ならよいですし、そのような域に達しているのであればよいですが、ただプライベートでなく、こと、あなたの成長という観点でいえば、ただの友達になってしまうと楽しいのみの関係になってしまうことがあります。)
相手に対して何か貢献できないかという考え方は成果を出す上で確実にとても大切な要素になります。常に意識をして当たり前にできるようにしていくことを訓練するべきものだと思います。
あなたが相手との関係において役に立とうと思うのであれば、あなた自身が相手の知らないことを知って教えてあげようとか、あなた自身の活躍をもってして相手の刺激になるようにしようと切磋琢磨の関係や、あなた自身の成長の速度が上がるような人であるべきです。
またそもそも自分が何かを教えるということが合わないくらい相手が素晴らしい方ということもあるかもしれません。そのような目線が全然近くない場合であっても、ただ一方的にいつも教えてもらっているだけの関係でなく、できること(知っていることを教えるだけでなく)の中で、相手を喜ばすことを意識するべきです。