マネージャー必見!マネジメントに役立つ本7選!
- マネジメントに役立つ本7選!
- 部下の教育に役立つ本4選!
- 目標管理について学べる本3選!
マネジメントを行う上でマネージャーの悩みはつきません。
部下の教育をどうすればいいのか…目標管理はどのようにすればうまくできるのか…など、多くのマネージャーが頭を悩ませているのではないでしょうか。
現在、多くのマネジメントに関する書籍が出版されていますが、数がありすぎて何を読めばいいのかわからないなんてことも…
ここでは、そんな悩みを抱えるマネージャーにおすすめのマネジメントに役立つ本を厳選し、紹介していきます。
一言にマネジメントに役立つ本と言っても様々なジャンルが存在しています。
ここでは、「部下への教え方」「目標設定の仕方」に分けて役に立つ本をご紹介していきます。
著:出口治明
ライフネット生命代表取締役の出口治明さんが、自身の経験からたどり着いた部下への任せ方の教科書です。
個人の能力には限界があります。そのため、上司は部下にうまく仕事を任せていかなければいけませんが、多くの上司が部下に任せることがうまくできず、マネジメントにつまずいています。
本書では部下に任せることのできない上司の特徴や、実際にどのようにすれば部下に仕事を任せれるようになるのか、本当の意味で『任せる』とはどうゆうことなのかを再確認することができます。
部下に仕事をうまく任せられない悩みを抱えている上司必読の一冊です。
著:石田 淳
日本の行動科学マネジメントの第一人者である石田淳さんによる本書では、行動科学に基づいた『教える』技術を学ぶことができます。
「褒め方」「叱り方」から部下の経験年数に合わせた教え方など、様々な場面で使える五十五のメゾットを掲載。
部下にしっかりと教えるために上司はどのように行動しなければいけないのかが具体的に記されており、誰でも再現性高く『教える』技術を向上させることができます。
また、どのページからでも読み始められるようになっているのもこの本の特徴です。
すぐに使える「教え方」が満載!部下に教えなきゃいけない時に何から初めていいのかわからないという悩みを持っている方は必読の一冊です。
著:石田 淳
前述の『行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術 』のチーム編。今回は個人のマネジメントではなくチームのマネジメントに役立つ『教える』技術を学ぶことができます。
部下ひとりひとりに対する「教え方」を理解した上で、チームへの教え方はどのように対応したらいいのかが、丁寧に記されています。
「報・連・相を戦略的に使うには」「ショートミーティング」「会議の仕方」「リーダーの聞く技術・話す技術」など、今日から使えて、いますぐ役に立つ45のメソッドが前回同様にどのページからでも読めるようになっており、すぐにでも業務に生かすことができます。
部下の長所やコニュニケーションの回数を手帳に記したりするなど、どのような行動をすれば教える能力が向上していくのかがイラストを交えてとてもわかりやすくまとめられています。
著:古川裕倫
株式会社ホリプロの取締役や株式会社多久案代表、日本駐車場開発株式会社社外取締役、情報技術開発株式会社社外取締役など様々な企業で取締役経験のある著者による教え方の教科書。
上司の『教えているつもり』に切り込み、「指示は、ステップごとに分けて出す」「 「1時間で」「午前中に」など時間の目安を伝える」「 締め切りは、上司と部下で共有する」
など、とことんイチから「教える」ことの大切さを学ぶことができます。
長年、多くの部下を育て上げた著者だからこそ語れる、経験を踏まえた実践的な「教え方」でコーチング(自発的行動を促進する手法)より以前のティーチング(知っている人が知らない人に教える)の重要さを再認識できる一冊です。
著:野部 剛
一般財団法人プロセスマネジメント財団代表理事ソフトブレーン・サービス(株)代表取締役社長、プロセスマネジメント大学学長などを勤め、長年トップ営業マンとして活躍した著者による「営業プロセスマネジメント」の実践指南書。
営業の現場のマネジメントに特化した本書ですが、営業以外の現場でも役立つマネジメント術が多数記載されています。
本書では、マネジメントにおいてゴール=目標設定が何よりも重要あると述べられています。ただ闇雲にPDCAを回すのではなく、『G−PDCA』を回すという考えのもと、目標から逆算する思考をどのように身につけるかを具体的に示しています。
また、目標を設定するためのKPIの設定の方法や、部下をマネジメントするために重要なフレームワークが多数掲載されており、すぐに実践することできます。
著:大工舎 宏 , 井田 智絵
多くの企業でKPIマネジメントを支援した著者の経験に基づく知恵を学ぶことができる一冊。
KPIのメソットを理解することから始まり、マネジメント実践、活用場面別のマネジメント方法など、この一冊にKPIマネジメントの全てが詰まっています。
本書ではKPIという手法によって、一過性のものではなく、継続的に目標を達成できる組織を築くにはどのように活用していくことが良いのかを実勢に基づいて解説しています。
また、活用事例が豊富で、図表が多く、わかりやすいので自身のビジネスに置き換えて考えることができます。
著:クリスティーナ・ウォドキー、解説:及川 卓也、翻訳:二木 夢子
グーグルやサンサン、メルカリなどの大手企業が導入していることでも注目を集めたOKRについてわかりやすく解説された本書。
前半はシリコンバレーのスタートアップ企業がOKRを導入して変わっていくが物語で描かれており、後半になると、OKRの設定から運営まですべてのノウハウ、さらに成功の法則、よくあるOKRの失敗例などが掲載されています。
前半はOKRの導入によってどのように組織が変わっていくのかが物語を追って理解することができるので、あまりビジネスに詳しくない人も敬遠することなく読むことができます。その物語が頭に入った状態で実際の運営方法やノウハウを学ぶことができるのでOKRについて学びたい人にもおすすめの一冊です。
また、社内でOKRの導入を考えている時に従業員に読んでもらうことでOKRに対する理解が深まります。
ここではマネジメントに役立つ本について、「部下の教育」と「目標管理」に分けてご紹介させていただきました。
マネジメントを行う際には様々な壁にぶつかります。そんな時、現状のマネジメント方法に固執せずに視野を広げるためにも様々な書籍から知識を得ることも必要になります。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。今回紹介した本の中に、行き詰まってしまった時のヒントが見つかるかもしれません。