自分の給料ってどうやって決めればいいの?

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自分の給料


給料や役員報酬の決め方

回答者:岩壁 昭房
2019/03/07 15:40:00

今日は個人事業主の人が自分の給料をどうやって決めたら良いのか、 また企業の役員の方がどうやって給料をどうやって決めたら良いのかを法律の観点から教えてもらえればなと思います。

個人事業主に関しては自分の給料というよりかは事業のお財布と個人のお財布は基本的には一体化していると考えています。



その中で自分が今の今の売り上げと経費の差額が所得なのでその中でどれくらい自分が生活に使えるかということです。

なので、お給料ではないので必要な時に必要なだけ引き出して使えるので、どのくらい自分が使って良いのかを把握しておく必要があります。 そうですね、例えば自分が月に50万円欲しいと思っても誰かが振り込んでくれるわけではなく、自分で稼いで経費とかを差し引いて、余っていないと意味がないですよね。



口座のお金があるからといって最初にお金を引き出しすぎると事業でお金が必要な時にショートしてしまって何もできなくなってしまいますからね(笑)

なるほど。 会社の場合だとどうすれば? 会社の場合ですと株主総会等で役員報酬を決めることになります。



では、手続きをきちんとした上で決めていくとなった時にどのようにして決めるかというと、役員報酬として多くのお金を経費として支出し法人税を減らすようにすれば良いか、会社のお金として保持しておく方が良いのかをバランスを見ながら、最も損が少ないように報酬を設定すれば良いとおもいます。



僕いま会社9期目なんですけど、わかってなかったことがあって最初に設定した役員報酬がなかなか変えられないらしいんですよね。

売上によって柔軟に変えられれば良いなと思ったんですけど… そうなんですよね。 個人事業主であれば引き出す額は自由に変えて良いんですけど、役員報酬ってことになると会社の法人税に関わってくるので役員報酬を自由に変えられるようになると簡単に会社の利益調整ができてしまうんですよね。



なので、原則毎月同じ額の役員報酬にしないと経費で落ちないようになっているんですよね。

じゃあ、やっぱり原則は役員報酬は変えず1年たったら変えられるようになるんですね。 そうですね、だいたい決算が終わった時に変えられたりするんですけど、そこは社労士ではなく公認会計士の領域になったりするんですけど。 そうなんですね。 僕は給与系の話だったので社労士さんなのかなと思ってたんですけど、ちょっと変わるんですね。



はい。 役員報酬の計算であれば社労士なんですけど、決め方ですと税金関係になってくるので税理士や公認会計士さんに聞くのが良いのかなと。

 


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