「マスターマーケティングプログラム」を活用し元会社員女性がお菓子販売で開業できたリアルなプロセス

目次 [非表示]

杉内由香
お菓子の製造・販売
https://youtu.be/CWRZCYoQA7Q

1(1)

元会社員女性がお菓子販売で開業できたリアルなプロセス

まずは事業内容について簡単に教えてください。


お菓子の製造・販売をしています。現在はお米を膨らせて作る「ぽん菓子」を販売開始できるように動いています。

2

マスターマーケティングプログラムに申込む前はどんな状態でしたか?また、01クラウドを導入したのはなぜですか?


開業自体は1年前からしているのですが、開業当初は会社員をやりながら週末にレンタルキッチンを借りて、お菓子やパンを製造・販売するということを半年くらい続けていました。平日も働いて週末も働いて、しかも子育てもして、利益が月に1〜2万円といった程度…という日々に限界を感じ、インターネット販売をして少しでも効率的に製造・販売していきたいと思うようになりました。

そこでホームページを作ってこれから販売していこうと思い、ウェイビーのウェブ集客に関するセミナーに参加して、そのセミナーで「いくら良い物を作っていたとしてもそれが人の目につかないところに置かれていたら売れないし、売っているということすら人に認識されない」と聞いて共感し、導入しました。

会社員をやりながらで大変でしたね。貴重な休日を使って、なぜチャレンジしようと思ったのですか?


元々お菓子やパンを作ることは好きで、自分の好きな味にするために何度も作っていました。ある時は、フランスパンを2日に1回、1000本焼き続けて、試行錯誤して知らず知らずのうちにPDCAを回していました。売らないのに、です。笑 家族から「こんなにパン要らない」と言われていました。笑
ある日、自宅に遊びに来た友達にコーヒーゼリーを作ってあげたことがあって、その際に「美味しい!お金を出してでも食べたい」と言われたり、その他の友達からも「売ったらいいのに!」と言われていました。でも、好きは好きでも「売る」となると嫌いになってしまうのではないかな?と思っていました。
後日、近所の地産マルシェに行った際、一見それほど高くないクオリティのクッキーが次々と売れているのを見て、「私でも売っていいんだ」「よし、売ってみよう」と考えるようになりました。そこで、近くのレンタルキッチンが格安で借りられることが分かったので「これくらいならやりくりできるかも!」と思い、お菓子販売にチャレンジしてみることにしました。

マスターマーケティングプログラムを活用して具体的にどのような成果を得ましたか?


良い商品を作っても、それが売っていると知られないと、無いものと同じだということを学びました。その一環で、YouTubeを始めました。今ではYouTube動画が100本以上公開しています。当初から話し方について伊藤さんから指摘を受けていましたが、その訓練にもなっています。01クラウドがきっかけで、創業融資がおりました。また、持続化補助金を申請し高額な機械を補助を得て購入できました。

また、PDCA/目標達成支援では、自分が気付いていないこと、考えていなかったことを指摘してもらえるというのがすごく良いと思います。例えば、感じている課題や考えている施策を10個くらいリストアップしたら、「これとこれは今本当にやるべきことじゃないですよね」「それはゴール達成においてそれほど重要ではないですよね」と整理してくれて、バラバラだった思考やタスクが、優先順位が明確になって整理されて助かっています。自分の中で整理できていると思ってはいたのですが、そうではないということに気付きました。

「起業したい」と思っている女性に対して伝えたいことがあるとすれば?

私は中学生の時に「果汁グミ」が大好きで、それを目一杯食べたいという夢がありました。金額的には1万円くらいあれば達成できるのだけど、当時はそんなにお小遣いもないので「大人になってからやろう」と諦めていました。それが今、大人になってからやりたいかと言うと、そうではない。なので、今やりたいと思ったことは、思い立った時にやらないと、「やっぱいいかな」と諦めてしまう。「果汁グミ」の例で言えば、今のクラウドファンディングみたいに、誰かにその夢を打ちあければ、「果汁グミ」をプレゼントしてくれたかもしれないし、大人に言ったら現実的な方法をアドバイスしてくれたかもしれない。だから、やりたいことは「いつか」ではなく、今やることが大事で、どんどん「やりたい」とアウトプットすることが大事なんだと思います。
でも、無理しては欲しく無いですね。自分がそうだったので。可能な範囲で、チャレンジして欲しいと思います。
あと、自分で良い物(商品やサービス)を作っていても、それを宣伝する、認知を上げるということの重要さを分かっていない人が多いと思っていて、01クラウドはそのやり方=正しい努力の仕方を教えてくれるサービスだと思っています。
そういう意味で、01クラウドは「受験の予備校」のようなものだと思います。受験校が決まっていなくてもどこに受験したいかを探しに来ても良いと思います。

今後の事業の拡大、方向性はどのように考えていますか?


一人で何もかもやるのは大変なので、まずは人に頼めるようにお金を稼ぎたいです。
お金を回しながら社会のためになったら良いなと思っています。

関連記事