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「書籍のタイトル」企画書の命とも言われます
何事も企画書はタイトルが勝負ですよね。
企画の内容が一発で分かるインパクトのあるものがいいのです。
何を言いたい本なのか?読者は何を学べるのか?解決できるのか?楽しめるのか?などですね。
目次も大事ですが、大手の出版社ほど目次よりもタイトルを気にします。話題性や時流などをそこに感じられるかどうかなのでしょうね。大手の出版社ばかりがアプローチ先ではないし、小さくてもいい出版社は多くあるし。だから、読者の役に立つ本なのだという実用的なイメージでタイトルつける方がいいでしょうね。
100個ほど考え2.3個に案を絞り、その中で、最後にひねりを加えてもいいでしょう。本のタイトル自体、最後は出版社側で決めます(売れるかどうかの生命線ですからね)。そこでエライひねったタイトルになることも多い。素人が企画時にいろいろひねるのはほどほどでいいってことです!結局、サブタイトルに採用となるかもしれません。そうなることも多いし、それでいいと私は思いますよ。
「プロフィール」結構大事なのが、コレ!
書く人はいったい誰?どこの馬の骨?って出版社の編集は興味津々。著名な著者は、そうここは大事ではないかもしれませんが、無名な方、つまりマスコミ(TV、雑誌や新聞)に頻繁に露出していない方は、みな無名扱いです。業界内で多少有名でも出版物を何冊も書いていて、目立っているくらいでないと、無名に等しい扱いです。
ですからあたかも、
今そこで面会してヒアリングされた時に、浮き出てきたような臨場感ある、生な人間像が、
魅力的に表現された著者プロフィールを描きましょう。(いっぺんに言いすぎですかね。)
ビジネス的なことと私的な生な人生、両面から人間が伝わるといい。物語性があるほどいいです。自分を棚卸するといいでしょう。もちろん、シンプルで分かりやすく手短に書くのはいつの場合も大切です。
「目次構成案」 いよいよ核心。目次こそがコンテンツ。
類書の目次をしっかり研究して、またはベストセラーの、ロングセラーの類書などを研究して、そこからヒントを得るといいでしょう。目に浮かぶように本の内容が表現されているといいです。
そこにはオリジナリティやオリジナルキーワードが出ていますか?あなたが伝えたいことが筋道立って説得性もありますか?理路整然と分かりやすく並んでていますか?編集者がもっとも興味持ち、編集会議で戦えるイメージ持ってもらえますか?
それほどに重要な箇所です。
ここがつまらないと、「ああ、がっかりだぜ!」と。「タイトルとプロフィールまではよかったんだけどなあ」と破棄されます。そりゃあそうでしょ。
本は目次構成案の内容こそ設計図の中心、内容そのものですからね。
ここに力入れないでどうする?でしょ?だましは効かない。こここそ著者の本分。だから原稿本文の骨組み!例えば50の小見出し(小さな主張、小さなノウハウ)考えて、それを10個のグループにまとめて括って、シェイプアップして、それらを5つの章に、削り出すイメージでしょうか?言いたいことがクッキリ、リアルに表現できるといいでしょう。
最後に、読者目線で突っ込み入れろ!眺め倒して!何言いたいの!?君は!って。
その他の項目にはどんなものがあるのか?
企画書の枚数は2枚か3枚!
企画書は本の設計図、と言われます。ですから本が発売されてからのことも描いておきましょう。つまり、書店で展開したときに、どの棚で、誰が買ってくれるのか?どんなサイズでページは?著者としての告知仕掛け、販売促進のサポートは?など。原稿執筆期間も予定として書いておくといいです。2ヶ月くらいで約200ページの原稿を書くのです。普通は。
本が出たのちにどう活用していくのか?著者としてどうなっていきたいのか?そんなイメージもきちんと打ち出しておくと効果的です。リアルな展開イメージを描けば出版も成功するのです。しやすくなるのです。出版側もそこも気になるのです。