フランチャイズの収入は前職よりアップするのかを考えてみた

ポイント
  1. フランチャイズを始めるにあたって、前職の収入を超えられるのかを考える
  2. 実際本当に儲かるのか、時給換算で考えていく必要がある
  3. 何を優先するかで、フランチャイズの選び方が変わる

目次 [非表示]

【自分の時間に合わせて勤務が可能】 フランチャイズ収入:赤帽

たまに見かける赤帽、実はフランチャイズ形式をとっています。
赤帽の特徴は、軽自動車のメリットを生かした価格設定。交通費が安く、燃費もいい軽自動車で低価格を実現しています。
また、配送時の距離制運賃や時間制運賃の設定により、顧客のニーズに合わせた対応が可能です。

ではどのようなフランチャイズの形態をとっているのでしょうか。

赤帽協同組合はご存知ですか。赤帽のフランチャイズオーナーの個人事業主の集団です。
普通のフランチャイズと違い、開業までには国土交通省支局への申請が必要です。
赤帽のフランチャイズ本部がサポートします。
また赤帽の専用の車両の契約が必要です。

開業資金は、入会金27万円、登録作成費用5.4万円、業務提携5万円、赤帽車130~140万円
毎月のコストとして、組合費、無線使用料、赤帽連合会費、共済費、組合からあっせんの場合の手数料10~15%
が必要になります。

収入は実際いいのか?

毎月のコストを見ていただければわかるのですが、どうして固定費を減らすことが難しいのがわかります。
組合からの仕事をすると手数料が発生するため、自分で顧客を開拓できるのであれば、収入が増加したという事例はあります。
勤務時間を自由に設定できることと、年齢制限もないため、子供のいる主婦の方も参入しています。

【隙間の時間に経営可能】フランチャイズ収入:公文

私も、小さいころ公文に通っていました。公文やECCは主婦の方が自宅で開業される傾向が強くなっています。

実際に通われていた方はわかると思うのですが、国語・算数・英語、小学生たちの自主学習を見守りサポートするため、
運営する側の学力レベルは中学生程度あれば十分であり教員免許は必要ありません。

自宅ではなく、貸会場で運営する場合は公文から1年目は全額、2年目は半額のサポートがあります。また、生徒からの会費以外に2年間は公文から、5万~7万円の教室運営資金が提供されます。年齢は55歳までですが、定年制はありません。週に2日・1日5時間程度のため、家事や子育てが可能です。収入は、生徒の選択する教科数によって変わってきます。

公文の先生の収入=(生徒の会費収入+2年間の公文からの教室運営資金等)ーコスト(ロイヤリティー含む)
です。自宅で運営する場合は家賃が必要ありません。

また生徒数が拡大した場合、採点アルバイトを雇う必要があるため、その人件費や生徒募集の広告費がすべて、フランチャイズオーナーの負担になります。
公文のロイヤリティは、75~40%(継続年数によります)。実際、週2で1日5時間運営ではあるものの、事前準備が必要になるため、時給で換算すると最初のうちは割に合わない場合があります。最初のうちは20科目前後、その後科目数が増えると収入に反映されます。

空き時間で勤務する場合の例として、1年目で生徒数が25人、科目数が35~45数で教室スタッフ2名で運営し、月収入が5~7万円くらいです。自分の時間を公文に費やし、運営する場合、生徒数と科目数も増えるため収入も10万円~30万円が見込めます。

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もしご興味ある方で、悩まれている方は説明会もしくは、教室スタッフに参加してみるといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。独立開業するということは想いがあったり、今の現状をよくしたいために行うものだと思います。収入を考える時、年収だけでなく、時給で考え自分が選択したフランチャイズは対価に見合っているのかどうかを改めて考えるべきです。フランチャイズ契約をすると、契約解除がなかなか難しいため、契約前にフランチャイズの収入の分析や、自分自身は収入と時間どちらを優先したいか改めて考えるとよいでしょう。悩まれている方はぜひ、業種別でフランチャイズの資料を取り寄せ比較するとよく理解できるかと思います。フランチャイズを始めるにあたってぜひ真剣に検討してみてください。

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