フランチャイズ初心者はこれでOK!基礎知識を全部教えます

更新日:2018.08.05

なんで近距離にあんなに同じ会社のコンビニがたくさん乱立しているのか、考えたことがありますか。その理由はとても簡単。コンビニは企業が経営しているわけではなく、大抵のコンビニはフランチャイズのオーナーが経営しているのです。オーナーたちはもともと別の業種から転職した方も少なくありません。経営のノウハウが用意されているフランチャイズはとても初心者が参入しやすいのです。
フランチャイズを検討している方必見、フランチャイズのいろはをご紹介したいと思います。

フライチャイズとは

フランチャイズに加盟する人・法人がフランチャイズ本部(例えばコンビニの企業)から、お店の看板やサービス(研修・教育や決済システムなど)や商品を利用する権利をもらい、その対価(ロイヤリティー)をフランチャイズ本部に支払う仕組みです。
フランチャイズのオーナーたちは加盟するだけで、その企業の社員にはなりません。

フランチャイズ本部は過去に蓄積したノウハウ(仕入・販売・採用・運営など)をオーナーたちに教え、各地に出店させます。こういったビジネスに必要な知識を用意することで、初心者で、未経験からでもビジネスをすぐに始めれる環境を与えます。加盟店はロイヤリティーを払うだけで、このノウハウは一度に手に入れることができます。

直営店とフランチャイズの一番の違いは、直営店では本部が雇用から経営まで行うところです。確かに、収益がすべて入ってくる分メリットはありますが、店舗拡大を考えるとフランチャイズのほうが有利です。

フランチャイズのロイヤリティーとはどのくらいか


フランチャイズの対価(ロイヤリティー)があまりにも高いと加盟店は運営損です。ロイヤリティーの決め方はどのようなものがあるのでしょうか。いくつか見ていきましょう。一般的によく聞くのが、売上歩合方式と粗利分配方式です。

①売上分配方式

多くの業種で一番多いかと思います。売上のうち〇%を対価としてロイヤリティーを本部へ支払います。様々が理由から、高いロイヤリティーを提示する業種もあるため、前もっての確認は必要です。

②粗利分配方式

コンビニでよく取り入れられている方式です。粗利益のうち、〇%を対価としてロイヤリティーを本部へ支払う方式です。

③定額方式

売上や粗利など関係なく、決められた一定の金額を対価としてロイヤリティーを本部へ支払います。稼いだ分だけ、自分の利益になる一方で、赤字になっても毎月ロイヤリティーが必要になるのが注意点です。

④ロイヤリティーフリー

ロイヤリティーが取られません。実際には、支給される材料費や商品等にロイヤリティーが含まれている場合が多く、計算してみるとかなりの高い割合とられているということも少なくありません。しっかりロイヤリティーを計算して同業種と比べることをオススメします。

ロイヤリティー以外にどんな費用が必要か。

フランチャイズをするにあたって、継続的に必要なロイヤリティーを見てきましたが、フランチャイズを始めると決めたら、加盟金やその他経費が必要です。イメージが付きやすいコンビニを事例にいくつか見ていきましょう。

ローソンの場合

土地・建物

ローソンが
土地・建物をご用意(※1)

土地や建物をお持ちでない方

オーナーさんが
土地建物をご用意

お持ちの土地や建物を
活用したい方

契約タイプ

フランチャイズ
パッケージ

FC-Cn

FC-B4

契約店

新規オープン予定の店舗や
ローソンがすでに自社で運営している店舗

ご自分の土地・建物

契約期間

オープンより10年間(各契約タイプとも共通)

契約時必要資金

307.5万円(消費税込み)
加盟金:157.5万円(消費税込み)
内訳:契約金52.5万円、研修費52.5万円、開店準備手数料52.5万円 
出資金:150万円(商品代金の一部)

その他諸経費(※2)

開店準備金:約50万円(釣銭準備金、営業許認可料など)

店舗建設・内装設備

本部負担

オーナー負担

営業什器

本部負担

本部負担

最低保証(※3)

年間1,860万円

年間2,220万円

本部チャージ

総荒利益高に対して次の率を乗じた金額
・300万円以下の部分:45%
・300万円を超え、450万以下の部分:70%
・450万円を超えた部分:60%

総荒利益高の34%

加盟店サポート
(加盟店営業費の
一部本部負担)

見切・処分額の
一部負担

商品売上高に対する次の率の範囲において、
所定の負担率を乗じた合計金額の原価相当額を本部が負担

・2,0%を超え、3,0%以下の部分:20% 
・3,0%を超え、4,0%以下の部分:30%
・4,0%を超えた部分:55%

-

 

光熱費の一部負担

電気代および店内空調のための光熱費の
50%を本部が負担
(※本部が負担する金額の上限は1カ月あたり25万円まで)

-

引用:ローソン フランチャイズオーナー募集http://www.lawson.co.jp/company/fc/owner/affiliate/

契約時の経費は加盟金は、もちろん、研修費も含まれています。またコンビニ特有ですが、土地がある場合、ない場合でプランが変わります。土地がない場合は、本部が用意するため、その分の経費を支払う必要があります。
例えば、ポプラの場合だと、売上配分方式を採用しています。売上の3%を支払う必要はあります。一般的な粗利分配方式を採用しているコンビニだと、35%~45%のロイヤリティーを本部に支払うところもあります。
また、ファミリーマートだと、営業総利益のうちの49%~69%(条件に応じて変動します)をフィーとして支払う必要があります。粗利分配方式も売上配分方式もよし悪しがあります。コンビニによって、割合も違いますが、ロイヤリティーだけではなく、ほかの経費等を鑑みて、どのフランチャイズの企業を選ぶかをじっくり得る必要があります。加盟金の差は、看板の知名度の差とも考えてください。

看板の差は、どんなところに影響するのか

すぐに思いつくのが、売上に比例するということですが、それだけではありません。例えば、サポート体制や、扱える商品にも特色が出てきます。例えば、ファミリーマートであれば、無印商品を扱えます。

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フランチャイズの成功に欠かせない従業員満足(ES)!ESの高いFC本部を選択するための4つの視点とは?

本部のシステムを、思う存分使いまくるには

本部のシステムによっては、会計業務をすべておこなってくれるところや、店舗周辺状況など分析をして、商品をどの程度その日、その時間に発注したらいいのかなどをアドバイスがもらえたりなど、様々な手厚いシステムがあります。ぜひ、それもフランチャイズの強みであるため、使うことが大事です。しかしながら、特に、コンビニや飲食など、小売業に関しては、本部のマーケティングが実際、地域性などとで乖離する場合があります。地域性などをわかっているのは、オーナーです。鵜呑みにせず、どのシステムを使うのが自分の売上につながるかを考えて利用するようにしましょう。

フランチャイズのメリット

①ブランド力
自分でするよりか、信用力のある看板をあげることができ、顧客の来店数を読みやすい。

②経営ノウハウの蓄積を得られる
ロイヤリティー等払うことで、店舗の開店から、運営までの実績に基づいたサポートを得られやすい。

③蓄積したデータがあるため、リスクを抑えた経営ができる
どの時期にどういったものが販売数が伸びるなど、過去の経験のデータを得られるため、無駄な商品を仕入れるなどロスが少ない。

④本部が大量に商品を仕入れ、FCに配分するため、商品を安定的に安価で仕入れることができる

フランチャイズのデメリット

①ロイヤリティーや負担金などの経費
メリットにもあるように、ノウハウを得られ、失敗するリスクを抑えることができるのであれば、対価を払うという考え方もできます。

②本部の経営方針に従う必要があるため、ある一定のルールに縛られる
店舗の内装を少しおしゃれにしたい、看板の色を少し変えたいなど、そういった独自性を出しにくいです。ただし、そのルールの中で、独自性を出すことは可能だと思います。

③本部の指定の商品以外を販売できないことが多い

フランチャイズはこんなひとが向いている

フランチャイズは、個人が開業するのに比べて、ノウハウなどほとんど必要なことを本部が用意してもらえるため、失敗が少ないといわれています。しかしながら、失敗しないという保証はどこにもありません。ではどのような方がフランチャイズに向いているのでしょうか。

①人の話を聞く人
②自分の意見も持っている人
③周りに相談できる人  
です。

①と②は、相反するようにも見えますが、人の話を聞くというのは、例えば、本部からの提案をまずは聞くということです。本部には先ほども述べましたが、本部からアドバイスをたくさん得られます。ただ、本部から言われた通りにするだけでうまくいかないことがたくさんあります。たとえば、店舗の状況や、店員の採用・育成、店舗の雰囲気づくりはオーナー自身がするため、自分の意見を持ち、また、得られた情報を分析や考えることもとても大事でしょう。
また、過去に経営した方などは、過去、こうしたらうまくいったなど、アドバイスを聞かず、周りに相談せず、失敗する方もいます。困った時には、自分の意見だけに限らないようするといいでしょう。

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まずはフランチャイズの説明会にいってみよう

どのフランチャイズが自分に向いているんだろうと思った方は、まずは、フランチャイズの説明会にいき、どのような特色があるのか、自分にとって利点があるのかを知ることが必要です。フランチャイズの説明会は、合同説明会のような、フェス型と、各本部が運営している形と2種類あります。ネットでは「〇〇〇 フランチャイズ 説明会」と検索するとたくさんの日程がでてきます。また、説明会にいくことで、実際に店舗の経営している方の話が聞けたり、インターン制度など駆使して開業費を安く抑える方法など開示している企業もあります。ただし、気をつけることがあります。「ただいま説明会の会場でFCの申し込みをしていただけると、開業費一部免除!!」というキャンペーンも多々あります。契約をしてしまい後で、破棄したいと思っても違約金を取られる場合も多々あります。申し込みをその場でせず、家族と一度話し合ったり、一度頭を冷やして考えることも必要です。

まとめ

フランチャイズの仕組みを理解していただけましたでしょか。フランチャイズは、対価を支払い、経営ノウハウを教えてもらえる初心者でも始められるシステムです。ぜひ、興味をもったら、フランチャイズの説明会に何か所か行き、自分にあった業種、本部をみつけることをオススメします。
また、加盟しただけでは簡単に儲けれることはありません。加盟後、どのようなプロセスで、販売していくのかを十分考え、このシステムを最大限うまく活用していただければと思います。

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