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4倍で成長する組織の作り方〜【第4回】今より4倍早く時間効率がよくなる!

ポイント
  1. 経営資源はヒト、モノ、カネ、情報だけではない
  2. 計画に時間をかけるか?学習に時間をかけるか?
  3. 学習の速度を上げよう

目次 [非表示]

経営資源はヒト、モノ、カネ、情報だけではない

経営資源と言われて思いつくものは何でしょうか?

・ヒト
・モノ
・カネ

がその代表的なものでしょう。

・情報

まで含んでいると言われることもあります。

 

これらの経営資源は企業の規模とどんな関係にあるでしょうか?どの資源も企業規模が大きい企業ほど、多くの資源を有しています。つまり、これらの資源が経営の決定的な要素である限り、大企業にベンチャー、中小企業が勝つことはできません。しかしながら、ベンチャー企業のなかにはこれらの資源が乏しいにもかかわらず、大企業と対等に渡り合い、そしてあっという間に追い抜いてしまう企業があります。

なぜなら、規模の大小とは関係ない資源が存在するからなのです。その資源とは「時間」です。時間だけは企業規模に限らず、1日24時間、1年365日は同じなのです。そのため、時間以外の経営資源の乏しいベンチャー企業は、いかに時間を有効に使うのか?が成長のポイントになります。

計画に時間をかけるか?学習に時間をかけるか?

これからの時代はVUCAの時代になると言われています。Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の頭文字からなる言葉で、企業や個人を取り巻く環境がますます予測不可能な時代になるという意味合いが込められています。

過去の、日本経済が右肩上がりであった時代は、前年の実績を分析した結果に基づき計画をしっかり作り込むことが重視されていました。環境の変化が少ない時代であれば、十分に検討された計画、戦略を立案し、その戦略をそのまま実行できる組織が強い組織でした。

しかしながら、先行きの予測が不可能な時代にはいくら慎重に計画を立案しても、その通りに行くことはまれになってきます。そのような時代には、多少粗くてもいいので計画を立てたらすぐ実行し、その結果を素早く検証、学習し、計画の精度を上げていくことが求められます。つまり、計画の立案に時間をかけるのではなく、学習に時間をかけなければなりません。

にもかかわらず、多くの日本企業にはいまだに計画に時間をかける計画主義がはびこっています。そのひとつの証拠が予算作成にかける期間の長さです。約半数の上場企業が3か月以上もかけている実情があります。一方、OKRを採用している企業は、OKRを3か月に1回の頻度で設定、見直しをしている場合がほとんどです。

つまり、日本企業が予算編成しているあいだに、すでに1回PDCAのサイクルを回し、自らの経験に基づいた学習をしているのです。このように、目標管理のスピードの差は学習の差を生み出します。そして、それは多くの場合、成長スピードにも反映されるのです。

学習の速度を上げよう

OKRであっても、他の目標管理であっても、目標を設定する頻度を変えるだけでは、組織の学習スピードが飛躍的に高まることはありません。組織の学習のスピードを上げるためには、ふたつのスピードを上げる必要があります。まず、個人個人が学習スピードを上げることです。

個人個人が自分の計画に基づいて、高速でPDCAを回し、実行結果に基づき自律的に学習する必要があります。そして、個人が学習した内容を組織としての学習に変換すること、つまり情報収集、意見交換が必要になってきます。このふたつを行うために高頻度でフィードバックを行うことが必要となるのです。フィードバックの重要性は分かっているものの、忙しさを理由にして、しないままのことが多いのではないでしょうか?

しかしながら、フィードバックを高頻度で行うことが結果として仕事の進展を早め、忙しさを緩和します。ヤフーはじめ多くのスピードの速い組織では、1on1と呼ばれる上司-部下間のフィードバックを定期的に行うことを組織全体で決めています。

正解が見えない時代に未来に向かって成長できる企業は、学習スピードの速い企業です。時間という平等に与えられた経営資源をどれだけ有効に活用できるかが、今後の成長のカギになってきます。そして、組織スピードの高速化は個人の努力に頼るのではなく、組織としてしくみで取り組まなくてはいけません。IT化などと並び、OKRも高速化のために有効な仕組みであると言えるでしょう。

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4倍で成長する組織の作り方〜第1回 googleやメルカリでは常識?成長企業で導入されている「OKR」〜

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