MBAを取得したい!取得するためにどの学校があなたに最適か?

ポイント
  1. MBAはどのようなもの?
  2. MBAには認証機関がある
  3. 日本でMBAが取得できる学校

目次 [非表示]

MBAとはどのようなもの?

MBA(Master of Business Administration)の頭文字を取ったものであり、日本語では経営学修士と呼ばれています。

経営学修士は経営学を修めたものに対して授与される専門職学位になります。

欧米では実務経験(職務経験とも言います)が3年以上の社会人を対象としたプログラムを提供しているビジネススクール(経営大学院とも言われます)がMBAを授与し、日本においては大学院の修士課程または専門職学位過程がMBAを授与します。

日本版のMBA

日本では文部科学省による専門職大学院制度が新設されたことにより各大学院に開設された専門職学位過程によるものと、従来から大学院のプログラムにあった修士課程の2つに分類されています。

ただし、専門機関による学位の認証を受けていない場合には上記の2分類ともに日本版MBAと呼ばれることが多いようです。

専門職学位過程では一般的に経営管理修士(専門職)という表記が用いられ、大学院の修士課程で授与されるものは修士(経営学)との表記が用いられます。

学位の認証について

MBAプログラムを提供している教育機関は政府に公認された民間または非営利の認定団体によるアクレディテーション(公的な外部機関による教育機関の品質認証のことです)を受けることで、学校で提供しているMBAプログラムの品質を保証しています。

MBA認証機関の1つであるAACSBには、アメリカを中心とする世界30カ国、約500校のビジネススクールが加盟しています。

AACSB以外の主だった認証機関としては、イギリスに本拠を置くAMBA、ベルギーに本拠を置くEFMDの発行するEQUIS、EPASなどがあります。

現在、日本では慶應義塾大学、名古屋商科大学、立命館アジア太平洋大学、国際大学の4校がAACSBからの認証を受けており、AMBAは名古屋商科大学、EQUISは慶應義塾大学、EPASは明治大学が認証を取得しています。

大学も国際的な品質保証が教育のレベルの高さの証明にもなりますので、MBAプログラムを提供している大学が認証機関の認証をうける数はどんどん増加していく傾向にあるのではないかと予想されます。

MBAが取得できる学校、海外の大学が日本で行っているスクール一覧

ここではMBAを取得することができる学校を紹介していきますので、あなたのライフスタイルに適した学校を選択してMBA取得を目指してみてください。
MBAは海外でも取得することは可能ですが、社会人の方であれば海外留学には仕事のことを考えるとリスクが高いですし、学生の場合でも資金面で大きな負担となりますので、よほどのことがなければ国内で取得を目指す方がいいのではないかと考えますので、日本でMBAを取得できる学校のみをピックアップしています。

英国国立ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラム

授業は土曜日のみとなっており平日は仕事に専念できますので、社会人の方でも海外のMBAを取得することが目指せます。

また海外の大学のプログラムですが、授業は全て日本語で行われますので、英語がネイティブのように理解できなくても安心して取り組むことも可能となっています。

授業料などの詳細は以下のリンクをご覧ください。

参考リンク➡英国国立ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラム

マギル大学ジャパンMBAプログラム

マギル大学はカナダの名門校でありマギル大学ジャパンMBAプログラムはマギル大学のデソーテル経営学部が行っています。

最短でMBA取得までに20カ月と短い期間で目指せることは社会人で仕事が忙しい方にとっては魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。

また国内の大学が行っているプログラムにはないプログラムが含まれているのもマギル大学MBAプログラムの特徴となっています。

参考リンク➡マギル大学ジャパンMBAプログラム

テンプル大学ジャパン エクゼクティブMBAプログラム

授業は週末のみで平日は行われていませんので社会人でも受けやすいプログラムです。

また最短で18カ月でMBA取得が可能となっています。

授業は全て英語で行われますので、語学力を身につけていることが受けるための前提となっていますので注意してください。

テンプル大学が行うMBAプログラムは、国際的なビジネススクール認証機関の中で最も歴史が長く権威がある「AACSB International」から認証を受けていますので信頼感が高いのではないでしょうか。

参考リンク➡テンプル大学ジャパン エクゼクティブMBAプログラム

Bond-BBT MBAプログラム(ボンド大学)

オーストラリアの名門大学であるボンド大学が行っているMBAプログラムです。

受講は日本語または英語の両方で受講することが可能です。

終了までに18単位を取得しなければならず、原則のプログラムは2年間になっていますが、最長の在籍期間は5年間となっています。

オンラインで1科目から学べるので現在必要なものから学ぶことは可能です。

参考リンク➡Bond-BBT MBAプログラム(ボンド大学)

日本の大学が行っているスクール一覧

グロービス経営大学院

グロービス経営大学院は国内では最大のMBAプログラムを提供している学校になります。

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインと全国各地に受講できる学校がありますし、オンラインでも受講することが可能ですのでライフスタイルに合わせて取得を目指せます。

授業は夜間や週末が基本ですので学生から社会人まで受講に踏み出しやすいでしょう。

参考リンク➡グロービス経営大学院

国際大学・国際経営学研究科

国際大学の国際経営学研究科は、米国ダートマス大学エイモス・タックスクールの協力を得て、日本初となる英語による本格的なMBAプログラムを擁する経営大学院として1988年からスタートしている歴史のあるプログラムになります。

国際大学は新潟県南魚沼市にありますので、北陸地方近辺でMBAプログラムを受けたい人には最適な場所ではないでしょうか。

参考リンク➡国際大学・国際経営学研究科

作新学院大学・経営学研究科(作新ビジネススクール)

作新学院大学は北関東の栃木県宇都宮市にあります。

作新学院大学が運営する作新ビジネススクールは基本的に取得までに2年間は必要なMBAプログラムを1年間で終了できるようにした部分が特徴です。

時間に余裕のない社会人にとっては最適な選択肢かもしれません。

参考リンク①➡作新学院大学・経営学研究科

参考リンク②➡作新ビジネススクール

ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科

経営コンサルタントとしても有名な大前研一氏が主宰しているのがビジネス・ブレークスルー大学大学院のMBAプログラムです。

通わないでMBAを取得できるということが特徴でありオンラインで受講できますので、通学できる学校がない地域の方には適しているのではないでしょうか。

参考リンク➡ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科

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