資格にとらわれずワンストップサービスのコンサル型になるには!?

ポイント
  1. 父の背中を見て、自分で何かをすると言う思い
  2. 仲間と立ち上げた社団法人で様々な活躍をする
  3. 税理士として見据える今後の税理士としての未来

プロフィール

浅山直希税理士事務所

所長 浅山直希

私は、起業にあたって最も重要なものは人脈だと思っております。

もちろん、起業家個人の能力は絶対に必要になってきますが、その能力を最大限に活かすためには多くの人脈が必要になってきます。

私は、これまで多くの勉強会や交流会に参加し、ビジネスパートナーとなりうる多くの人脈を構築してきました。

当税理事務所は、クライアントに適時必要な人財を紹介することにより、クライアントのビジネスの拡大に貢献したいと考えております。

 

自分で何かをしていきたいと言う思い

ミカタ編集部 本日は浅山直希税理士事務所代表の、浅山先生にお越しいただきました。本日はよろしくお願いいたします。

浅山 お願いします。

ーまず浅山先生のプロフィールをお伺いしてもよろしいでしょうか。

浅山 198469日、岡山生まれ岡山育ちです。高校卒業と同時に東京に出てきて、大学を4年間で卒業後1年間のらりくらりした後、大学院に進学し、30歳で税理士の資格を取りました。32歳の7月に税理士として登録しました。

ー税理士になったきっかけはなんでしょうか。

浅山 父が税理士というのが一番大きいですが、自分自身人に使われることがあまり好きではなく、「自分で何かしなきゃな」という思いがありました。税理士を取っておけば独立もできるし、面白そうなこともできると考えて、資格を取りました。


ー実際に税理士になられてから、どんな動きをされてきたのでしょうか。


浅山 税理士になってからというより、なるまえから着々と考えて動いていました。資格は取り終わっていたので、税理士登録をする前という話になるのですが、交流会に出たりしていろいろな方との交流を広げながら、登録をした後に一緒に動けるチームを作ろうとしていました。仲間を探していました。

ーチームとはどういったチームですか。

浅山 言うならば、今はやりの「ワンストップ」です。「ここに頼めば何でもやってくれる」という組織を作りたいと思っていました。仲間を見つけて2016年に5人で一般社団法人を立ち上げ、ワンストップでできる組織を作りました。

ーそれはどういった社団法人ですか。

浅山 西日本経営支援協会という形で、岡山で作りました。今やっているのは、シャッター街になってしまった岡山県岡山市の表町の商店街の物件を買って全面改装し、コワーキングスペース、レンタルオフィス、そして一階にはチャレンジショップという飲食店のお試し出店ができるスペースを作りました。

ーあまり税理士っぽくないですね。

浅山 税理士として言っていいのかというところもありますが、私はあまり記帳や会計といった事務作業が好きではないのですね。それよりはいろんな人と話をして、その人の事業が成功するのを隣で見ていたい、アドバイスをして一緒にお客様の会社を大きくするお手伝いをしたい、という思いをずっと持っています。だから税理士っぽくないかもしれないですね(笑)。

ー先ほどおっしゃっていた西日本経営支援協会が大切にする理念や今後の展望はありますか。

浅山 岡山市の表町は、昔は「岡山市といえば表町」というくらい栄えていたのですが、時代の流れからかシャッター街になってしまいました。いつかは西日本経営支援協会のレンタルオフィスからいろんな起業家の方が巣立ち、どんどんお店を出して岡山市表町のシャッターを開けていく、というのを期待しています。あとは、そうなってもらうために行政の方と協力して、起業スクールなどのイベントをやっていけたらと思っています。


ー素晴らしい活動をされていらっしゃるのですね。社団法人の方でのご活躍は、今の税理士のお仕事にどのように繋がっているのでしょうか。

浅山 社団法人の方でレンタルオフィスを借りてもらうというのは自分の税理士の仕事には繋がるかどうかわかりませんが、そこから巣立っていったり、ある程度大きくなったらやはり税務が必要になってきます。そのときに税理士としての自分のお客様になるかな、とは思っています。ほかのメンバーも、そこ(レンタルオフィス)に入っている方が将来自分のお客様になるかもしれないと思っていますので、そういう意味で運営している側面もあります。
 

ー浅山先生の特徴として、顧問料が安いという印象を個人的には持っているのですが、戦略、思いなどはあるのでしょうか。


浅山 安いかどうかというのは自分でもよくわからないのですが、起業したての方々にはできる限り本業の方でお金を使ってもらいたいです。正直な話、本当は税理士などの先生に相談したいけれどもお金がない、税理士は高いからなかなか頼めないという方はたくさんいらっしゃると思います。そういう方々に、自分の専門分野だけに力を入れて、ほかの部分、税務や会計などは外注できるという仕組みをどうやったら作れるのかな、と考えると、お金をできるだけ安くして経済的負担を下げるのが一番だろうと思いました。自分が作業した分のお金はもらわなければいけませんが、自分の作業分はこんなものだろうな、と思って考えたのが月額5000円です。自分が作業していて最低でもこれだけもらえればいい、という値段で設定したので、月額5000円が高いのか安いのか自分でもよくわかりません。


ー一般的な相場では月額1万を超えてきたり、2万、3万になることもあるので、それに比べるととても安い印象です。先ほども起業家の方がきちんと払える範囲内で、というお話がありましたが、相場と比べて安いことに対して、ほかにも大切にされていることはありますか。

浅山 一番思っているのは、税理士事務所としてお客様の会社が大きくなるのと同時に自分の会社も大きくしていかなければならないということです。お客様と一緒に成長できたらいいな、というのが一番大切なところです。聞こえがいいかどうかはわかりませんが、一つの会社に対して自分が投資しているというか。自分の時間を割いたり、人脈を紹介したり、できることはなんでも一緒にやって、会社が大きくなった時に、規模が大きくなったのだから顧問料を上げてくださいと。やはりそういう風になってくれるのがお互いにとってウィンウィンなのかなと思います。大きくなればそれだけお金の余裕も出てくるので、そうなったらそのときはもう少し(顧問料を)くださいね、といった意味での投資でもありますね。
 

ー一緒に成長していく、という感じなのですね。浅山先生はお父様も税理士をやっていらっしゃるというお話でしたが、個人でも税理士事務所を開かれていますよね。少しお父様の事務所のお手伝いもされていると伺っていますが、お父様の事務所と自分の事務所との違いはなんでしょうか。
 

浅山 父の事務所には既存のお客様がいらっしゃるので、そのお客様の記帳を見たり、税務の申告書を見たりといった、本当の意味での税理士っぽい仕事をしています。一方、自分の事務所でやっていることは、税理士よりはコンサルティングに近いような、お客様の会社を大きくする手伝いをしている側面が大きいと思います。父自体は攻撃的で、攻める方で、いろいろなことをやっているのですが、自分がやっている父の手伝いは基本的に税理士っぽいことです。
 

ーご自身は社団法人の活動など税理士っぽくないことをされることが多いのですね。ほかにも税理士っぽくない活動はなにかされていますか。

浅山 コンサルがメインですが、最近は飲食店でやりたいな、と思ってラーメン屋を手伝っています。この間は、接客がよろしくないという話だったのでホールに入って接客指導をしました(笑)。先ほど言いましたが、本当の意味で一緒に成長しよう、ということをやりました。でもやはり楽しいですよね。お客様と一緒になにかできるということが楽しくてやっています。


ー税理士登録されてから1年くらいになりますが、最初開業されるときは不安や恐れはありませんでしたか。


浅山 食べていけるかな、という思いはありましたが、正直なところ、やっていく自信はありました。開業する前に仲間を見つけて社団法人も作っていたし、仲間がお客様を紹介してくれていたので、これだったらちゃんとやっていけばお客様も増えていくし、できるな、という実感は持てていました。そこまで大きな心配はありませんでした。


ー不安や恐れを取り除くために一つ取り組んだこととして、チーム作りをやっていらっしゃったということですね。ほかにもなにか取り組まれたことはありますか。
 

浅山 チームを作るというよりは、チームを作る前段階で交流会などにたくさん参加することです。とにかく人脈を広げる。自分にとって有意義な人脈をどんどん作っていく。ただの名刺の交換だけでは意味がありませんが、いろんな人たちと会っていろんな話をして、信頼関係を少しずつ構築していくという地道なことは、開業前ずっとやっていました。

ー人の繋がりをしっかりと作っていったということですね。それは税理士になったタイミングから開業までずっとですか。


浅山 税理士になれるとわかったときからずっとやっていました。


ーちなみにひと月でどれくらいの交流会に行っていましたか。


浅山 週に1,2回は何かしらの交流会に顔を出すようにはしていました。一つの交流会に行くと、会った人に「これ来てよ」と誘われることがあるので、そこに行ったり。交流会でなくても、僕はスノーボードもやるので雪山の集まりに行ったり、スポーツ関係の集まりにも行くなど、いろんなコミュニティーの集まりに顔を出して人脈を作っていました。


ー税理士としてなのか、税理士っぽくないこととして、なのかはわかりせんが、浅山先生は今後どういったところを目指して、今動いていらっしゃるのでしょうか。


浅山 税理士としてというよりは一起業家として、いろんな会社の社長と関わって、いろんな会社の中に入りこんで、その会社を大きくするのを手伝っていきたいです。


ーいろんな会社とともに成長を遂げるということですね。本当に社長さんの繋がりがキーになってきますね。ありがとうございます。こちらの音声や記事はこれから開業される方やこれから資格を取得して頑張っていこうという方がご覧になっているのですが、そんな方々に浅山先生からお伝えしたいことはございますか。


浅山 厳しい意見になるかもしれませんが、税務だけ、記帳をやりたいから税理士になると思われている方には、あまり資格を取得することをお勧めできないと僕は思います。よく言われていますが、AIの発達に伴ってどんどん税務などの単調な作業はAIに取って代わられます。そんな時代に税務がやりたいから税理士になると言っても絶対に食べていけないし、既存の税理士事務所に勝てないと思います。税理士という資格、資格の社会的信用も含めてですが、それを使って、いろんな会社に入り込んでコンサルや手伝いをしたり、いろんな会社を作るといったなにか違うことをしていきたい、という方にどんどん目指してもらいたい資格だと思います。

ー本日は浅山さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

おすすめの関連記事はこちら

ー士業を行う中でお客様に選ばれる方法ー
選ばれる士業事務所になる方法 ~7つのマーケティング手法~

ー士業の実際の営業方法とは?ー
そもそも士業の営業方法ってどうすればいいの?

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーに 同意したものと見なされます。

関連記事