世界一イライラな経営者が世界一ワクワクな経営者に変わった

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鍼灸１

今回は01組織クラウドのユーザーインタビューということで、
株式会社Hannari代表取締役社長　矢頭さんにお話を聞かせて頂きました。

鍼灸院事業を展開の株式会社Hannariの経営理念などご紹介

経営理念に【感動創造】、経営ビジョンに【はんなり美人を世界中に増やす】を掲げ、現在は、愛知県豊田市で美容鍼を中心とする京都風の鍼灸院を展開しています。
２０２１年４月入社の社員を合わせると、現在１０名の体制です。
顔中に鍼を刺して電気を流す美容鍼が人気で、特に女性のお客様がたくさん来てくれます。
改めて、女性にとって“キレイ”になることって本当に大事だなと思いっております。

「キレイになって人生のパートナーと呼べる人に出会うことができました！」
「キレイになって自信が持てて、思い切って転職することができました！」

などなど、お客様からたくさんのお声をいただいております。
キレイになったその先に、本当の幸せがあると思っています。

鍼灸院の事業としては、中期経営計画で３年後には経営ビジョンをより体現、実現するために京都にお店を出すことを目標にしています。
また、そもそも鍼灸院事業というのは、経営ビジョン実現のための１つの方法に過ぎず、今後はより経営ビジョン実現のための事業を考えて、展開していこうと思っています。

株式会社Hannariの経営理念「感動創造」

12年間鍼灸院に勤めるも、一度は諦めた鍼灸院開業

12年間の鍼灸院での勤務時代

僕は大学卒業後、鍼灸院にて12年勤務してました。
修業の身ですので給料も安いですし、帰りも深夜1時2時は当たり前、ボランティア活動やセミナーで土日もなかなかなく、子どもの学校行事も出れませんでした。
貯金なんて全く出来ず、年金の免除申請をずっとしてました。

だけど、院長からは、「これからは独立する時代ではない。開業したら死ぬぞ」と言われていたので、
辞める勇気もなくダラダラ続けておりました。

ただ年齢が30を過ぎて、体力的にもきつくなってきた頃、
帰り道の高速道路で何度か居眠り運転をしていたため、このままでは本当に死んでしまうと思い、退職を決意しました。

妻には言わず辞めてきたのですが、そんな僕を妻は怒ることなく、
「そっか。頑張ろうね!!」と言ってくれたことはすごく感謝しております。

僕は鍼灸師を辞めるつもりでした。
工場勤務であれば、土日もあり、給料も30万はあるなと思っていて、ハローワークに通っておりました。

鍼灸院開業の大きな転機

そんな中、たまたま東海地方の鍼灸師の飲み会があるという投稿をFacebookで見つけました。
誰ひとり知り合いはいませんでしたが、思い切って参加しました。

そこでは、キラキラ輝く鍼灸師がたくさんいました。
それを見て、もう一度鍼灸師として頑張ろうと決意し、ハローワークに行くのをやめ、往診からスタートしました。

鍼灸院を開業から売上は大成功、でも内部は崩壊寸前

順調な開業

往診からスタートしたのはいいですが、もちろんお客様はいません。
僕は、白衣姿で、イオンをブラブラ歩きました。目的はただひとつ、知り合いに会うためです。
白衣姿は目立つので、昔のお客様、知り合いに会うことができ、連絡先を交換し、往診でやっていること、誰かいたら紹介して欲しいことを告げました。
あとは、豊田市中の美容院を回り、チラシを置いてもらいました。

おかげさまで、少しずつお客様が増えていきました。
週3日、朝から深夜まで死ぬほど働いて、40万ほど稼げるようになりました。
日数を増やせば、もっと稼げたかもですが、僕はあえて、残りの4日を経営の勉強、他の鍼灸院の見学、あとはいままで参加出来なかった子どもの行事への参加、両親と日帰り旅行をしてました。

いま思えば、本当にいい時間でした。

そのあと、実家を治療院として開業したのち、
2018年11月たくろう鍼灸院を開院しました。

はじめは、僕と妻の二人だけ。
本当に一生懸命働いてきました。

4ヶ月後には株式会社Hannariを設立。
スタッフも一人二人と増えていきました。