どうせ失敗するから起業は怖くない!?発想の逆転で起業を成功させろ!
- みんなが選ぶ失敗しない安全な道を選ぶな!
- 競合にアイディアをパクられても心配するな!
「起業をするぞ!」そう意気込んだはいいが周囲の反応は冷たいものです。「起業なんてリスクだ」「どうせ失敗する」「倒産したらどうするの」と陰口を叩かれることもあります。ですが安心してください。
確率でいうと起業なんて失敗する方が多いのが現状です。だったら別に失敗することを恐れずに果敢にチャレンジするべきです。今回は失敗を恐れずに起業を進めることのできる方法をお伝えします。
起業をするのはリスキーであることに間違いありません。安定をあえて捨てて起業の道を選んだ時点で、あなたは一般的な人たちが得ることのできない選択肢を手にしたということになります。二択の道があったとして片方は「安全な道」もう一つは「危険な道」があります。成功している起業家の人たちが必ずこう言います。
「あえて危険な道を選んだ!」
それは何故なのでしょうか。危険ということは失敗やリスクが溢れているはずです。みんなの選ぶ安全な道の方が成功する確率が多いのではないでしょうか。一般論に流されずあえて失敗しそうな危険な道を選ぶ理由は簡単です。
「安全な道は予想内での出来事しか発生しない」
想像ができる範疇でのリスクはリスクではありません。対策ができるのでリスクとして危険ではないからです。ましてやみんなが同じ道を通っている時点で、その道に驚きや発見が見つかるかというと怪しいものです。
つまり失敗を避けて安全な道を通っても得られるモノはたかが知れているということになります。わざわざ失敗と隣り合わせの起業という選択肢をとったのに勿体ないことです。そして安全な道を選ばないということは、こうも言い換えることができます。
「危険な道は予想外の出来事しか発生しない」
本来の起業家の思考はこちらです。消去法的に危険な道を選ぶのではなく、積極的に危険な道を選ぶのが起業家です。成功する起業家は本能的に危険で失敗しそうな道にこそ、成功の秘訣や気付きがあることを知っています。
どちらにせよ失敗する可能性があるなら振り切ってリスクのある方を取りに行きましょう。その方が結果的に得られるものが多いからです。
起業をしてリリースしたサービスにユーザーが着々とついてきた中で、突然の競合が現れるのはビジネスの世界ではよくあることです。
その時に相手が小さな企業であれば問題はそこまで大きくないですが、資本力も人材も圧倒的に優っている企業が進出してきた場合はどうでしょうか。真心を込めて作ったサービスを一瞬でパクられてしまう可能性は否めません。莫大な予算を用いて広告を打たれるかもしれません。
ここでパクられてしまうようなアイディアを作ってしまった失敗を悔やむべきではありません。パクられたということはアイディアが認められたということです。問題はそこからです。競合が増えるということは市場が活性化するということです。活性化した市場は拡大し、新たなユーザーを増やすこととなります。
言い換えると競合のバラまいた資本によって、自分たちにも便益が返ってくることを意味します。また、パクることができるのはサービスのアイディア、ビジネスモデルだけだということを忘れてはいけません。
あなたが必死の思いでサービスのアイディアまで行きついたプロセスを競合は知りません。入念なヒアリングやマーケット調査を行ったことで、本質的なニーズを知っているのはあなただけなのです。そしてユーザーと共に作り上げたサービスなので今の段階で付いているユーザーは絶対的な資産ということができるでしょう。
そして既にある莫大な知識を元に競合との差別化を行いましょう。先にサービスを始めているということで先行者利益を得ることができています。ランチェスター戦略など様々なフレームワークが出回っているので参考にしましょう。
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【第9回】 競合相手を調査しなくてはいけない理由
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