起業の失敗、「こんな人は初めから失敗する運命だった!」
- そもそも「起業する理由」が失敗の始まり!?
- 失敗する人は、儲ける方法を分かっていない!
- 経験を生かした起業は失敗する!?
起業が失敗する理由、今回は「準備段階」、というよりは、むしろ「発想段階」での失敗を取り上げてみたいと思います。商品やサービスの質ではなく、資金調達でもなく、発想段階で失敗が確定しているケースがあるのです。
起業した方にその理由を聞くと「○○がしたかった」、「△△が好きなんです」といったお話になるケースがよくあります。また、巷には「好きなこと、やりたいことで起業しよう!」といった内容のキャッチフレーズが多いことも事実です。
しかし、そもそもここに失敗の理由があるです。
「○○がしたかった」、「△△が好きなんです」いずれも発想のスタートは自分なのです。つまり「自分がしたいこと」=「他人がしてほしいこと」という発想になっているのではないでしょうか。自分がしたいことを最高の形にビジネス化、あるいは商品化すれば「他人は必ず分かってくれる」と思っている人がいるのですが、この発想で失敗している人が多いのです。あくまで発想のスタートはお客さまであって、自分ではないのです。
起業は「夢を実現する手段」であってはいけません。あくまで「生活していくための手段」でなければならないのです。
「脱サラして起業する」、とてもよくあるパターンです。しかし、このような方のほとんどは「夢実現型」の起業であり、ほとんどは失敗します。夢で飯は食えないのです。
起業が失敗する、言い換えると会社が倒産する理由は、「お金がなくなる」からです。儲からないわけです。では、なぜ「儲からない」という失敗をしてしまうのでしょうか?
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