うまい商売人が実践中のアドオンの事業モデルについて

更新日:2017.10.26

圧倒的な安価でサービスを提供し、市場をつかむ

簡単に言えば、アドオン=追加販売・提案のことです。
多くのお客さんに共通するニーズを最少限切り出して、圧倒的な安価(他社比較しやすい商品やサービス)で展開することで、数を獲ることができます。

共通しているニーズ以外は、一般的にオプションの形にして、人それぞれの選択・カスタマイズとなるため、
オプションの選択次第で値段は競合他社よりも高くなることもありえます。
また共通の最小限の部分は安くても、オプションで結局は、他社のオプションがセットとなった1つの商品やサービスよりも高くなることもあります。

人々のニーズがめちゃめちゃに多様化しているようなマーケットの場合には、
人によって必要・不必要の機能などが異なるので自然とこのような仕組みになっていくわけです。

人々のニーズが1つしかないものはアドオンになりません。
人と共通部分は全然違うのがよいという場合には、アドオンの形にならないとニーズに応えられないというわけです。

例えば、旅行商品でホテルのランクはどうでもよいとか、自由時間は長めにほしいとか、
昼飯はいらないとか、あそこのエリアにはいかなくてよいとかですねw

LCCや旅行商品、格安携帯キャリアなどのサービスはアドオンの考え方をベースにしていますよね。

かつて美容室のアースも(今はどうか知りませんが)、カットのみ2千円ちょっとで、
シャンプー500円、ダブルシャンプー1,000円ですというときがありました。これもまさにアドオンです。

500円健康診断などを展開する会社も同様ですね。
500円で共通項目だけチェックができ、追加で調べたい部分などはオプションの形にして、サービス提供をするということです。

500円なのでとても安く、やってみようと思う人もとても多くいるわけです。

オプションを利益を出す商品に。

共通するニーズを切り出し安く売る部分については、フロント商品のようなイメージを持ってもらってもよいかもですね。
オプションがバックエンド商品=利益を出す商品ということです。

マクドナルドがハンバーガ-ーを59円で売っていたことがありますが、これもアドオンに近いかもです。

最近でいえば、妖怪ウォッチなどもそうかもしれないですし、野球ビジネス自体もそうかもですね。
1つの共通の最低限の機能の商品やサービスがあって、様々なオプションで稼いでいますよね。

中核となる機能を格安で展開することで人が集まってきて、その人達に個々必要なものをオプションとして展開するわけです。

相対的に圧倒的に低価格を実現しやすいため、集客が容易ですね。
ポータルサイトでの比較や価格コムなどのような値段別に並ぶようなものでは圧倒的に力を発揮しそうです。

僕はアドオン系の商品は結局、最小限の切り出されたニーズ部分では足りないことがわかった場合には、
結果として高くつくのでは?
と思ってしまっている傾向があり、あまり使用しないこともあります。

最小限の機能部分で満たされるのなら何の問題もないのですが!

オプション部分の見せ方がとても肝になるのではないでしょうか?

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プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

中卒ながらもとても頭の良い父と、少しグレていたけど人の王道を教えてくれた母親のもと、1986年11月21日生まれ。

慶應義塾大学3年時にリクルート主催のビジネスコンテストで優勝し、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。

起業当初お金がなさすぎて、カードで借金生活を送る。お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。

8年間で、累計10,000件を超える起業、起業家のアクセラレーションに関わるようになり、日本屈指の起業支援の会社と言われるまでに成長。

月間20万人以上の商売人をお助けしているポータルサイト「助っ人」や全国500人以上の商売人が参加している、世界で一番お客様を喜ばす商売人輩出のアクセラレーションコミュニティー「チャレンジャーズ」を主宰。

2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。
全国の小中高校への出前授業や、次世代の教育の在り方を問うシンポジウムなどを開催。

最近では、地方自治体の首長からご指名をいただき、起業家の力で地方にイノベーションを起こすべく、徳島県美馬市、熊本県人吉市、三重県伊勢市、千葉県銚子市などと取組を開始。


元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊。
NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。


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