5分で分かるフランチャイズ制度とは~フランチャイザーって何?~

更新日:2017.12.04

皆様の中にはこのような気持ちを抱いている方はいらっしゃらないでしょうか。

「このまま今の企業に勤めていても先が見えない」、あるいは「現在努めている企業に将来性が見通せない」・・・

その解決策の一つに、「起業」という手段があります。と言っても、「自分には何のスキルもないし…」、「独自性のある商品やサービスを開発するアイデアもない…」という方も多いかと思います。

そうした「起業したいけど、独自商品・サービスの提供は無理」といったあなたのために「フランチャイズ制度」の有効活用という方法があります。今回は「フランチャイズ制度を利用した起業」について詳しく説明したいと思います。

1フランチャイズ制度とは

フランチャイズで最も有名なのは、セブンイレブンやローソンなどの「コンビニエンスストア」ですよね。

コンビニエンスストアの大半は株式会社セブンイレブン・ジャパン(セブンイレブンの運営会社)や株式会社ローソン(ローソン)などの会社が自社で直接運営しているのではなく、コンビニの「オーナー」と呼ばれる個人事業主(法人の場合もある)が、これらの運営会社から「看板」を借り、商材を仕入れて経営していることはこの記事を読まれている方々の多くがすでにご存じのことかと思います。

ところで、「フランチャイズ」は「コンビニ」だけではないことはご存知でしたか?飲食店などのいわゆる「チェーン店」展開しているお店の多くはフランチャイズ制度を導入しています。

また、リアルに存在する「お店」だけではなく意外なものもフランチャイズ制度を利用していたりすることもあります。

中には、あなたのこれまでの経験やスキルが活かせる業態のフランチャイズ制度があるかもしれません。どんなフランチャイズがあるのかは後ほど説明しますが、本当に様々な分野でフランチャイズ制度が導入されています。

ところで、「フランチャイズ」の本来の意味は何でしょうか?

改めて確認するまでもないかも知れませんが、今一度、原点にもどって有名な辞書「大辞林」で「フランチャイズ」について定義を調べてみます。

すると以下のようにヒットします。

「特定の商品やサービスの提供について独占的な権利を有する親企業が、加盟店に対して一定地域内での独占的販売権を与え、加盟店が特約料を払う契約。加盟店は、親企業から経営のノウハウを受け、その商号・商標を利用し、同一のイメージの下で事業を行う。」

以上で理解できましたでしょうか。ポイントについて順を追って説明していきます。

2フランチャイザーとは

上記の定義の中で、「親企業」とあるのが「フランチャイザー」です。コンビニで例えたらセブンイレブンジャパンだと思ってください。親企業というと、「親会社」みたいに資本関係があることをイメージされるかもしれませんが、基本的には資本関係は持たず、あなたが一国一城の主として店舗を経営していくことになります。

ちなみに、フランチャイザーのことを「フランチャイズ本部」という言い方をする場合もあります。どちらかというと「本部」という言い方のほうが多くの業種では定着しているかと思いますが、様々な業種・業態があることを踏まえて、本文ではあえて「フランチャイザー」で統一したいと思います。

フランチャイザーの役割は「加盟店」=「これからセブンイレブンのお店を開くあなた」に対して、「経営のノウハウ」を提供し、「商標を利用する権利」を与えてくれる存在です。

「商標を利用する権利」は分かりやすいですよね。セブンイレブンの例で言えば「セブンイレブン」を名乗ってお店を出すことです。

さきほどの定義の中で「独占的販売権」という難しい表現がなされていましたが、平たくいうと「セブンイレブンのフランチャイズになっていないお店が勝手に『セブンイレブン』の看板をかたって物を売るな!!」ということです。そんなことは当たり前に思えるかもしれませんが、この「看板」こそ、フランチャイズの一番の特色であり、価値のある部分でもあります。

逆にいうと、名が通っていない「看板」は価値が低い=「看板」を名乗るメリットが小さいということになります。

では次に、「経営のノウハウ」とは何でしょうか?

例えばこんなことがあげられるでしょう。

✔どこにお店を出せばよいか
✔お店に置くべき設備の提供
✔お店で売るべき商品の提供と陳列方法、POPの掲示に関するアドバイス
✔どれだけの商品をどのタイミングで仕入れるべきか
✔お店の改善点(清掃・接客・クレーム対応方法など)に関するアドバイス
✔従業員教育に関するアドバイス
✔運営資金の資金繰りに関するアドバイス
✔サービス提供・品質向上のための研修
✔新商品に関する商品情報
✔その他経営に関する諸々の相談

業態によってはHPやチラシなどの販促ツールも提供してもらえるかもしれません。

いずれにしても、商品やサービスの提供を継続的に行っていくためのノウハウを総合的に与えてくれる存在、それが「フランチャイザー」です。

 

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