フランチャイズの成功に欠かせない「家族からの理解」を実現するスリーステップ伝達法とは?

ポイント
  1. フランチャイズビジネスを始めるにあたって、家族こそが実は最大の顧客
  2. 生産性のある相談の条件とは
  3. 不安がる家族の気持ちの変化を三段階で考える

目次 [非表示]

フランチャイズ起業のスタートはいつか!?

みなさんは起業し、ビジネスを展開するとき、その戦いはいつから始まっていると思いますか?
店をオープンさせた時でしょうか。集客のための営業を開始した時でしょうか。それとも、会社を設立した時でしょうか。

「戦い」という表現を、競合他社とマーケット占有率を競いあう、というニュアンスで捉えれば、上記のようなものが「戦い」のスタートと言っていいと思います。

しかし、フランチャイズ・ビジネスの展開を目指す、フランチャイズ起業家の「戦い」が始まるシーンは、一般のビジネスとは異なります。どのようなところから、スタートするのかというと……。それは、フランチャイズ・ビジネスへの参入を明確に決断し、家族(特に奥様が多い)に、初めてその決意や内容を伝えるところが「戦い」のスタートということになります。


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 家族への情報伝達という戦いがあることを知る!

ではなぜ、家族に伝える所が、「戦い」のスタートなのでしょうか?

それは、家族への最初の情報伝達(起業やフランチャイズ等の情報)の成否がその後のフランチャイズ起業に大きな影響を与えるからです。
だからフランチャイズ起業ではとても重要で、より慎重に確実に実施し、そして高い成果を絶対に出すことが求められます。

にもかかわらず、残念なことに、多くのフランチャイズ起業家は、この最初の情報伝達(戦いの始まり)を軽視しがちで、また重要性が分かっている少数派でも、その成果を高める手法を知らないので、ほとんど何も成果を達成できていないのが、今現在の現状です。

この最初の「戦い」で勝つことにより、その後のフランチャイズ起業を加速度的に成長させることが出来ることを、フランチャイズ起業家なら知っておく必要があります。

家族満足(FS)がフラチャイズ起業を導く

それでは、最初の「戦い」=家族への情報伝達がどのようなものなのか。
なぜ、その後のビジネスに大きな影響を与えるぐらい重要なのかお話しをします。

 

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著者プロフィール

中川 強

中川 強

大谷大学哲学科卒、そごう百貨店に入社。大手フランチャイズチェーン(FC)本部を経て、起業家を育成するコンサルタントとして独立。FC本部出身のコンサルタントにはない経験を磨くため、自ら飲食店系FC本部を立ち上げ計22店舗展開。自らも教育系FCに加盟し計17教室を展開した。現場に強いコンサルティング相談を打ち出し計52フランチャイズチェーンの各種FC企業の全国展開に寄与した。著書に「こうすれば成功するフランチャイズ起業」(自由国民社刊、2007年)など。