商品やサービスが流行るのは目新しさ以上に使いやすさだ

ポイント
  1. 新商品ではなく、圧倒的にシンプルで、簡単で、最速の「使いやすさ」がイノベーションになる。

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忘れてしまいがちな「使いやすい」の重要性

売れる商品やサービスを生み出すために、日夜、多くの起業家、会社が躍起になっています。斬新なものをつくろう、他社との違いや差別化を意識する、いろいろな戦略的な理論に基づく、イノベーション事例を徹底的に研究するなど。確かに他社にできない目新しいものを生み出すことはとても大切です。しかし、それと同等以上に大切なことが、使いやすいことなのではないでしょうか。

使いやすさとは一体なんなんでしょうか?
・UX=ユーザーエクスペリエンス
・UI=ユーザーインターフェース

UIやUXが優れているのか?ということは極めて大切です。

どんなに素晴らしい価値を有していたとしても、それを使ってみたい、実際に使いにくくてはその価値にたどり着けませんよね。

シニアの人にスマホは使いにくい

スマホはとても優れた製品ですが、70台後半のシニアの人からしたらどうでしょうか?

先日世界最高齢と言われるエンジニアのおばあちゃん(確か82歳?)がTVに出ていて、アップルのクックCEOに会った際に、アイフォンはシニアの人には使いにくいとアドバイスをしたと言っていました。シニアの人からすると、スワイプがしにくいようです。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。