中川 強

成功の定石!他人の歴史から学ぶ賢者の「成功方程式」をフランチャイズでも活用せよ!

ポイント(この記事は3分で読み終わります)
  1. フランチャイズ起業家がフランチャイズ・ビジネスで成功したいのであれば、フランチャイズの歴史について学ぶべし。
  2. フランチャイズ発祥はアメリカ。日本では、1963年に不二家が日本でのフランチャイズ第一号店を京都伏見に出店。

愚者は経験に学ぶ 賢者は歴史に学ぶ

鉄血宰相と呼ばれたビスマルクは、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』という言葉を残しました。愚者は己の失敗だけから学ぶが、賢者は他人の失敗の歴史からも学ぶという意味です。自ら失敗することも当然大切な経験ですが、その一度の失敗が取り返しのつかないことになりかねません。それなら他人の数多くの失敗を参考にしない手はないという、誠に合理的な考えです。

他人から学ぶものは何も失敗だけではなく、その功績を成し遂げた思考原理や行動原理からも成功するための様々なヒントを得ることが出来ます。実際に経営者の中には、歴史上の賢者の思考原理や行動原理を探求するうちに、三国志や戦国武将等に関する書籍を出版するレベルにまで極めた、まるで歴史学者のような方も存在します。そしてこのような玄人はだしの経営者が舵を取る会社は、様々な環境変化への対応力に優れていて、すこぶる業績が好調であることが多いのです。きっと何百年もの間に培われた歴史の中から、逆境を跳ね返す術を学んだ成果なのでしょう。

しかし、“歴史から他人の経験を学ぶ”と言ってもそう簡単なことではありません。それは自分の歩んできた歴史と、他の人の歴史を同一視することがなかなかできないためです。(同一視するためには、他人が持っていたものと同等の、目的達成するための大きな熱量が必要になります。)自身が関わっている(関わろうとしている)カテゴリーの歴史を深く考察しているのかどうかは、そのカテゴリー内で勝者になれるのかどうかと同義語で、とても重要なことです。

よって、フランチャイズ起業家がフランチャイズ・ビジネスで成功したいのであれば、フランチャイズの歴史について学ぶ必要があります。そして学び精通することにより、フランチャイズ・ビジネスの本質を理解し、フランチャイズ・ビジネスで成功するための応用力を身につけていくのです。今回はフランチャイズ起業家なら絶対に押さえておきたい、フランチャイズの歴史のポイントについて学んでいきます。


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著者プロフィール

中川 強

大谷大学哲学科卒、そごう百貨店に入社。大手フランチャイズチェーン(FC)本部を経て、起業家を育成するコンサルタントとして独立。FC本部出身のコンサルタントにはない経験を磨くため、自ら飲食店系FC本部を立ち上げ計22店舗展開。自らも教育系FCに加盟し計17教室を展開した。現場に強いコンサルティング相談を打ち出し計52フランチャイズチェーンの各種FC企業の全国展開に寄与した。著書に「こうすれば成功するフランチャイズ起業」(自由国民社刊、2007年)など。