食品製造・加工業に関する許可や開業、仕事内容等についてまとめてみました!

ポイント
  1. 食品製造や加工に関する、様々な仕事内容
  2. 食品製造業に関する許認可について
  3. 食品製造業の資格について

目次 [非表示]

5.食品製造業の原価率について

食品製造業と言っても、その種類は大変多くありますから、絶対的な数字を出す事は不可能ですので、ここでは一部の例を参考に解説をさせて頂きます。まず、原価率についてですが、原価率と言うのは、売り上げの原価(率)、つまり売り上げた分に対し、原価にかかった事を意味しております。また、売り上げ原価率と言うのは、売り上げに対し、売り上げの原価の割合の事を言います。

これは、「売り上げ原価 / 売上高」の事を言い、売り上げ高の総利益率とは裏と表の関係性となっております。ですから、売り上げの原価率が低い分、売上高の総利益率は高くなると言う事になります。食品製造業の一部の例で解説すると、例えば製造した商品を店頭で120円にて売るとします。この内、問屋さんが20円を貰い、製造の原価が50円だとします。その他に関わる物として、宣伝をしたり、従業員の給与等がかかりますから、償却費として40円だと課程すると、結果的に儲けは10円と言う事になります。

つまり、どれだけの量を購入してもらう事ができるのか?と言う点がポイントになってくると言う事になります。

6.食品製造・加工業の開業

これまでの解説でもお分かり頂けると思うのですが、食品製造や、加工業と言っても、種類は豊富にあります。ですから、その製造や加工をする食品の種類によっても、開業時に必要となる物は違ってくる事でしょう。更に、どのくらいの規模や、量を生産するかによっても、その場所や、作る為の機械、そして必要な従業員の数等にも違いが出る事は言うまでもありません。

まずは、あなたが食品製造や加工業の中でも、何を製造したり加工したりして事業を行ないたいのか?と言う点から考えていく必要があります。例えば、オリジナルのクッキーを1人で作って販売したいと言う場合であれば、そこまでの規模は必要ではないでしょうし、場合によっては自宅で製造する事だって可能かもしれません。

まずは、何を製造したいのか?をじっくりと考え、それが売れるようにする為には、どのような施策を行うべきか?等について検討される事から始めてみましょう。食品製造や加工には、原材料となる物が必要ですから、それらも合わせて、どのようにすれば利益が出るのかも、予め計算しておく必要があると言えるのではないでしょうか。

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