ルーティン思考は死思考であり、イノベーションは生まれない
- アクションを起こそう
- 市場を知ろう
- 異業種の人にアドバイスをもらう
市場構造を読み解くためには、未来を予測することが求められます。未来といっても、未来が全てみえる人なんていないわけです。ここでは、見える未来と見えない未来があるということです。
自分の業界はもちろん、国、政治、地域、技術、国民の考え方、人口、社会インフラなどいろいろな見方で未来がどうなるのか?ということを考えるべきです。最初から未来が見えるなんてことはないと思います。そのため、各業界などで信頼されている論客などの意見を大量にインプットし、共通点などを見ることができるようになることが最初のポイントかと思います。何もしないということはあってはいけないと思います。
色々な方法(本、ネット媒体、人に会う、セミナーに参加するなど)を徹底活用して、情報を得ることを考えてください。また、他国に行ってみるということも大切です。日本よりも技術的に進んでいる国や地域はたくさんあります。ある意味、そこは近未来の日本と言えるかもしれません。実際に自ら足を運んでみて、体験してみるということも大切でしょう。
何かを座して待つなんていうことはダメです、さぁ、アクションをしましょう。社会構造の変わり目などは、ニーズや課題が新しく生まれるタイミングなので、この機会を掴むことが起業家にとってとても大切なわけです。この話に関連して、日本のとある分野におけるトップの職人のお客さんがいます。その人と話をしていて強烈に感じたことが「圧倒的なこだわり」でした。
何故、これが良いもので、これは良くないものなのか、絶対にこっちのほうがよい、何故なら〇〇という話を楽しそうに延々してくださるわけです。そのような熱のこもったお話を聞いていると、僕自身とても楽しく、聞き入ってしまいます。その反面、ご本人の悩みでもあり、僕も課題だなと思ったことがあります。
それは、市場がとてもニッチであり、その市場自体が一層先細っているということです。今までのこだわりを大切にすることによって、手がとてもかかり、価格は高騰していき、一般大衆の買うことのできない価格にどんどんなってしまいます。結果、市場が一層縮小していくという悪循環に入っていると。
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