伊藤 健太
株式会社ウェイビー 代表取締役CEO

商売の持続性に一番強い要因を与える誠実さ正直さ

ポイント(この記事は3分で読み終わります)
  1. 自分自体ができていないことを商売として展開することは絶対にNG
  2. できなかったのであれば嘘をつかずに誠実に謝る

正直さや誠実さは極めて、極めて、今後の商売における重要な要因になると思います。この部分が商売の持続性に一番影響を及ぼしている要因だと僕は思っています。

正直さや誠実さとは一体何でしょうか?とても違和感を感じることがよくあります。

SNSをはじめ、いろいろな会社の話を聞いていると、良い話や自分がいかにできるか、強いか、素晴らしいのか(人もそうですが、商品・サービスも)という話しか見ないことです。そんな完璧なことってあるのか、明らかに嘘だろ、とほとんどの商品・サービスのセールストークなどをみていると思ってしまいます。良いところしか見せないわけです。うまくいったケースしか見せないわけです。

いつも意地悪なので、御社の商品・サービスの良さはわかりましたが、何がダメなところですか?と聞きたくなります。このように聞いても、結論、ダメなことは言わないでしょう。すぐに切り返してきて、強いところとリンクして説明することでしょう。※誰かを批判しているわけでは全くなく、僕自体も上記のように言うことが今でもちろんあります。ただ、最近の気づきとして、とても上記のような振る舞いや考え方だけでいることが、少し陳腐に見えるようになってきたことも事実としてあります。そのため自分自体も誠実であることを一層のキーワードとしてやっていこうと思っています。また、これから商売をはじめようとしている方に、また持続的な商売をやっていきたい方に、少しでも何かのヒントになればという気持ちです。

大切にすべきだなと思う基本的な態度として、下記があると思っています。こちらは誰かに言っているわけではなく、自分への注意やメモも兼ねてです。

自分自体ができていないことを商売として展開することは絶対にNG

めちゃめちゃよく目にします。自分が全然できていないのに、あたかもできるかのごとく、商品・サービスとして売ろうとしているわけですが、これは最悪です。自分の売上が全然ないのに、売上アップのコンサルをやっているとか、SNSを使ったマーケティングと言いながら、自分は全然SNSなんて使っていないところで、マーケティングをやっていて売上を立てているとか。自分が実際にやっていること、できることにフォーカスをして、お客さんには伝えるべきです。

自分の会社や商品・サービスの弱点をしっかりとわかっておき、場合によっては正直に伝えるべきだと思います。この部分は間違いないものの、こういうところは弱点ですと。それでよいのだと思います。こういう人が使うと絶対にうまくいかない、僕たちの役割はここまでですと、明確に守備範囲を設定するなどです。

無理に加工をして強く、大きく、素晴らしく魅せようとすることは、わかる人からするとこんな陳腐なことはないと見透かされてしまうし、広がりません。自分達にとっての良いところの事実や数字だけを切り取りだけを見せるのではなく、切り取らないで、持続的にどうなっていったのか?などの長い時間経過のスパンで捉えるべきです。結局、最初に嘘に近いことを言ってしまうと、後々お客さんとトラブルになります。

お客さんの期待値が高い形で商品・サービスを購入したものの、全然商品・サービスを使っても言っていた結果が出ないということです。商売を持続してやっていこうと思うと、お客さんとはきわめてよい関係を築かねばなりません。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

株式会社ウェイビー 代表取締役CEO

中卒ながらもとても頭の良い父と、少しグレていたけど人の王道を教えてくれた母親のもと、1986年11月21日生まれ。 慶應義塾大学3年時にリクルート主催のビジネスコンテストで優勝し、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。 起業当初お金がなさすぎて、カードで借金生活を送る。お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。 8年間で、累計10,000件を超える起業、起業家のアクセラレーションに関わるようになり、日本屈指の起業支援の会社と言われるまでに成長。 月間20万人以上の商売人をお助けしているポータルサイト「助っ人」や全国500人以上の商売人が参加している、世界で一番お客様を喜ばす商売人輩出のアクセラレーションコミュニティー「チャレンジャーズ」を主宰。 2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。 全国の小中高校への出前授業や、次世代の教育の在り方を問うシンポジウムなどを開催。 最近では、地方自治体の首長からご指名をいただき、起業家の力で地方にイノベーションを起こすべく、徳島県美馬市、熊本県人吉市、三重県伊勢市、千葉県銚子市などと取組を開始。 元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊。 NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。