1対Nの商売から、1対1の商売へ転換できるか!?

ポイント
  1. オーダーメードスーツの話から見る1対1の重要性

目次 [非表示]

飲食店でアルバイトをしている大学4年生が、社会人になるにあたって、スーツを新調したいと思いました。しかもオーダーメードスーツで。忙しく採寸などする時間を確保できない、したくないということもあって、バイトの合間に、出張で来てくれるオーダーメードスーツの会社に発注。かつては、納品まで1か月程度かかり、値段も10万円と、とても使い勝手がよかったとはいえないオーダーメードスーツでしたが、現在では、1週間程度で納品、値段も3万円程度でできるそうです。

大手もどんどんオーダーメードスーツの市場に参入していきます。

僕の後輩でも参入障壁が圧倒的に低いこともあって、3社程度オーダースーツもやっている後輩がいます。このメンバーは経営者層に絞って、個人的な関係性で販売をしています。(保険の営業マン的な位置づけですね!)そのため、生き残ることはできると思いますが、商売のスケールという観点ではなかなかに難しいと思います。

ゾゾスーツ然り、完全に1対N(不特定多数)の時代から、11の時代に入ってきました。しかもその1が、場合によっては、本人すら気が付いていない、希望だったりするわけです。(ビッグデータなどを利用)

産業関係なく、1対Nで商売をやっていた会社が、今後、11の形にできるか?というのは、大きな生き残りをかけたポイントになるのだと思います。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。