カフェを開業するために知っておくべき最低限の知識

ポイント(この記事は6分で読み終わります)
  1. カフェを開業したいと思ったらまず知っておくべき知識
  2. 開業に必要な準備を知って備えよう
  3. 開業資金などは特に重要

カフェに限らずすべての事業に当てはまることではありますが、事業を始めようと考える場合にまず重要なのは、社会にニーズがあるかどうかを知ることではないでしょうか。

もしあなたが既に数千億円の資産を所有する資産家で、自分の趣味としてこれまでやってみたかったことがカフェを開くことであるのであれば、顧客のニーズや収益については考えなくてもいいでしょうが、ほとんどの人はそうはいきません。

ここではカフェを例にとって開業を行う際のポイントについて見ていくことにしましょう。

カフェの魅力は現金収入!!だがそこに落とし穴もある

カフェを開業しようと考えている方であれば既にご存じのことかもしれませんが、カフェを含めた飲食業は新規で開業する店が多い業種でありながら、廃業する確率も高い業種でもあります。

ではなぜ廃業する確率が高いのでしょうか?廃業する割合が多い原因として分析されているのは未経験の状態で開業する方が比較的多いからではないかと言われています。

廃業原因はそれぞれのカフェによって異なるかもしれませんが、間違いなく存在する原因は運転資金不足になってしまったということにあるでしょう。

運転資金不足になる原因はカフェの収入のメリットがデメリットになるということがあるのです。

カフェのような飲食業のメリットは事業の収益が売掛金などのように数か月後になってようやく入るのではなく顧客の来店により現金での収入があることです。

しかしその現金収入があることに安心をしてしまって、事業の状態の把握があいまいになってしまって、気が付いたときには運転資金不足に陥ってしまっていたということもあるのです。

カフェを事業として目指すのであれば魅力的である現金収入で自分自身が舞い上がらないためにもしっかりと経理でお金の管理をすることが非常に大切になることを覚えておきましょう。

カフェの開業準備で必要な事の一覧

カフェを開業すると決めたのであれば、事前にしっかりと準備をしていなければいけません。

準備段階での行動がカフェが成功するか失敗するかの分岐点であるとも言えますので、開業準備はしっかりと行いましょう。

ここでは簡単ですが、開業に必要な準備を簡単に挙げていきますので参考にしてみてください。

お店の形態

☆独立して自分のお店にするかフランチャイズチェーンに加入するか

お店の形態としては非常に重要になってくる選択です。

あなたがこれまでにないサービスを展開したいと考えており、既にプランも明確であればフランチャイズチェーンは不向きでしょう。

しかし数年はカフェの経営を体験してみたいと思うのであれば一時的でもフランチャイズチェーンに加入する選択肢もありかもしれませんね。

出店から物件選択まで

☆お店の場所

カフェを開業するのであれば、どの地域に店舗を設けるかは非常に重要になってきます。

商圏調査などを行って、あなたが勝機を見出した地域に出店するかを決めるようにしましょう。

☆物件はどこを選択するか

あなたの実現したいカフェのために使いやすい物件を見つけてどの建物にお店を出店するかを判断しましょう。

しかし完璧に自分好みという物件はありませんから、優先事項を先に決めてある程度妥協しつつも自分に最適な物件を選択するようにしてください。

☆スケルトン物件か居抜き物件か

物件を借りるときにはスケルトン物件か居抜き物件かで、その後の内装工事の費用も大きく変化してきます。

スケルトン物件であればあなたの理想を実現しやすくはなりますが、内装に莫大な費用が掛かる可能性もありますので、資金と相談して判断するようにしましょう。

内装工事費用

☆内装工事の業者選択

あなたの理想とするカフェを実現するために内装を行ってもらえる工事業者を選択するようにしましょう。

☆内装工事の予算

上記でも説明していますが、スケルトン物件を利用するとなると、内装工事の金額は莫大になる可能性があります。

ですから居抜き物件でもスケルトン物件でも同じことにはなりますが、工事の質とあなたが用意した資金と相談したうえで、最もコストパフォーマンスの高い選択をするようにしてください。

お店で提供するメニューを考える

☆多ければ多いほどいいのか?

メニューは多ければ多いほど、お客さんの選択肢が多いのでいいのではないかと思っているかもしれません。

しかし多くのメニューをそろえた結果としてお客様への商品の提供時間が競合店と比較して長くなってしまって顧客満足度が低下してしまっては本末転倒であると言えるでしょう。

そのためにもカフェのメニューを決める際には、あなたのカフェでしか提供していないものを作り上げたうえで、看板メニューを全面的に押し出していくことで競合店にはない、あなたのカフェのメニューをアピールしていくといいでしょう。

特に開業直後であれば、メニューが少ないことはコストの削減にもつながりますので、メニュー構成も含めてじっくりと考えてみてください。

スタッフはどのようにすればいいか?

飲食店を開業するのであれば考えなくてはいけないこととしては開業当初からスタッフを雇用するかどうかではないでしょうか。

あなたがオーナーとして1人でお客様と直接対話することを重要視するのであれば、スタッフを雇用する必要はないとは思いますが、ある程度の規模で開業するのであれば、スタッフを雇用する必要が出てくることでしょう。

ただ気を付けなければいけないのは、スタッフを雇用するということは毎月の固定費である人件費が必要となるということなのです。

人件費が必要になるという事は、給料の金額以上の利益を毎月出すことができなければ、カフェは赤字になってしまいますよね。

ですから、スタッフを雇用するかどうかはカフェの席数であったり、メニューの数に含めて、どの程度の手間が必要かを考慮して必要なスタッフの数を見極めるようにしましょう。

ただし、開業当初は業績予測が難しいだけにメニューと同じようになるべく少な目にしておくといいでしょう。

実際に開業するまでの資金はどの程度準備すればいい?

カフェを開業する場合には一体どのくらいの資金を準備すればいいのでしょうか?

これに関しては、一概に断言することは難しいのが現実です。

あなたがどの程度のカフェを開店したいかによりますが、最低でも数百万円から多い場合には数千万円はかかる可能性もあることは理解しておきましょう。

何はともあれ自己資金

事業を始めるにあたっての資金で一番重要になるのは自己資金です。

自己資金で注意していただきたい点としては、あなたが持っていればすべてが自己資金となるわけではなく、友人や親族などから借りている資金に関しては、金融機関の基準によりますが、この部分は自己資金とはなりませんと判断されることがあるのです。

ですから自己資金というのは純粋にあなた自身が準備することができた金額であることを覚えておくようにしましょう。

自己資金の調達方法は問われることはありませんので、投資で得た資金でも宝くじで当てた資金でも問題はありません。

とにかくあなたが自力で作った資金であればどのような方法でも自己資金であることに変わりはないのです。

開業資金の半分が自己資金であれば非常に有利

開業資金のすべてを自己資金で賄える人はほとんどいませんので、多くの方は金融機関の融資制度を利用することになるでしょう。

その場合でも自己資金は重要になってきます。

あなたが金融機関の融資担当であったとして、自己資金がゼロの起業家と自己資金が300万円の起業家では、事業計画が同じようであったとしたらどちらの起業家の方に融資をしたいと思うでしょうか?

当然ですが後者の自己資金を300万円準備している起業家になるのではないでしょうか。

金融機関もボランティアではありませんので、融資をした以上は返済をしてもらわなければいけせん。

その時に自己資金を一生懸命準備してきている起業家であれば融資担当者の信頼性は高くなりますので、融資を受けることのできる可能性が高くなると言えるでしょう。

開業資金の半分以上を自己資金で賄えるのであれば有利でしょうが、半分はさすがに厳しいと思う場合でも開業資金の3分の1は準備しておくことが融資を受けるためのポイントであると言えます。

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