白根陸夫
株式会社キャリア・ブレーン 代表取締役

【第21回】シニア起業で勝ち組になる秘訣〜シニア起業支援家白根陸夫が添削指導したレジメ見本を公開

ポイント(この記事は4分で読み終わります)
  1. ホワイトカラーの「売り」は業績のみ
  2. 三つの禁句
  3. 業績を強調する言葉

前稿ではシニア起業支援家白根陸夫が指導する7点のワークシートを使ってのセールスツールづくりのプロセスを解説しました。この作業の成果物はレジメ(履歴書・職務経歴書)、添え状(標準型/DM型)、「事業案内」の三点です。

本稿ではレジメ見本を公開します。

なぜ売れる履歴書・職務経歴書が必要か?

 顧問契約締結に成功するには、先ず書類審査に合格しなければなりません。求人サイト(有料人材紹介会社)の公募では採用人数枠1名のとき、応募者は200名を超えることは、ざらにあります。この場合、書類審査で10名に絞られます。経営者が一目で見て「この人材は使える、この人材にぜひ会いたい」と思わせる履歴書・職務経歴書を作らなければなりません。しっかりとした自己能力・経験の棚卸による自己理解は同時に合格面接対策となります。

ホワイトカラーの「売り」は業績のみ

顧問応募にあたり、ホワイトカラーの「売り」は業績のみと極論できます。顧問先での定着(更新契約の継続)の秘訣は「三つのさよなら」。即ち①大企業意識、②肩書、③学歴の三つをすべて捨て去る意識改革が必要です。この三つを無くしたら何が残るのでしょうか。業績のみなのです。

業績を如何に相手に分からしめることができるかが、売れる履歴書・職務経歴書づくりの秘訣。業績記述具体例とはどういうことでしょうか。一生懸命という文学的表現は何の説得力も魅力もありません。お互いに一生懸命仕事をしていると思い込んでいる者同士では、この言葉は意味をなさないからです。売れるキャリアとは、自分は人に比べて人一倍利益を上げることが如何に上手かということを売り込むことに他なりません。

「品質は限りなく高く、コストは限りなく安く、納期は限りなく短く、数量は限りなく多く、人数や時間は限りなく少なく」という状態が最大限の利益をもたらすのです。「↑Q(品質)、↓C(コスト)、D(↓納期又は↑数量)、↓時間、↓人数の組み合わせのとき、最大の利益が得られるのである」日々これを実践している者が顧問契約においても成功を掴むことができます。

誰でも組織人はこのことを実践しているのであるが、それを気付き且つ表現する術を身につけていません。シニア起業支援家、プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®は各種ツールを使い、被支援者がこのことに気付くことを援助しています。誰にでも光るもの、宝物をもっている。それに気付いた者が勝つのです。

「顧問契約先を得るには、一番力のある者ではなく、一番準備した者が勝つ」

業績記述具体例とは「○○を△△することによって、□□を※※した」です。いわば誰にでもある成功体験。「Q(品質)、C(コスト)、D(納期或いは数量)、時間、人数」という5つの要素で構成されるますが、できるだけすべての要素が取り込まれたストーリーが理想です。

履歴書・職務経歴書・添え状・面接時での「三つの禁句」

「一生懸命」

「頑張る」

「忙しい」

といった言葉は意味のない表現。何故なら誰もが一生懸命であり、忙しく頑張っているからです。書類作成上や面接において、使ってはならない言葉です。

経営者が知りたいことは成功のプロセスである

経営者が知りたいのは、結果はもちろんのこと、その結果を生みだしたプロセス。「やる気」の強さ、「取り組む姿勢」の程度、「目標を完遂する執着心」の強さ、「利益に対する執念」の強さがそのプロセスの中に潜

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著者プロフィール

白根陸夫

白根陸夫

株式会社キャリア・ブレーン 代表取締役

自分らしく働き生涯現役で活躍するための「顧問塾」主宰 株式会社キャリア・ブレーン 代表取締役 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー® エイジング・アドバイザー®/認定エグゼクティブ・コーチ 人材能力開発・雇用創造支援(業)日本におけるキャリア形成のパイオニア。 「生涯現役」を全うするための、独創的で最強のノウハウを提供しています。 日系・外資系企業数社を経験し、人事・総務並びに関連業務に関する豊かな経験と知識を蓄積。その間、社会保険労務士、産業カウンセラー、行政書士等多数の資格を取得。株式会社キャリア・ブレーン設立後、再就職支援サービスとキャリア・カウンセリングを数多く実施。アウトプレースメントビジネス立ち上げのコンサルティングの実績も豊富。 就職・転職ノウハウを確立した本邦における第一人者である。(外資系アウトプレースメント会社の日本での立ち上げ6社にノウハウを提供) 1996(平成8)年8月、株式会社キャリア・ブレーン設立、代表取締役に就任。2000(平成12)年8月、NPO/特定非営利活動法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会を設立。理事長に就任。 2008(平成20)年11月、NPO/特定非営利活動法人日本エイジング・アドバイザー協会を設立。理事長に就任。