ポジショニング戦略(対象・価値)がGOODな3サービスの事例
- 女性限定&ランニングのみに特化したジムとは。
- ランニングしかないという部分で特化させている。
- 限定させてくることによって見えてくるお客様のニーズがある。
1つ目はGYMのターゲット&ベネフィットの優れたサービスです。GYM=フィットネス市場。フィットネスの市場って地味に右肩に上がってるんですよね。市場規模は大きくなっていっています。ジムって、昔のジムでいうとですよ、ただただいろんな器具があってトレーニング自分でしてくださいねって言って別に変わり映えしなかったわけですね。
そこでベネフィットとか、ターゲットをすごくエッジ効かして工夫しているジムっていうのが出てくるわけです。
渋谷にオープンしたこの施設は、ランニングに特化した女性専用のフィットネスクラブです。これはランニングしかできなくて、女性に特化したジムです。
15台あるランニングマシンを使い、グループで一体となって走ります。モニターには、心拍数が表示されていて、インストラクターは心拍数を見ながら負荷をかけるコントロールをします。
・私が前に行ってたジムは、男性の視線とか気になるし、ちょっとやりにくい感じだったんですけど、こっちみんなで声も出せたりして一体感も生まれてずごくいいと思います。
・楽しく走れるます。大音量でクラブ風の音楽をかけることで単調なランニングを楽しみに変えることができます。
これ分かりますかね。ランニングを楽しくしますっていうの。今までのジムって、だいたいがガラス張りで外から丸見えなので僕も感じていたのですが、ランニングは黙々とランニングしてるじゃないですか。楽しくはないんでしょうけど、自分の目的の為にやってますと。これベネフィットが、ある種、楽しくランニングできますよっていうのに変えているわけです。
一人で暗い感じでトレーニングをするんではなく、とにかく明るく楽しく。それが続けられる一番の要素になると考えていまして、今、日本のフィットネスクラブの中でも一番欠けている点がそこではないかということでそこに特徴を持たせました。会費は月8640円で、渋谷地区の他のフィットネスクラブと比べると2割程度安いといいます。
これもビジネスモデル勝ちの一個で、これランニングしかできないです。でも僕たちがジムやるってなると、ここまでエッジ効かしてランニングマシンしか入れなくていいよねって判断て普通できないんですよ。
どうなっていくか分かります?あれもあったほうがいいよねってこう言いだすとあれもあったほうがいいよね、あれもあったほうがいいよねって言って、これ設備投資に馬鹿的にお金かかっちゃうの分かります?
そうするとこれ価格転嫁お客さんにしないといけないので、ジム代高くなりますよね。ここはある種器具これしかないから、他のジムより2割安くできるんですよ。これ価格も大きいメリットですよね。2割安いんです。
これすごいですよ。1ヵ月半で300人会員って、これ270万円の月次のストック持ってるんですよ、ここのジムって。
会員は20代から30代が中心です。
分かりますよね。ここのジムって100%別に40歳とか50歳のおばさん来ないじゃないですか。だってこんなやじゃないですか大音量でクラブの音楽流れててみんなで騒ぎながら。
だからそれだけ限定してるっていうことです。一つって。男性は一切排除。女性のみ。楽しく。一人で黙々と走ってるのがつまんないなって思っている人たちがお客さんのイメージ。