起業のアイディア生み出そう!ロジックツリーの正しい使い方!
- ロジックツリーとは?
- ロジックツリーはどんな時に使う?
- ロジックツリーの使い方
自信のあるアイディアを上司や仲間に見せても、なかなかいい反応の貰えない場合がありますよね。ロジックツリーを用いれば、あなたのアイディアをより論理的に、より相手へ伝わりやすいものへと、昇華させることが可能です。今回はアイディアを実現させるために必要な思考方法であるロジックツリーを解説します。
ロジックツリーとは、論理をツリー上に構成することでアイディアを論理的に深ぼることのできるフレームワークです。ロジックツリーは、表層に見えている問題から、本質的な問題を発見することができるので、説得力のあるアイディアを生み出すことができます。また、プロセスを確認することができるので、途中でアイディアが脱線してしまった場合は元に戻ることが可能です。
ロジックツリーは、アイディアのプロセスを視覚化しやすく、ツリー作成のルールがある程度決まっているので、ロジカルシンキングを行う際に用いられやすいフレームワークです。視覚化することで問題の全体を把握でき、1つの問題に対して多くの視点から解決策を探ることができることが可能となります。また誰かと共同で作成することもできるので、プロジェクトの進捗管理にも使われることもあります。
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ロジックツリーを作成していくにはまず大枠でカテゴライズを行います。例えば「子供へとプログラミングを教える」というアイディアがあるとします。この場合は「動画で教える」「リアルな場で教える」といった大きなカテゴリで分けることができます。
そして次に、そのカテゴリを小さくして考えます。今回の場合「動画で教える」とした場合は、「プログラミングを一気に教える」「何回かに分けて教える」「数回までは無料で公開する」など細かく分けることが可能です。その後は更にカテゴリを小さくしていきます。およそ5階層まで作成することで、ロジックツリーが完成します。
ここでロジックツリーを作成時に「カテゴリを大枠で考えられているか」「ロジックの破綻がしていないか」を注意して確認することが大切です。もしも大枠で考えられていない場合は、根本的な論理のズレが発生しやすくなります。そしてカテゴリがスムーズに分けられていないと、分岐したツリーでロジックが破綻してしまいます。
さらにロジックツリーには使い方によって三つに分けることが可能です。まず一つ目は上記で記したようにHowを深ぼるためのロジックツリーです。これは問題解決に向いており、課題を最適な方法で解決するために用いります。
そして二つ目はWhyを深ぼるためのロジックツリーです。これは原因を追求するのに向いており、なぜその事象が発生したのかを突き詰めることが可能となります。
最後にWhatを深ぼるためのロジックツリーです。これは要素の分解をすることに向いています。例えば「ロジカルシンキングのフレームワークには、ロジックツリーやPREP法がある。」といったようなモノを指します。
これらのロジックツリーは併用することもできます。併用して使うことでより論理的なロジックツリーを作成することが可能となるので、使うことに慣れてきたらチャレンジしてみましょう。
いかがだったでしょうか。簡単な企画を通す時、大事な商談やアイディアに挑む時に必要な能力であるロジカルシンキング。苦手な方でも今回ご紹介したロジックツリーを用いれば、比較的簡単に組み立てることができると思います。
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