和歌山県でIUJターン・移住・起業する方必見!押さえておくべき基礎知識!
- 和歌山県の気候、観光・地域資源、交通情報
- 和歌山県の主要産業、有名企業
- 和歌山県で起業するために役立つ情報
和歌山県は関西地方に属し、紀伊半島に位置しています。総面積は4726k㎡で、そのうち山地が3832㎢と総面積の約81%を占めています。県全域で果樹栽培を中心とする農業が盛んで、特に県中部でのみかん栽培や花卉栽培、梅などの特産品があります。他にも小規模ではあるものの水産業、林業が盛んで、各地でのブランド育成が進んでいます。
県庁所在地である和歌山市には、和歌山城があります。現在の城は江戸時代の姿を復元した建造物で、丘の上の城跡は公園として整備され、城の上からは市内を一望することができます。熊野三山として知られる 3 つの神社は、参詣道で結ばれています。また、真言宗の総本山がある高野山の頂上付近には、100 を超える寺院があります。
和歌山県は南北の距離が長く、北部と南部では気候が異なります。和歌山市など県北部は1年を通じて晴天が多く、降水量が少ないといわれている瀬戸内海式気候に属しており、年間を通じて天気や湿度が安定しています。
南部は太平洋岸式気候に属し、黒潮の影響を受け温暖で台風の影響を受けやすく極めて降水量の多い地域もあります。また、日照時間が長く、夏は比較的涼しく冬は暖かい傾向がみられます。
世界遺産となっている「紀伊山地の霊場と参詣道」は、太古から自然を神格化して崇める信仰が盛んな地域で、古代の都がおかれた奈良盆地近辺の人々の信仰を集めて、現在も多くの観光客が訪れる名所となっています。
虎伏山(とらふすやま)に立つ和歌山市のシンボルである「和歌山城」は徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城でもありました。熊野三山の一つ。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神として祀っている「熊野本宮大社」や、和歌山県の無形民俗文化財に指定されている「那智の扇祭り」など、多くの観光客が訪れています。
東京から和歌山までは、新幹線と在来線の利用で3時間30分ほど、大阪までは1時間ほどで移動することが可能です。他にも和歌山県には「南紀白浜空港」があるため、飛行機での移動も可能です。また関西国際空港までもバスで40分ほどで移動できるため、国内外の移動に優れています。また、和歌山から大阪までは自動車で1時間10分ほどで移動が可能です。
和歌山県は本州最南端に位置し温暖な気候で果物の栽培が非常に盛んなため、果樹王国といわれています。中でも全国シェア約2割を誇る「みかん」や、約6割のシェアを誇る「梅」はブランド化され全国的にも高い人気を得ています。 他にも柿 や山椒の生産量で日本1位を誇っています。
農業の他にも鉄鋼業や石油産業なども盛んに行われています。鉄鋼業の出荷額は県内産業の3割強に相当し、石油産業と合わせれば県内産業の6割弱を占めています。大規模工場としては、和歌山市の新日鐵住金(和歌山製鐵所)、花王(和歌山工場)の主力工場、三菱電機(冷熱システム製作所)など、有田市のJXTGエネルギー(和歌山製油所)などがあります。
和歌山県では8300人の起業家が活躍しており、県では様々な支援を行なっています。
県内中小企業者等が行う「地域資源(農林水産物、産地の技術、観光資源)」を活用した新商品や新サービスの開発、販路開拓などの支援を行っています。
県内の創業者、中小企業者、NPO法人 助成対象事業
和歌山ブランドの創出を図るため、和歌山県の地域資源(「農林水産物」、「鉱工業品とその製造技術」、「文化財、自然の風景地、温泉その他の地域の観光資源」)を活用した、新商品や新サービスの研究・開発や試作、それに付随する展示会出展等の事業※地域資源一覧について
助成内容
(1)地域資源活用分野A
・助成率 2/3以内
・助成額 1事業につき50万円以上100万円以内
・助成期間 交付決定日から当該年度の2月末まで(2カ年度を要する事業については、承認を得た場合、翌年度の3月末まで)
(2)地域資源活用分野B
・助成率 2/3以内
・助成額 1事業につき100万円以上600万円以内
・助成期間 交付決定日から当該年度の2月末まで(2カ年度を要する事業については、承認を得た場合、翌年度の3月末まで)
※地域資源活用分野Bは、助成事業完了後3年後に新規事業従事者が3人以上又は新規事業売上額が1,200万円以上を見込める事業
※知事が指定した地域産業資源以外の地域産業資源を活用した事業の場合は2分の1以内
助成対象経費
外部専門家(委員、講師、調査研究員等)に対する謝金及び旅費、集計・分析費、調査・開発研究費、広告宣伝費等
(和歌山県のHPより引用)
和歌山県では移住を「くらし」「しごと」「住まい」の3にわけ、サポートを行なっています。
都会との時間の使い方や働き方の違い、移住後の生活に実感をもってもらうため、若年移住希望者に地域での「しごと」と「くらし」を一定期間体験できる機会を提供します。首都圏に居住し、移住推進市町村(地域)への移住を検討している方の居住地から訪問地までの往路交通費を支援します。
移住推進地域へ市町村の支援を受けて移住する 60歳未満の方で、 10年以上の定住する意思と「起業」もしくは「農林水産業に独立就業」する意思がある方を対象に審査を行っています。移住者起業補助金は最大100万円、移住者農林水産就業補助金は最大50万円の補助を受けることができます。
県外から移住推進市町村への移住の際に、空き家を改修しようとする方対し、1件あたり80万円を上限とした補助金の制度です。
詳しくは、和歌山移住定住サイトWAKAYAMA LIFEをご覧ください。
市内で工場や事業所、研究所を新増設される事業者に対して奨励金を交付するものです。なお、業種、投下固定資産総額、新規雇用者数等の要件があります。
(和歌山市HPより)
詳しくは和歌山市企業立地促進奨励金制度のページをご覧ください。
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