モチベーションはどうやったら上がる?部下から見る上司の対応方法!

ポイント
  1. モチベーションの基礎知識について
  2. 部下のモチベーションを下げる上司
  3. 部下のモチベーションを上げる上司

目次 [非表示]

こんな上司は部下のモチベーションを高めやすい!?

世の中には様々な上司が居て、その分様々な部下がいますから、上記でも申し上げたように、絶対にこうすれば万人受けするようなモチベーションを上げられる上司!というのは難しいのが現実だと思われます。

しかし、そんな中でも、部下のモチベーションを上げやすいと思われる上司も沢山いらっしゃいますので、こちらも見ておきましょう!

◆メリハリ上手な上司

上司と言えば、部下に色々と指示を出したり、教えたりする事も職務の1つとなります。

 

勿論、その上では、叱らなければならない場合もあるでしょうし、注意しなければならない事だって出てくるはずです。

しかし、ここにはメリハリをつけるということが大変重要となってきます。

これは子育てでも同じことが言えるかもしれませんが、叱るだけでは、出来ない自分に落ち込んだままとなってしまいます。

しかし、例え出来なかったとしても、しっかりと順序立てて内容を説明し、理解をさせた上で取り組ませた結果、しっかりと達成する事ができた場合には、褒めるべきであると考えられます。

そこのメリハリがしっかりと出来ていなければ、叱られっぱなし、怒られっぱなし、となってしまいますし、結果としても「これで良かったのかな・・?」と不安を抱いてしまう原因の1つともなりかねません。

つまり、教えるべき事はしっかりと教え、それが出来るようになれば「それで大丈夫」と言う承認をしてあげる必要が出てくるということなのです。

人は、怒られた、または教えられた内容に、理由を付けると理解しやすいですし、その結果努力をし、出来るようになって褒められれば、認められたと言う承認を受けた気持ちで、頑張って良かったと思えるものです。

このように、何をするにしても、メリハリを付けて行う事が大切だということになるのです。

◆部下の状況を確認できる上司

自分だったら、こう考えているのだから、きっと部下だってこう考えているはずだろう・・・なんていう上司が居たら、今すぐ改めなければなりません。

 

上司であるあなたと、部下である相手の状況は、常に同じではないからです。

何かしらの問題を抱えている可能性もありますし、それを隠しながら仕事に取り組もうとしている部下もいます。

こればっかりは、いきなり「どうしたの!?何があったの!?」と、聞いてほしい人もいるかもしれませんが、言いたくない事だって人には沢山あります。

つまり、人の心の中に土足で入るような事はしない方が良いということになります。

ですから、どのようなタイプなのかをまずは判断しなければなりません。

そう言った上では、上手なコミュニケーションが取れるということが非常に重要になってくるのではないかと考えられます。

何も語らずとも、気にかけてくれているんだなと思うだけで、安心感を得る事ができますし、つらい事があっても、「よし!頑張ろう!」と思わせる事が出来るのも、しっかりと部下の状況確認が取れている証となりますから、そのような上司は部下に慕われやすい傾向にあるでしょう。

勿論、宗教的な意味合いでもなく、ただ人として、普通に対応をすれば良いというだけの話なのです。

ここでも、相手に対する想像力が求められるのです。

「最近疲れているみたいだけ、あまり無理するなよ」と言われるだけでも、直接的に何があったか聞いてはいないものの、「ちゃんと自分のことを気にかけてくれているのだな」ということは十分に伝わります

そのように、心の距離に余白を設けさせれば、もしかすると正直に打ち明けてくる可能性だってあるものです。

このような上司は信頼されやすいと思いますし、モチベーションとしても上がることの方が多くなるのではないでしょうか。

モチベーションのまとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、上司と部下を目線にして「モチベーション」のお話をさせて頂きました。

世の中には様々な人がいますし、考え方や価値観も違うわけですから、絶対的にこれが正しいということは難しいのですが、平均的な考えとしては、今回お話させて頂いたような上司や部下との関係性は、有効に活用できるのではないかと思われます。

是非、皆さんも今一度自分も行動や言動を振り返ってみて、ご自身はどうしているのか?を再確認してみてはいかがでしょうか?

反省すべきこともあるかもしれませんが、新たな発見があるかもしれませんよ!!

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