小さな会社や個人事業主が売上を爆上げするための行動の習慣化3つのポイント

ポイント
  1. 売上が上がらないのは「大量行動」できていないから
  2. 「大量行動」できないのは行動の習慣化ができていないから
  3. 3つのポイントで行動を簡単に習慣化できます

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売上が上がらないのは「大量行動」できていないから

これを読んでいるあなたは、以下のことに悩まれた経験はないでしょうか?

「ひとりで事業を行っているので、自己管理ができずついつい重要な行動を先延ばししてしまう、、、」
「新しいことを始めたいのだが、行動を習慣化することが苦手で三日坊主になる自分が嫌だ、、、」
「スタッフの自己管理、行動管理がもっと上手にできる方法はないだろうか、、、」

多くの小さな会社や個人事業主はおひとり〜少数精鋭で忙しく仕事をしていますので、一人ひとりの生産性が売上に直結します。
ですので、自分自身、一人ひとりが適切に自己管理、行動管理をして「大量行動」していかなければいけません。
ただ、闇雲に「大量行動」していけば良いのかというともちろんそんなはずがありません。
「行動の品質」も併せて上げていかなければなりません。
「行動の品質」をどのように上げていくのか?については、こちらの書籍をぜひお読みください。

あなたはちゃんと目標を立てて「大量行動」できているでしょうか?

「大量行動」をするためには、「行動を習慣化する力」が必須です。
なぜなら、「大量行動」するためにいちいちモチベーションに頼っていてはいつまで経ってもそれはできないからです。
モチベーションはその時の体調やマインドの状態で大きく左右されてしまう儚く不確実性の高いものです。
モチベーションに頼ることなく「大量行動」するために、意図的に行動を習慣化していきましょう。

今回は「小さな会社や個人事業主が売上を爆上げするための行動を習慣化3つのポイント」についてお伝えします。

大量行動をするために必要な「行動の習慣化」3つのポイントとは

小さな会社や個人事業主が、自己管理をして大量行動をするために必要な「行動の習慣化」には以下の3つのポイントがあります。

  1. 目的を明確化すること
  2. 環境を整備すること
  3. スモールステップを意図的に設計すること

以下に、一つずつ解説していきます。

1、行動を習慣化するためには「目的を明確化する」

1つ目のポイントは、そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、ほとんどの方は適当に考えてしまっていることです。または、考えてさえいない場合もあります。

それは何かと言うと、「目的を明確化すること」です。

「なぜその行動を習慣化したいのか?」の目的が明確化できていないと、なぜやるのかが分かっていない行動を無理矢理お尻をたたいてやることになってしまいます。これでは単純に非効率だし得られるものを圧倒的に少ないです。

例えば、「最近運動不足だからランニングをしよう」と思い立ち、ランニングシューズを買ってウェアも揃えたのに3日経ったらもう続かなくなっている、、、

こんな経験はないでしょうか?私ももちろんあります。

この場合は、
「なぜランニングをするのか?」
「運動不足の解消にランニングが効果的なのか?」
「そもそもなぜ運動不足が問題なのか?」
というように「ランニング(運動)する理由」を深掘りして自分自身に向き合う必要があります。

またビジネスにおいては、「集客が課題だから、とりあえずブログを始めよう」という浅い理由でブログを始めようとした場合も十中八九うまくいきません。

なぜうまくいかないかはもうお分かりですね。「目的を明確化していないから」です。

この場合は、本当に集客が課題なのか?
集客チャネルとして、なぜブログが最適なのか?
ブログはどんなコンセプトで、どのキーワードで、どのターゲットに向けた記事をどの頻度で作成更新していくのが良いのか?
など深掘りしていないので、うまくいったとしても何が成功要因かわからないし、うまくいかなくても何を改善したら良いのかわからない。
要はPDCAが回らないんですね。

目的を明確化できていないと行動習慣化はできません。
逆に目的が、習慣化しようとしている行動と合致すると、人は歯磨きのように当たり前に自己管理や行動を習慣化できるようになります。

なので、まず最初に「目的を明確化すること」に着手しましょう。

2、行動を習慣化するためには「環境を整備すること」

2つ目のポイントは「環境を整備すること」です。
人は環境に左右される生き物です。
例えば住む環境で収入が変わる言われていますし、ビジネスは市場の大きさやトレンドなどの外部要因=環境で大きく売上が変わってきます。
行動の習慣化においても同じです。習慣化しにくい環境では人は「大量行動」できません。つまり売上は上がりません。
なので2つ目のポイントは「環境を整備すること」だと言えます。

運動のための環境を整備する

例えば私は、自己管理のためにも運動を習慣化したいので自室の中にヨガマットを敷きっぱなしにしています。
そして毎朝起床後やその他思い立った瞬間に「バーピー」という運動をするようにしています。
ここで言う「ヨガマットを敷きっぱなしにする」ことが、「環境を整備すること」です。
ヨガマットを敷きっぱなしにした=環境を整備したことで、何をしてても敷きっぱなしのヨガマットが目に入るし、その上を通ることになります。
なので良い意味で「運動しなきゃな」という思考が常によぎることになるし、実際に「バーピー」をするまでの準備がほぼ不要なので、機動力が段違いに早くなります。

集中できる仕事環境を整備する

他の事例としては、私はリモートワークで自己管理をしながら集中して仕事をするため(習慣化するため)に、環境を整備する工夫をしています。
それは、机の上に仕事関係のもの以外置かないということです。

例えばスマホでさえ目に見えないように机には置かずに避けて置くなど工夫しています。なので、仕事机の上には大抵はPCとペットボトルの炭酸水のみです。

机の高さも試行錯誤の末、70cmくらいの高さが一番集中できることが分かったので、そうしています。
一時期は、メジャーを持ち歩いて、カフェや外出先で集中できる環境があれば机や椅子の高さを測って集中できるポイントを探っていました。笑

なので今はほぼリモートワークですが、結局は自室が一番集中できる場所となっています。

朝型にするための環境を整備する

もう一つ事例をご紹介します。 私は朝5時起きを習慣化していたことがあります。

私は普段夜型でたまに深夜3時まで起きてしまうなど不規則な生活となってしまうことに問題を感じていました。
そんなこともあって、朝型に切り替えようと、毎朝5時起きを半年くらいサボることなく続けたことがあります(今は必要性を感じなくなりやめましたが)。

どうやったかというと、メンバーを募って朝活を主催するようにしました。
しかも、仕事としてコーチングやコンサルティングを提供するという代わりに数千円を対価としていただくようにしました。

こうすることで、半年ほど1日も寝坊することなく毎朝5時起きを習慣化することができました。

ここで重要なのは、人を巻き込んだことと、お金という対価をいただくようにしたことです。
こうすることで、「何としてでも朝5時に起きなければならない」という強い責任感が生まれます。
その結果、習慣化できるようになるのです。

これも、習慣化のための環境整備の一種だと言えます。

3、行動を習慣化するためには「スモールステップを意図的に設計する」

行動を習慣化するための3つ目のポイントは、「スモールステップを意図的に設計すること」です。
いきなり完璧を目指そうとするとこれもまたとっかかりに高いハードルができてしまいます。
このハードルを低くしてあげることがポイントです。

例えば、先ほどのランニングの例で言えば「30分ランニングしよう」とか「10km走ろう」といった目標を立ててしまうと一気に腰が重くなって三日坊主で終わります。
習慣化することが難しくなります。

ではどうしたらいいかと言うと「スモールステップを意図的に設定する」ことです。

この場合のスモールステップとは例えば、
「新しく買ったランニングシューズを履いてとりあえず外に出てみよう」
「5分だけ形だけランニングしてみよう」
「室内で『腿上げ』してみよう」
など、かなりハードルを下げて目標値として設定するだけでOKです。

そうするとどうなるかと言うと、
「5分だけ走ろうかと思ったけど案外気持ち良くて、気付いたら30分経ってしまった!」
というように勢いがついて結局は当初の目標値以上を達成してしまうといったことも起こり得ます。

中学校の理科で習った「慣性の法則」は覚えていますか?
人が電車に乗っている時に、この電車が急ブレーキをかけたとすると、体は電車の前の方に傾きますよね。
これを「慣性の法則」と言いますが、「5分だけ走ろう」と思って走り始めたら心理的な勢い(慣性)がついて気付いたら30分以上走っていた、
つまり「慣性の法則」が心の世界でも働くのです。

なので、行動を習慣化したい時は腰が重いと思われるようなレベル感で設定せず、
心の慣性の法則を利用して「スモールステップを意図的に設定」しましょう。

まとめ

以上が、小さな会社や個人事業主の方が自己管理をして行動を習慣化するための3つのポイントです。

まとめると、

  1. 目的を明確化すること
  2. 環境を整備すること
  3. スモールステップを意図的に設計すること

でした。

小さな起業家や個人事業主ほど、正しい戦略のもと「大量行動」していくことが必要です。 「大量行動」していくためには、行動の習慣化することが必要になります。

そのために、今回お伝えした行動の習慣化のための3つのポイントをぜひご参考くださいね。

01クラウドをお使いいただけますと、小さな会社や個人事業主の方が正しい戦略のもと「大量行動」を習慣化でき最速最短で売上アップ、マーケティング強化を実現できます。

どのように「大量行動」をして成果を上げたのか?以下のユーザーインタビューが参考になりますのでぜひ併せてお読みください。

【ゼロイチで日経掲載!】マスターマーケティングプログラムユーザーインタビュー 田中一永様

日々の行動量に劇的な変化が!「マスターマーケティングプログラム」申し込み前とは別人のように

また、売上を上げるためにどのように考えて行動をしていったら良いのかこちらの無料動画にまとめていますので、まずは是非ご覧ください。

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著者プロフィール

石川直樹

石川直樹

株式会社ウェイビー「01クラウド」責任者
フローコーチング代表

1987年生まれ、愛知県出身、愛知教育大学卒業。
教員免許を取得するも、学校ではなくビジネスの場で起業家をサポートしたいという思いが強くなり、2013年にコーチとして起業。
これまでコーチとして7年間、年間のべ500人以上の起業家のサポートを日々泥臭く行い、 圧倒的な売上アップに貢献。
小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド」の開発に関わる。

趣味は、ジャズギター、源泉かけ流し温泉、読書。