PDCAのチェックとアクションを仕組み化するコツ

ポイント
  1. PDCAサイクルのCHECK(評価)とACTION(改善)を正しく理解しよう
  2. 定期的に振り返る仕組みを作らないと失敗します
  3. 起業家こそ、自らを内省的に振り返ることが必要です

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CHECK(評価)とACTION(改善)できていますか?

あなたは、PDCAサイクルのCHECK(評価)とACTION(改善)をしっかり行えていますか?忙しい経営者ほど、振り返りの時間をなかなか持てないものです。
振り返りの時間が持てないとはつまり、PDCAサイクルのCHECK(評価)とACTION(改善)ができていないということですので、PDCAサイクルがうまく回りません。

ですので今回は、PDCAサイクルのCHECK(評価)とACTION(改善)を極める3つのコツについてお伝えいたします。

CHECK(評価)とは何か?

そもそもCHECK(評価)とは何でしょうか?
CHECK(評価)とは 、PDCAサイクルにおける「C」のことで、CHECK=評価のことを言います。
CHECK(評価)で何をするかというと、前段階のPLAN(計画)→DO(実行)において行動をした結果を評価する段階のことです。
PLANで立てた計画に対して、DOつまり実行した結果が良かったのか?悪かったのか?課題や問題点は何なのか?といった評価を行います。

CHECK(評価)の観点

  • 立てた計画(PLAN)通りに実行(DO)できたのか?

  • 立てた計画(PLAN)通りに進められたor進められなかったのはなぜか?

  • 実行(DO)した結果、目標地点にどれくらい近づいたのか?

CHECK(評価)の質問リスト

  • 結果目標とその進捗はどうか?

  • 行動目標とその進捗はどうか?

  • 行動目標は結果目標にちゃんと貢献しているのか?

  • (貢献していない場合)それはなぜか?

ACTION(改善)とは何か?

では、ACTION(改善)とは何でしょうか? ACTION(改善)とは、CHECK(評価)に基づいてどのように改善すればいいかを検討する段階です。AJUST(調整)と言われることもあります。
CHECK(評価)を通して、反省点は修正改善し、成功点はその要素を次回以降に生かせるようにタスク化することが重要になります。
なぜなら、せっかく振り返りをしてもタスク化せず実行につながらなかったら無意味だからです。

ACTION(改善)の観点

  • 次回も同様な施策を行うべきか?別の施策に切り替えるべきか?
  • もっと強化(量を増やす)するべきか?逆に削減すべきか?
  • どのように改善していくべきか?

定期的に振り返る仕組みを作ることが重要

PDCAサイクルのCHECK(評価)とACTION(改善)は、定期的にそれができる仕組みを作ることが重要です。なぜなら、この仕組みがないと大抵の人は日々の業務に追われて振り返りを後回しにしてしまいやすいからです。
おすすめは、週1回の定例MTGを組むことです。なぜ週1回かというと、そのスパンがちょうど良いからです。
毎日のPDCAについては日報を活用して細かいことを振り返れますし、1ヶ月だと時間が飽きすぎてPDCAサイクルが遅くなってしまうからです。

個人事業主などお一人で活動されている場合は、「自分とのアポ」として、誰にも邪魔されないように先に予定を入れてしまいましょう。
毎週その時間になったら他の一切のことは中断して、必ず上記のように振り返りを行うことが重要です。

 

自らを内省的に振り返ることも必要

以上がビジネスにおける振り返りのポイントですが、もう少し抽象度上げて、自らを人生レベルで内省的に振り返るということも忘れないでいただきたいです。
例えば、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での有名なスピーチでこんなことが語られています。

「今日が人生最後の日だったら僕は今からすることをしたいと思うだろうか?その質問に対してあまりにもNOが毎日続くようなら、それは何かを変えないといけない証拠だろう」

ジョブスはこんなことを語っています。
この記事を読んでいる読者の方は、事業を行っている経営者や個人事業主の方、もしくは起業志望者がほとんどかと思いますが、起業家は売上を上げるためにすべてのことをやらなければいけません。
もし、やりたくないことばかりでストレスフルな状態が続いてしまうとメンタルがやられてしまう可能性があります。
その証拠に、起業家のメンタルヘルスはよくメディアで取り上げられています。 ですので、ジョブスのスピーチで語っているように、そもそも今の仕事はやりたいことなのか?起業当初思い描いていた在り方とズレてきていないか?
初心を忘れてフレッシュな気持ちを忘れていないか?
振り返るということも時には重要です。 今日が人生最後の日だったら、あなたは今からすることをしたいと思うでしょうか?
たまにはこのことについて考えてみてくださいね。

まとめ

今回は、PDCAのチェックとアクションを仕組み化するコツについてお伝えしました。
PDCAサイクルは実践してみると分かりますが、とても奥が深いものです。
中でも、CHECK(評価)とACTION(改善)を正しく理解し実践できている方はほとんどいません。逆に考えれば、これができればビジネスマンとして突出した存在になることができます。

01クラウドをお使いいただけますと、小さな会社や個人事業主の方が正しい目標設定、タスク設定をして、日々日報を作成してPDCAサイクルを最速で回していくことで最速最短で売上アップ、マーケティング強化を実現できます。

どのようにPDCAサイクルを回して成果を上げたのか?以下のユーザーインタビューが参考になりますのでぜひ併せてお読みください。
【ゼロイチで日経掲載!】01クラウドユーザーインタビュー 田中一永様
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また、売上を上げるためにどのように考えて行動をしていったら良いのかを無料動画にまとめていますので、まずは是非ご覧ください。

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著者プロフィール

石川直樹

石川直樹

株式会社ウェイビー「01クラウド」責任者
フローコーチング代表

1987年生まれ、愛知県出身、愛知教育大学卒業。
教員免許を取得するも、学校ではなくビジネスの場で起業家をサポートしたいという思いが強くなり、2013年にコーチとして起業。
これまでコーチとして7年間、年間のべ500人以上の起業家のサポートを日々泥臭く行い、 圧倒的な売上アップに貢献。
小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド」の開発に関わる。

趣味は、ジャズギター、源泉かけ流し温泉、読書。