会社の潰れる原因などをまとめてみた

ポイント
  1. 倒産しないために考えてほしい8つのこと

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とある回転寿司屋の倒産原因として3つほどあがっていました。

もともとの低い利益率
円安による仕入れ価格の高騰
設備投資がかさむようになってきたこと

原因は消費者がどんどん新しいものを求めることによって、常に変化を提供しないといけなくなってきました。また、他の回転寿司の競争激化によって、ただの回転寿司ではダメになってきたこともあります。オリジナルレーンなどで高速で寿司が届くとか、寿司が近づくと音声でアナウンスしてくれる、タッチパッドでの注文などによって設備投資などがかさむように。このことによって中堅の回転寿司会社は、なかなか投資ができなくなり、強みや他社との違いを打ち出せないところが倒産をする結果に。

活路を見出そうとした新規事業で失敗する

もともとの主業の調子がいまいち調子が悪くなったことによって、新しい事業を画策することはよくある話です。しかし、新しい事業というのは、往々にして当たり前ですが、オペレーションなど不完全であったり、開始当初の想定やリスクヘッジが甘いことが多々。その結果として、新規事業で大きなトラブルを抱えてしまって、一気に主業とともにダメになってしまいます。

急激な人員増などは、マネジメント上の混乱を招く

急拡大によって、マネジメントが混乱します。企業の成長のスピードをどのように考えるか?はとても大切なテーマになります。

この山場をしのぐことができれば何とかなる

この急場や難所を乗り越えることができれば、回復できるというような腹積もりはよくある話。乗り越えるために、一時期的にと思って消費者金融などから借り入れをしてしまうことによって、悪条件での返済スケジュールや条件によって返済ができなくなります。

100年経営起業に共通する3つのポイント

1、事業承継が円滑にできるかどうか

2、取引先との友好な関係があるかどうか

3、番頭の存在(同族経営になっていく傾向があるので、社長などに厳しいこと、耳の痛いことを言える存在がいるかがとても大切になります。)

本業以外の取引やアクションによる失敗

例えば、金融取引などの財テクに走ってしまうケースです。(会社に限らず個人でもありますよね。)このような企業に共通するのは、ガバナンスの欠落です。監査役はじめ、プロセスについての決定などがありません。会社が社長の私物化となってしまっています。これはほとんどの中小企業はこの構図といっても過言でありません。圧倒的なリーダーシップを発揮できる一方で、暴走、独断となってしまうこともあります。とても難しい問題ですが、会社の目的をしっかりと理解することや、会社経営者として、過去の先人の失敗からしっかりと学ぶことが極めて大切なんだと思います。企業の大小問わず、多くの倒産、廃業の要因はやはり経営者の未熟さが原因なんだと思います。僕もしっかりと学び続け、改善し続けなければです。

メインバンクとの関係は極めて重要

取引金融機関数と破たんに関しては、因果関係があると言われています。(取引金融機関が多いと破たんしやすい)銀行マネジメントはとても大切で、メインバンクとの関係構築は決定的に重要となります。会社は間違いなく良い時だけでなく、悪い時もあります。そのようなときに、銀行、特にメインバンクとの関係はとても重要になります。しっかりとした信頼関係を築いておかなければいけません。1つの信頼をつくるだけでもとても大変なわけで、多数の取引があるとなると、信頼をつくることが本当できるのか?ということですね。(別の側面で銀行マネジメントとして、複数行と付き合ったほうが良いというのはあると思います。特に融資条件はじめ、銀行リソースを良い条件で借りるためにも大切だと思います。)

内部の情報に敏感になるべし

特に会社内部の良くない情報、悪い情報、クレームなどに経営者が敏感になる必要があります。会社が良くなくなる予兆は必ず足もとにあるはずです。楽観的な気持ちも大切ですが、実際の業務における足もとや、お客さんの満足度、納品の質については徹底的にこだわって、経営者自らが常に先頭に立ってチェックすべきだと思います。全てはお客様がどのように思っているか?が大切です。自分がどう思っているかではありません。主観がとても強い経営者にならないことと、圧倒的に大きな志を持ちつつも、圧倒的に足元のきめ細やかさも同時に有するべきだと思います。

事業モデル上の不具合

老人ホームなどは一般的に土地などを自ら取得をして建てる場合と、賃貸で建てる場合があります。取得の場合は銀行融資を受けるケースがほとんどなわけですが、通常の不動産融資などと銀行的には判断が異なるようです。それは老人ホームなどの報酬制度が国によって決まり、変わる部分があるため、銀行的にはその不確実性のため、通常よりも融資がしにくかったりするわけです。結果として金融面での手堅いサポートが受けにくくなりがちということは他のビジネスモデルと比較してあるのだと思います。

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